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食事バランスガイドで牛丼や親子どんぶりは?
食事バランスガイドで、主菜と主食が重複した食事はどう取り扱えば 良いのでしょうか? たとえば、牛丼、親子どんぶり、ハンバーガー、カツサンド、 カレーライス、肉うどん、手巻き寿司を主食としてカウントすると、 主菜が不足しますし、主菜として扱うと主食のサーブ数が足りなく なります。 食事バランスガイドは、子供の食育にもわかりやすく有益だと 思いますが、主食を含んだ主菜についてサーブ数をどのように カウントするのが普通でしょうか? よろしくお願いします。
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カレーライスや丼物、焼きそばなど複合メニューの数値は、材料により差が出るため正確に把握することは難しいのであくまでも目安としてSVを利用します。 例えば副菜で1つ(SV)は、約70g、主菜(肉、魚、卵、大豆料理)は、1つ(SV)で、たんぱく質として約 6gなど管理栄養士、栄養士向けには解説があります。 バランスガイドは、バランスが崩れるとコマが倒れるという仕組みですが、1SVは標準な量なので、目安として考えた方がいいと思います。 食生活指導では、6つの基礎食品や3色分類など、子どもたちに理解しやすいことで現在もバランスガイドと共に用いられています。 学校の家庭科などの教科書には掲載があると思います。 ただ、どんな料理をどれくらい食べたらよいのかという部分が食事バランスガイドの方がわかりやすいと思います。 食事バランスガイドは、厚労省と農水省から提示されたものですが、策定に関しては多くの大学や関係機関の専門家が関わっています。 現在は、保健所や保健センターのみではなく、教育機関、スーパーやコンビニ、レストランなどの外食産業でも利用が広がっています。 私も管理栄養士として、年齢や性別で食べる食品群や量がわかるアメリカのマイピラミッドの方が使いやすいのではないかと思ってしまいますが、http://www.mypyramid.gov/mypyramid/index.aspx 日本のバランスガイドは提示されたばかりなので、後々改良されていくと思います。
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- pooh955595
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こんにちは。 食事バランスガイドでサービング数を数える時は、例えば 牛丼…主食 1.5SV、主菜 2SV 手巻き寿司…主食 2SV、 主菜 1SV、 副菜 1SV(野菜もある場合) のように表示します。 料理で数えるといいつつも、分解して考えます。 食事バランスガイドは料理で考えるので、分かりやすい反面、SV値を出すには 栄養計算が必要なので、正確に把握できない難点もあると思います。 私は管理栄養士ですが、この食事バランスガイドはあまり実践に即さないと思ってしまいます…。
お礼
貴重なご意見をありがとうございます。 実は、子供の食事に時間がかかる時期がありましたが、 小学1年の授業で「3つの基礎食品」を学んでから、子供の食事が速くなり、 食育が大切だと思うようになりました。 しかし、「3つの基礎食品」は親の側に普及していないのが難点です。 食事バランスガイドは無料ですし、保健所など多くの場所で見かけます。 実は、コンピュータで食事バランスガイドと栄養チャートを比較させると、 予想外にぴたりと一致しました。まあ、当然といえば当然ですが。 食事バランスガイドの主食、主菜、副菜の区分は「3つの基礎食品」の 延長線上にあるので、子供の食育に長く使えるのではないかと思います。 ただし、糖尿病の食品交換表も、3つの基礎食品も、食事バランスガイドも、 食事の栄養素を分解し、そのバランスを見せるものだと思うのですが、 主菜の場合に主食、主菜、副菜に分解しなおさなくてはならないのでは、 その点は、子供や老人に説明しにくいのではと思います。 食事バランスガイドの所管が農林水産省で、保健所が実践している点も 理解しにくいのですが、実際にどんな風に使われていて、どんな効果が 期待できるのでしょうか?
お礼
詳しい解説ありがとうございます。リンクを辿ってみましたが、 専門性が必要なように感じました。 和食をイメージして、ご飯の量とおかずの量でバランスを保つという考えは、 わかりやすいようですが、実際にには専門家の助けが必要にように感じました。 検討委員会のメンバーに、ジョナサン広報担当者、ローソンFCサポートシニアリーダー、 全国飲食業連合会会長、NHK番組センター部長、日本食生活協会会長、 ライフコーポレーション販売演出課長、消費科学連合会委員などが 名を連ねているところも不思議なところです。 教育機関やレストラン、外食産業に利用が広がっているとしても、 実効性が検証されているのでしょうか? メタボ対策として紹介されることが多いようですが、 糖尿病の食品交換表の方が一般人にとってはわかりやすいように思います。 反論しているわけではありませんが、メタボ対策の管理方法として迷っています。