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放射線の害での疑問。

多くの見解で、ガラバリ、ケララ、ラムサール等の高自然放射線地域産の農、畜、海産物には人体に放射性物質が蓄積するほどの危険はないと考えられます。 各原発地域、再処理工場地域での問題を見てみると、人工放射性である放射性ヨウ素やストロンチウムなど、自然に存在するそれらの核種は放射性がない。ところが、人工物は放射性であり、体はそれらを区別出来ないために人体への蓄積の危険を懸念する方がいます。 そこで、原発側などの見解では、カリウム40、トリチウム、炭素14などは体内蓄積はなく代謝するとあるのですが、ヨウ素129等は自然放射線に比べて比べモノにならない位低い数値であるため影響はない、という表現が多いですね。という事はヨウ素129やストロンチウム90などは蓄積の危険がないとは言えないから自然放射線の変動レベルに比べた数値の事になるんだとも思えます。 人工放射性物質と自然放射性物質というのは、違わないとうたっている人も多いですが、人工、自然を選別できない体は、人工の放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積する事をうたう方も多いですね。自然のものは放射性ではない、という事からですね。 実際、事故がない平常時の原発地域産物や、高自然放射線地域産物、広島、長嶋の地域産物というのは、体内に蓄積などは微量なためにないと考えてもいいのですか?

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回答No.1

・自然に存在するものでも、人工物でも、放射性物質は放射線を出すので、大量にあれば危険である事には変わりない。 ・しかし、自然に存在する放射性物質は極めて微量で、健康被害をもたらすには至らない。勿論人工由来のばあいでも話は同様。原発や核関連施設近辺でも、排出される放射性物質が低水準であれば問題にならない。 ・蓄積性があり生物濃縮がある場合では、環境中濃度が低濃度でも問題になる可能性があるが、人工由来でも自然由来でも濃縮されても健康被害にならない水準なので通常は問題にならない。  という点がポイントかな、と思います。  質問のうち、 「各原発地域、再処理工場地域での問題を見てみると、人工放射性である放射性ヨウ素やストロンチウムなど、自然に存在するそれらの核種は放射性がない。ところが、人工物は放射性であり・・・」 「人工、自然を選別できない体は、人工の放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積する事をうたう方も多いですね。自然のものは放射性ではない・・・」  なんですが、放射性ヨウ素のうちヨウ素129は自然界に存在するので、あまり正確な記述ではありません。自然界に存在しないヨウ素131やストロンチウムの事を指していっているのだとは思いますが、自然に産するヨウ素129も大量に蓄積すれば有害です。ただ、害になるレベルに蓄積するほど存在しないので、問題にならないということです。  なお、低水準の放射線被爆による健康被害の可能性についても議論があります。これが正しいのかについては今後の研究を待たなくてはなりませんが、低水準の放射線を問題にするばあいには、人工由来のみならず、自然由来の放射線源も問題となります。低水準の被爆を問題視する研究者の間では、「経験上大丈夫だというが、本当か?」という感じで自然由来の放射線源の規制も論じられるようです。