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OPTION CUTってなんですか?
ある為替サイトで、 「すべての通貨に対して、円が買われる展開、損失覚悟の売りが殺到した。午前00:00の OPTION CUT が過ぎてから、怒涛の売り、急激な円高、であった。」 という一文がありました。このなかの「OPTION CUT」というのは どのような意味なのでしょうか? 是非教えてください。 よろしくお願いします。
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通常、通貨変動に対するリスク対応として、通貨オプションを行使します。 通貨オプションは、「ある期日までにある価格で通貨を売るもしくは買う権利」です。この権利は売買されます。 また、オプションは権利ですので、べつに行使しなくてもいいのです。 オプションには期日がありますので、その期日までに行わなかったら無効になります。 ニューヨーク市場でオプションが期限切れを迎えるのは、ニューヨーク時間の10時です。日本時間では午前0時。 この時間は、オプションが切れて値が動くことが多いのです。 つまりはこうです。 通貨オプションとして、1月22日10:00までに、「ドルを90円で買う権利」を持っているとします。 それまでに相場が急変したりして、91円とかになれば、それを行使したほうがお得です。でも、90円にならなければ、オプションは無効になります。 オプションカット(オプション期限切れ)の時間帯を迎えるまでは取引を見据えていて、 カット後に「さて、売ろうか/買おうか」の動きがみられるわけです。 つまり、定常的にあるはずの取引が、その直前まで少なくなり、その直後に出てしまうわけです。 特にある日にその期限切れが集中するということがあります。 昨晩がそうだったんでしょうね。 ストップを巻き込めば、とにかく下落していきますので。 同じような時間のイベントに、ロンドンの仲値、東京の仲値があります。 仲値公示の後は、その価格で大口の取引が来ますので、値が動きやすいのです。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます! 謎が解けました!