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シールドケーブルの自作について
これからシールドケーブルを自作したいと考えておりまして、経験者の方々にご教授いただきたく書き込みしております。 こちらのページの http://www.scn-net.ne.jp/~yone/etc/rca.html 考察(2)によれば、シールド線はプラグに接しない方が、ノイズ対策には良い、という風に解説されてあります。 この方法だと、はんだ付けする箇所も少なくてラクですし、デメリットが無ければこの方法を採り入れたいと考えております。 一般的には(3)で解説されているところが多いですが、それぞれの方法にメリットデメリットなどがあるのでしょうか。 当方はかなり配線の多い環境のため、ノイズは極力抑えたいと考えております。
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再々の iBook-2001 です♪ ご利用目的等 理解いたしました。 通常の環境では アンバランス接続で問題有りませんね。 結線方法は#4にも書きましたとおり 芯線2本をチップへ シールド線をスレーブで良いでしょう。 あとは プラグの取り付け(半田付け や カシメ)を確実に行ってください。 手を抜くと 後々接触不良等になったりします。(すると プラグの問題なのか、機器の問題なのか あれこれ悩みますものね) がんばってください♪
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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再び iBook-2001 です♪ 「標準フォン」との事ですので、楽器関係やPA関係でしょうか? さらの 取り回しが数メートルでは無く、数十メートルの予定はあるのでしょうか? EギターやEベース等で10m以上のケーブル想定でしたら、伝送効率も重要ですが まずはシールドが機能している事が前提となります。 また ミキサーとエフェクター間などでしたら 場合により伝送効率とシールド効果の優先度が変わったり、どっちでも良い場合もありますね。 本来であれば 「当方はかなり配線の多い環境のため、ノイズは極力抑えたい」と言う時には アンバランス伝送では無く、バランス伝送が出来る様に機器を入れ替えるのがベストではあるのですけれどね。 さて シールドケーブル(2芯を選択する意味がまだわかりませんが)のシールド効果も活かしながら、用途的に柔軟なのは 2本の芯線をチップへ接続、シールドをスレーブへ (参考URLの表現ですと (1) に相当しますね) が 無難だと思います。 このタイプですと PA、オーディオ、楽器系も含めて 最高の音質とか理論上のウンヌン以前に ノイズの混入は無さそうですし、機器間の相性にも左右され辛いと思います。 どこを優先にして どこを妥協するか、、、、 利用目的によっては変わってきますので、RCAピンプラグじゃ無いって事ですので、よろしければ そのへんもお教えいただけたら助かります。 (^o^) P
お礼
ありがとうございます。利用目的は、DAW中心の小規模な宅録システムです。 ケーブル長は最長で5mです。長さとしてはアンバランスでも問題ない程度と考えてよろしいでしょうか。(でも、PCやらなんやらでケーブルまみれなので、少し心配なのですが…) 一応、生音を録音するマイクケーブルは最優先なので、現在、マイクプリにバランス接続しています。その後のオーディオインターフェイスに至る部分もバランスです。 その他のモニタースピーカーやミキサーの配線など、モニタリング関係は全てアンバランスになっています。そのアンバランス接続している部分に、安物のケーブルを使用しているため、せめてカナレクラスにしようと思い立ち、ついでに勉強もしたいので、今回ケーブル自作を考えた次第です。その他にもいくつかケーブルが必要になったので… 一応オーディオインターフェイスにはTRS端子がありますが、モニタースピーカーの手前にあるミキサーがTSなので、バランス接続はできないようです。 高音質と耐ノイズなら、大まかに述べますと、耐ノイズを優先したいという気持ちがあります。
opjaofiさんの追加の質問に回答します。 その前に ”考察(2)によれば、シールド線はプラグに接しない方が、ノイズ対策には良い、という風に解説されてあります。” について”プラグに接続しない方が、ノイズ対策には良い”は必ずしも正しくありません。RCAコネクタが付けられたアナログオーディオケーブルで、この市場で販売されている製品の中にはシールドが施されてないものがあります。LAN用の例えばCat.5等のUTPケーブルと同様に対撚をすることで磁界に対するノイズには強くなります。上記考察(2)の接続で実際AV機器に配線をして音楽を聞いたとき、ノイズの問題がなければ、伝送路としてはこれが最も音質的には良くなる可能性を持っています。まず(2)を行うことです。シールド特性ではなく、伝送路をシールドから開放することで、伝送特性が良くなり音質改善が図れる理屈です。 「ハイパーバランス」ではケーブルのシールド線にリード線を半田付けして伝送路となる2心と分離します。(端末加工の手間はかかりますが)このリード線をどこにも繋がなければ(2)と同じになります。 一般に電子機器ではフレームグランド(FG)とシグナルグランド(SG)の2種類のグランドが区別されます。フレームグランドは機器のケースの電位、セットによってはケースの外にアース端子が付いている物がありますが、これです。アース端子が接地されていればノイズはそちらに逃げていきます。「ハイパーバランス」もリード線はアース端子に接続するのが正しい使い方です。 シグナルグランドはプリント回路のアースパターンの電位です。シグナルグランドにノイズが入るとアースパターンの電位が変動しますので、好ましくありません。因って(3)(4)はあまり好ましくない。 ところが家庭用のAV機器はほとんど接地されてずに使用されていますが、接地したことでアース線からノイズを呼び込むことがあるので、これも接地をした場合としない場合の比較をした方が良いでしょう。 ここまで書きますと何をしたら良いか分からなく成ったでしょう・・ まず伝送線路として好ましいのは(2)又は「ハイパーバランス」リード線をオープンにした使い方です。究極はシールドを無くす。この使い方でノイズが入って困る場合には「ハイパーバランス」でリード線をフレームグランド(グランド端子;出来ればパワーアンプ等の電力量の多い機器)へ接続する等のシールド効果を期待した接続方法を採用するのが良いでしょう。ノイズに関して劣悪な環境では、シールド特性の良好な同軸ケーブルの採用も視野に入れたほうが良いでしょう。特にデジタル伝送では。
お礼
>RCAコネクタが付けられたアナログオーディオケーブルで、この市場で販売されている製品の中にはシールドが施されてないものがあります 手元の、不要になったあるケーブルの断面を見てみましたが、確かにシールドがありませんでした。こういうものもあるのですね。 早速ですがカナレの同軸ケーブルを購入してみました。いろいろ勉強してみたいと思います。ありがとうございます。
2心シールド線をRCAコネクタに結線する方法ですが、質問者の引用URLに4種類の結線の仕方が書いてありますが、結線の仕方はここに掲載してある以外にもあります。「ハイパーバランス」と称する方法で、2心シールド線の特長を発揮させるものです。 シールド効果、今回の様な接続方法に関しては「AVケーブルの教科書」と称するURLを検索し、この中の”技術各論”にある「シールドの功罪」「ハイパーバランス」「シールド効果」をお読みになることをお薦めします。質問者が疑問に思っいらっしゃる事の技術解説がされています。 少なくとも引用URLの(3)の結線は最悪で、バランスケーブルをアンバランスに使用しており、同軸ケーブルで、中心導体が中心に位置していないケーブルとなります。即ちノイズを受けやすい。これなら素直に同軸ケーブルを使用した方が良いと思います。
お礼
書き込みの前にあれこれ検索したのですが、「AVケーブルの教科書」はご回答いただくまで見つけられませんでした。貴重な情報ありがとうございます。 「ハイパーバランス」における接地の方法ですが、これは具体的にどうやるのでしょう。ケーブルの中からシールド線だけひっぱりだして、水道管などにつけておくのでしょうか?
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ ピンプラグのケーブル自作と限定でよろしいでしょうか? 先に 中2芯と外網線のケーブルは本来はバランス伝送用に使う物です。(中の2芯で ホット/コールド 網線がグランド) 紹介URLを拝見しました。 私でしたら (1) (4)の手法を使うと思います。 一般的な家庭内で利用する場合でしたら、どれでも問題が発生する可能性は少ないと思います。 逆に 変なトラブルが少なそうなのは (2) でしょうか? (プラス/マイナス の往復に同等の線材を使っていますから) (1)では 芯線が1本のケーブルと基本的に同じ構造ですね。 (3)では 芯線の1本と網線で アースが二重になり、さらに構造上違う場所で違う線材でループを形成しており、通常は問題は無いでしょうけれど、電気理論的には良い手法とは思えません。 (4)では ケーブルに方向性が有りますので、趣味のオーディオとしては方向を変えて音質変化が有ったりする場合もあるので、楽しみが増えますね♪ たくさんのケーブルを造って、頻繁に抜き差し、使い回しをする用途でしたら、(2) が 最有力候補となるのでしょうかね♪
お礼
書き忘れました。標準フォンでの自作を考えております。(でも、おおむね同様と考えてよろしいですよね?) なるほど、線材をなるべく統一するように注意を払うべきなんですね。 作り方で音質変化もあるとは、おもしろいですね。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 パーツ類が届きましたので、早速、アンバランスのケーブルを作っていこうと思います。