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FM音源方式での合成

FM音源方式での合成方法をおしえてください。

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noname#130062
noname#130062
回答No.1

こんばんは。 FM音源方式での合成方法は2つのオペレーターをキャリアとモジュレーターとして使うのが基本です。 キャリアは単純なノコギリ波が入力されると同じ周波数の正弦波を出力するデジタルオシレーターです。モジュレーターの出力レベルがキャリアの正弦波をサンプリングした番地に相当するようになっていると考えれば分かりやすいと思います。 正弦波は一番単純な音ですがモジュレーターの波形を様々に変化させることで色々な倍音(音色を決めるもの)を付加することができます。 実際の動作の詳細については過去にかなりの量の書籍が出版されているのでそれらを読むことをおすすめします。 FM音源の開発者はチョウニング博士ですがパテントをヤマハが買い取っていたはずです。チョウニング博士の理論では2つのオペレーターであらゆる音を合成できることになっていますが楽器のFMシンセサイザーでは音作りのしやすさなどの点から上位機種は6つのオペレーターを組み合わせて使えるようになっていました。個人的には2つのオペレーターだけで鍵盤楽器としてのシンセサイザーに求められる色々な音を作るような仕様にしたらモジュレーターのプログラミングがモノスゴイことになりそうだと思っています。 FM音源のキャリアにサンプリングした音声データを出力させるようにしてモジュレーターで同様なことが出来るようにしたのがヤマハのAWM音源です。