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中国深センの若い工人ベガー

ベガーとはbeggar、物乞いのことです。 現在出張で中国のシンセンにきています。普段は短い日程を車で移動することが多く気がつかなかったのですが、今回時間があるため、街中をぶらつくと物乞いの質が変わってきていることに気がつきました。 3~4年前は、半身裸で衣服がぼろぼろ、目が見えない、皮膚がただれた、ゴミ箱から残飯をあさる、などのいわゆる乞食的な人が多かったのですが、今回それらの数が減り、ちゃんと服を着たお金の物乞いに変わっているなと感じます。 ただ驚きなのは、若い物乞いが多いことです。 ウォルマートやホテルの前などで、18~22歳くらいの人が、歩いている人に積極的に近寄り声をかけています。 身なりはわりときれいなので、最初物乞いとは思いませんでした(汚いのだったら、私は走って逃げるので笑)。 私にも20歳ちょっと前とおもわれる人が近づいてきたので、日本人だというと、おなかが減っている、仕事がない、(お金を)助けてくれないか(「幇助我找一個」「没有找工作」「幇助我一個旅〓(不明)」などと言ってきます)。 態度はそれほどしつこさはなく普通な感じですが、田舎に帰る旅費がほしいという感じでした。 別の日には20歳前後の女性2人が(それも1人はとても美人)同じことを言ってきました。周囲の中国人にも声をかけていて無視されていたので、別に外国人をねらっているわけではありません(私が日本人だと気がつかなかったし) 16~7歳の少年や、子供をかかえた20歳くらいの女性も、歩く人に金を乞うていました。 皆、それなりにきれいな服を着ている、餓了(おなかがへった)といっている、のが共通点ですが、これらは3~4年前には見たことがなかったので、もしかしたら今回の不景気で大量解雇された内陸部の人たちなのだろうかと思いました。 で、質問は、私の予測、すなわち大量解雇された工人(労働者)が、シンセンの中心部で何とか帰省の金を工面しようとしているのではないか?という予測は、正しいでしょうか。(つまり彼らは外国人客を狙った、詐欺ではなく、本当に失業してお金が無い人たちかということ) また、上海など別の都市部では、似たような現象が見えるでしょうか。

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  • ベストアンサー
  • mamahuhu
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回答No.1

あくまでも推測ですが、半々といった所じゃないでしょうか。 現実に経営者が夜逃げをし潰れた工場が増えてきてます。 普段から、民工は収入のほとんどを田舎に仕送りしているので、現金の持ち合わせは無い。 まして突然仕事が無くなってしまえば、数百元のバス代すら工面つかないと思います。 ただ、小奇麗な物乞いは何年も前からいましたよ。 「学費が払えない学生」とか「病気で働けず、子供を医者に見せられない」等々、 中国各地で散々見てきました。何れも、いかにも物乞いという言う感じでなく、 ごく普通の見た目の人等で老若男女問いません。 中国じゃ乞食はビジネスですから、見分けるのは難しいですが、 そういう世界には縄張りみたいな物があると思うので、大っぴらに 金をせびるようなら本職の物乞い、コソコソしてるようなら 失業者じゃないでしょうか。

jayoosan
質問者

お礼

単に金をせびる普通のかっこうの人はたしかに以前からいましたが、どこかに慣れを感じていました。 しかし今回はなにか切実なものを彼らの一部から感じるのです。目でわかるというか。 ただ50%というのはあたっている感じがします。 上の子供をかかえた女性は、ずうずうしいので常連という感じでした。

その他の回答 (1)

  • guangbibi
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回答No.2

広州在住です。 確かに今回の大量解雇で、田舎に帰れない人が、犯罪を犯したりしているので、広州の治安も悪くなる一方のようです。 しかし、綺麗な服を来て物乞いをする人は、以前から居ますし、No1の方も書いていますが、ビジネスとして成立しているので、あまり解雇されて金が無いから帰れないので、物乞いをしていると言う人は、多くないような気が私はします。 毎年春節で、民工が田舎に帰るのは当たり前ですし、その分は考えて用意していのではないでしょうか? 特にバスや汽車で帰るなら、数百元も掛かりません。(本当に遠方なら分かりませんが・・) 私も良く、パン代をくれなど言われますが、綺麗な身なりで近づいて来ると、道でも聞いてきたのかな?と思ってしまいます。 0%とは思いませんが、程度ではないでしょうか?

jayoosan
質問者

お礼

今回気になったのは、都市部で(地方ではなく)かつ年齢層が低くなったことです(これも地方の話ではなくシンセン)。 以前近寄ってくるのは、20代後半~30代と見える人が多く、また拒否するとあきらめも早い人たちでしたし、目をみると目が笑っていました。今回のは、けっこう判断に迷います。 で、今昼飯を食べに中国人同僚とともにでて食べながらここ数日の出来事とを話し、また彼ら(物乞い)が私のメモ帳に残した難しい(字が汚くて読めない)中国語をみせたところ、彼らにもどの物乞いが本当に職を失って困っているのかどうかは、たとえ話してもわからないだろうとのことでした。 ただ、失業はかなり深刻で、本当に困っているのもあり得ると述べています。 きれいなお姉さんベガーは、帰省のバス代がほしいといっていたので、出身地を聞くと江蘇省でした。 働くなら上海へ出ろよという感じでしたが笑

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