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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:バレンボイムの印象)
バレンボイム氏の印象は?
このQ&Aのポイント
- バレンボイム氏は経歴や活動の割にはあまり話題にならない人のように思われる。
- 最近の活動としては、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートやスーパー・ピアノレッスン(ラン・ラン Lang Lang も生徒)、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲のライブ録画、バイロイトへの出演などがある。
- バレンボイム氏は指揮者として、またピアニストとして精力的に活動しているが、話題性はショルティやカラヤンに比べて低いように思われる。
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バレンボイム、才能に溢れた素晴らしい音楽家だと思いますよ。 彼はもともと優れたピアニスト。 モーツァルトのソナタや協奏曲の自然な解釈、ベートーヴェンのソナタ全曲をチクルスを組み数夜のうちに完璧な演奏でやり終えたこと等々、世界で活躍する著名なピアニストの中にしっかりと名を連ねているのは周知の通り。 指揮者としても決してピアニストの片手間ではなく、しっかりとポリシーが感じられます。 先のW・Pニューイヤーコンサートは近年稀にみる聴き応えのある演奏だったと思いますよ。 ピアニストとしても指揮者としても一流であることは間違いありません。大物?という言葉自体、とても俗っぽく聞こえてイヤなのですが、彼は欧米では十分高く評価されています。 つまり、この日本などでは音楽文化自体が低いため正しく評価する人間の数も相対的にみて少ない・・・ただこれだけの理由でしょうね。 私は昔から彼が好きですが、カラヤンやショルティなどと同じ土俵の上で比べるような人でははっきり言ってないでしょうね。 彼の精神は崇高で、本当の意味で高い次元で心から音楽に奉仕している姿勢が伺えます。それゆえに俗っぽくなく、孤高であり、はっきり言って他との差別化・プライドの高さを感じます。 何といっても故デュプレの夫君ですから・・・
お礼
>彼は欧米では十分高く評価されています。 それが日本に伝わっていないのか,商業ベース(宣伝)に乗せにくい人なのか, 話題になっていることを私が知らないだけなのか,ニューイヤーやバイロイトに 招かれるということは,指揮者として評価が高いはずですね。 ピアニストとして彼の演奏で最初に気に入ったのは,モーツァルトの協奏曲23番の第2楽章, オーケストラが入ってくるまでのソロ部分です。(旧録音:イギリス室内管弦楽団の方です。) 音が上がっていくところのディミヌエンドは絶妙です。この部分の演奏は知る限り最高です。 同氏のベルリン・フィル盤と比べても。 指揮者としてまだ若かった彼を初めてテレビで見たときは,音楽とは無関係ですが, 動きが大き過ぎて,正直なところ,サルが指揮台で踊っているように見えました。(失礼) その後,彼の指揮ぶりを見る機会がなく,先日のニューイヤーで見るのが2回目でした。 年齢的なこともありますが,初めて見たときとは全然違って,経験を積み上げてきた人, 熟した人というイメージをもちもました。バレンボイム少年を見て,今のバレンボイムが 本当に見えていたなら,フルトヴェングラーもすごい人ですね。逆に,子どものときに 既にバレンボイムが卓越した才能をフルトヴェングラーに見せたかですね。 デュプレさん,私生活の面では彼を怒っているのか,許してあげているのか? 二人の良い録音がいくつか残っていますね。 ありがとうございました。