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LPの汚れ除去

古いLPのホコリやカビを効果的に取り除く方法はないでしょうか。 昔、ナガオカというメーカーがレコパックという製品を出していて、土ボコリなどによるノイズの軽減に大きな効果がありました。粘着性のプラスチック溶液を盤面に塗り、乾いてからベリッと引きはがすと音溝に食い込んだホコリやカビがきれいに取れるというものでした。しかしLPが市場から消えた現在は、市販されていません。 プラスチック糊をシンナーなどで薄めて使えば同様の効果が得られると聞きましたが、どういう製品を使えばいいのか分からず、またうっかり使用してLPそのものをダメにしても困るので実行に至っておりません。 オーディオ評論家の江川三郎氏ご推奨のゾウキンで盤面をゴシゴシ拭くやり方とか、中性洗剤で盤面を洗う方法なども試してみましたが、盤面は見た目にきれいになっても、あまりノイズは減りませんでした。 LPの音質を愛しておられる方のご意見をうかがえると幸甚です。

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回答No.6

 私は45年位のレコード歴があります。とは言え、凝り狂っていた訳でも、勉強熱心だった訳でもありませんので、これからご紹介するクリーナーが最良かどうかは、断言できません事を、ご承知下さい。何故かと申せば、私個人レベルでの費用対効果のバランスから付き合っていけるレベルだったからです。出費での私の限界、清掃実施後に掛けられる様になるまでの待ち時間、清掃実施後の効果持続力、清掃実施後のレコード取り扱いの気安さなど、様々な面から、現時点で頼りにしていると言った感じです。   ●品名:「バランスウォッシャー33」←LP専用 レイカ レコードケア システムズ(音質向上・保存作用・低雑音・無害除電) オーディオ銘機賞受賞←1997年「オーディオアクセサリー」誌 発売元:レイカ Tel:048-648-1419(埼玉・大宮) ※他にSP専用の液も有るようです。 A液(33A)=カビ・汚れ用 B液(33B)=仕上げ用 Visco33=音質向上クリーニング・クロス この三点を一組として使用します。 http://www.otaiweb.com/shop-item-fidp2117.html 他にA液82ml+B液82ml+クリーニングクロス数枚のセットが有ります。 http://joshinweb.jp/audio/5325/2098771254225.html 働きの性質上、どうしてもA液の消費が多くなります。 A液処理の効果を確かめ、汚れの酷いものには繰り返しA液処理をするからです。B液は最後に一回で済むので余計に消費の差が付きます。 又、A液のみ使い、B液は滅多に使わな人も居るようです。 効果の程は、使って見なければ解らない!と言ってしまえばそれまでですが、何十年も色々なクリーニング剤を使ってきましたが、この製品を使用するようになってから、埋もれていた音までが引き出される思いです。私の父が持っていた1960年台のLPの中に盤面のコンディションが悪く、針を傷める心配から鑑賞を諦めていたレコードが、相当数ありましたが、このクリーナを使うようになって、かなりのレコードが現役に復帰しました。又、今まで普通に聴いていたレコードの中に、このクリーニングを施した後の音が、一段とクリヤーになったり情報量が増えたりと、使用し始めた頃は、驚いたり、感動したりとワクワク物でした。 期待が大き過ぎて、溝を傷つけ音が歪む様になったレコードまで助かる気にさせられましたが、それはいくらなんでも無理でした(苦笑)! そう、安価では有りませんので、使い過ぎには要注意ですが、あまりにケチると埃を定着させてしまいますので、ご自分で効果とコストの分岐点はあみ出して下さい。 上記サイトを含め、この製品に関するサイトへの検索URLです。参考にして下さい。 http://azby.search.nifty.com/websearch/search?cflg=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&select=41&chartype=0&q=%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AB+%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC33&ck=andsrch_u2_az  大変長くなって申し訳ないのですが、若し、ご興味が有りましたら、以下の私の経験談もお読み頂いたら、何かの参考にして頂ける様に思いますので、記しておきます。 不要でしたら、お読み頂かなくて結構です。  五年前の夏、クラシック好きの友人と、掘り出し物のレコードを探しに、中古レコード屋を梯子してホッツキ歩いた時の事です。凡そレコードとは関係無さそうな古道具屋を見付けました。  店内は、服や家具、小物や本、白物家電や安物のオーディオ等、当に古道具屋でした。一瞥して店を出様かと振り返った時に、レコードの並べてある一画が目に入りました。懐メロや演歌ばかりが並んでおり、私とは無関係と、探すのを止め様とした時、6枚組でBOX入りのレコードが目に飛び込んできました。見れば「ベートヴェン交響曲全集 フランツ・コンビュチュニー指揮/ライプチッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」日本で発売されたレコードではなく、輸入された物でも有りません。値段を見ると300円!1枚当り50円!・・・・・中古レコード屋なら検品と、それなりのメンテはしてあるのが普通ですし、コンディションのレベルも記してありますが、この店にそれを求めても無理な話です。置いてある風情から駄目元と覚悟して衝動買い!・・・  帰宅後、改めてコンディションを確かめると、埃の酷さに唖然!期待感は100%潰えました。が、それでも、一応の掃除をして試聴!酷いノイズ(放送終了後も点けぱなしのTV)の間から音楽が鳴っている感じで聴けた物じゃなかったのです。それから一年ほど経ち、忘れ去られていたそのレコードの思い出話が切っ掛けで、ある方へ貸し出す事になりました。数日が経ったある夜、その方からの突然の電話。声は興奮気味!声の向うからはベートヴェンの交響曲7番が聴こえていました。話を聴けば、「最初は酷い状態だったレコードを徹底的に掃除したら、其処からは、信じられない録音の良さと素晴らしい演奏が聴こえてきた。このレコードの演奏は重厚さに気品を保ち、衒いが無いのに最初から最後まで訴求力が有る。凄いお宝だ!」と絶賛の電話でした。後日、手元に戻ってきたレコードを、その時に知った洗浄液で更に、メンテしてやりました。今では、6枚とも素晴らしい音質で素晴らしい音楽を聴かせてくれます。その一ヵ月後、50人程のクラシック好きが月一で集うクラシックレコード鑑賞会で披露した時は、曲の終了時には、生でもないのに幾人かが拍手し、もっと多くの方の目が潤んでいました。  これに味をしめてからと言うもの、1960年代の諦めていたレコードが何枚も現役復帰しました。  この時に使われたのが、「レイカバランスウォッシャー」でした。  真実を書いているのですが、これだけ褒めると、まるでレイカの営業社員か、回し者の様ですね。我ながら笑ってしまいます。・・・・が、無関係です。  (報酬は貰っていません、、、、苦笑!)  さて、私の使い方は・・・・・  レコードをターンテーブルに乗せ、45回転で回し、A液を凡そ10滴程盤面に垂らします。  正方形の専用紙を、そこから更に1/8に畳みます。長方形になっている畳まれた専用紙を、右手の人差し指と中指で挟みます。この時、指の長さと専用紙の長辺とが同じ位の長さで挟める筈です。  回転しているレコードの溝と直角方向に軽く紙を当て、手指を動かさず静かに、ソフトに盤面を滑らせます。(注意=溝と同じ方向で一方方向のみ!!!・・・)  同一場所での時間的な長さは、一応の目安として20~30回転位かな!!・・・一度で盤の外側から内側までの全てをカバー出来ませんので、未だの所を同じ様にして拭きます。  カビや埃は、液で専用紙や盤面が濡れていないとレコードから専用紙へ移動しません。ですから、最初は少し多めに使った方が、効果が発揮し易いと思います。  十分に拭けたと思ったら、別の乾燥している同形に畳んだ専用紙で、水分を徹底的に拭います。この時も、人差し指と中指に同じ様に挟み、同じ位の圧を掛けて下さい。  これで、盤面の水分は、見た目では無くなっている様に見えるでしょうが、溝の底までは拭取れていませんので、更に別な乾燥した専用紙で、もう一度、拭き取って下さい。  拭き取る専用紙に触っても湿りを感じなくなったら略拭き取れていると思います。  試聴してみて、カビや埃によるノイズが有ったら、最初の工程から繰り返します。(専用紙はレコードの汚れ具合によって、使える頻度が変わります。一回毎に棄てる必要はありませんが、勿体無いからと使い過ぎると汚れをレコードに移していまいかねません。)  何例か経験すると、液の量や専用紙の使用限度が解って来ると思います。  尚、私の伝っているターンテーブルは、ダイレクトドライブで、かなり  トルクが強いです。トルクが弱いと、この方法では回転が止まってしまいます。又、ベルトドライブ式では、キャップスターンやベルトに掛ける負荷が悪影響になるかもしれません。  説明書とは多少違っているかも知れません。  最後に、バランスウォッシャーが、如何に優秀でも、全てのレコードを救える訳ではありません。傷に因っては軽減するノイズも有りますが、音楽を台無しにしている大きな傷までもを助ける事は出来ませんので、ご承知於き下さい。

DateSuikyo
質問者

お礼

使い方までも丁寧にご教示くださり、感謝いたしております。このような製品がまだ存在する事実も喜ばしい限りですが、何よりも、いまなおLPに深い愛情を持つ人々がおられたことに深く感動しました。レイカ製品をさっそく購入しようと存じます。本当にありがとうございました。 ちなみに、お父上が60年代のLPを集めておられたというと、ちょうど私と同じ状況かと拝察いたします。私も父の遺産のLPとプレーヤーを使ってみて、CDからは聴けない温かな潤いに富んだ音質に魅せられました。この音を知ってしまうと、現在のCDのクセの強い音質(iPodなどヘッドホンステレオで聴き映えするようにマスタリングしてあるとか)に、私はもはや我慢できなくなりました。

その他の回答 (5)

  • mozofunk
  • ベストアンサー率39% (503/1279)
回答No.5

究極の品です。 エルプが販売するバキューム・レコード・クリーナー \148000 http://www.laserturntable.co.jp/relative/index.html とELP declicker オープン価格です そして非接触型レーザーレコードプレイヤー ほしい・・・

DateSuikyo
質問者

お礼

ご教示ありがとうございました。とりあえずはコストセーヴィングでディスクウォッシャーを使ってみようと思いますが、結果次第ではバキュームも選択肢に入れるべきかもしれませんね。

  • sebango17
  • ベストアンサー率39% (9/23)
回答No.4

私もLPを未だに愛し続けております。ノイズ除去にどの程度のコストを覚悟できるかによりますが、私の経験ではバキュームレコードクリーナーが一番です。現在は米国VPI社製品を使用しております。そこまでのコストはかけられない とおっしゃるなら 私もレイカのバランスをっシャー液とViscoのクリーニングクロスの併用をお勧めします。

DateSuikyo
質問者

お礼

ご教示ありがとうございました。とりあえずはコストセーヴィングでディスクウォッシャーを使ってみようと思いますが、結果次第ではバキュームも選択肢に入れるべきかもしれませんね。

  • DAV
  • ベストアンサー率37% (746/2009)
回答No.3

木工ボンドに20%程度水を足して厚めに塗り付け、乾いてから剥がすと溝の中のゴミがボンドの膜について取れてきます。 更にきれいにしたければ、ナガオカのStat-Ban562という乾性潤滑剤をスプレーしてクリーニングブラシで軽く拭いてから一回再生しますと溝に食い込んだゴミが白い固まりになって浮き上がってきますのでジャケットに戻す前に白い粉を拭き取ってください。

DateSuikyo
質問者

お礼

木工ボンドで埃が取れるというのは、本当だったんですね。コロンブスの卵的発想ですね。ちょっと怖いが、価値の低いLPないしEPで試してみようかと思っております。ナガオカがまだ健在と知ったのも、うれしいニュースでした。ありがとうございました。

  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4811/17777)
回答No.2

レイカのバランスウオッシャー33を使っています。

参考URL:
http://diskunion.net/acc/ct/detail/ACS-11
DateSuikyo
質問者

お礼

このような製品があったとは、初めて知りました。ご教示まことにありがとうございました。さっそく使ってみようと存じます。

  • 87fun
  • ベストアンサー率30% (96/312)
回答No.1

レコード洗浄で検索してみました。 http://diskunion.net/acc/ct/sub/0434 かなり高価ですが、まあ参考までに。 >レコパック 俺も使ってました。 木工ボンドを水で溶いて塗って乾かすと同様の効果があるという話を聞いた事があります。 やったことはありませんが。

DateSuikyo
質問者

お礼

さっそくのご回答、ありがとうございました。わざわざ検索してくださって恐縮至極です。参考にさせていただこうと存じます。

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