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グレースケール画像のカラー印刷
- グレースケール画像をカラーから変更した際に白黒にならず緑色がかった色になる問題が発生しています。
- モニター上では画像は白黒に見えますが、実際の印刷では色がついてしまいます。
- 彩度の下げ方によっては赤っぽく見えることもあります。
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質問者が選んだベストアンサー
プリンターには固有の色調があり、また同機種間においても個体差としての色の「転び」があります。 特にカラーで白黒印刷する場合、データをグレースケールにすると、搭載されている黒インク特有のグレーバランスがあるので、必ずしも真っ黒にはならないことがあります。 フォトショップのデータをグレースケールにする場合、単一のグレーチャンネル1色にしないで、RGBデータのまま彩度を0にしてややコントラストを上げて、調子を上げておきます。CMYKに変換するのはそれからにして下さい。CMYKに変換した後で、彩度を0にしてもニュートラルなグレーにはなりません。色相彩度のパラメータは基本的にRGB用のものと考えてください。 画面上では普通にグレーに見えるのに、印刷すると色が転ぶのはモニターからプリンターに至るまでのカラーマネジメントの問題が考えられますが、ここではとりあえず、応急処置を考えて見ます。 まず、フォトショップから直接、グレー(RGBのまま)にした画像をプリントしてみて、画面の色とどの程度離れているかを確認します。 例えば、緑色がかっているのなら、トーンカーブでグリーンのチャンネルをやや下に下げて少しマゼンタ色を加えます。つまり緑色の補色の色を加えて、グレーのバランスに持っていくのです。そののちプリントして画面の色に近付いたら、InDesignがCMYKならフォトショップのデータもCMYKに同じプロファイルに変換して、InDesignから印刷してみてはどうでしょう。
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- pss555
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フォトショップから直接プリントアウトする場合は、RGBのままが良いです。(adobe RGBが理想) RGBからCMYK、そして再びCMYKからRGBへ変換を繰り返していくと、カラー画像は次第に劣化していきます。 RGBよりもCMYKの方が表現できる色域が狭いため、(特にブルー系)ピクセルの置き換えが崩れていくためです。ただ、CMYKに変換した後でも色調の補整は可能ですが、微調整にとどめるのが無難ではないかと思います。 大きな調整が必要な場合はRGBデータをバックアップしておいて、そこから調整するほうが結果的には良いと思います。
お礼
なるほど、よくわかりました。 どうもありがとうございました。 今日は出力できなかったので、次回、photoshopからとIndesignから、まとめて試してみたいと思います。 お世話になりました。
お礼
どうもありがとうございます。 早速教えて頂いた通りの操作をしてみました。明日にでもまた出力屋さんに持って行ってみます。 日頃からいまひとつ色の扱いについてわかっていなかったので、大変勉強になりました。 ところでフォトショップから直接試しにプリントする場合は、CMYKに変換する必要はないのでしょうか。 また、一度CMYKに変換したデータは、もう以前のように色調整できないのでしょうか。例えば、今回やった作業でInDesignから印刷してみて、もうちょっと色味を調整したい場合、CMYKに変換してしまったデータをもう一度RGBに戻して色調整するのではなく、CMYKに変換する前にバックアップを取っておいて、それを調整した方がいいのでしょうか。