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車の売れ行きについて
車の売れ行きが 世界的に 大変悪いようですが、どうしてですか? 理由を教えて下さい。
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- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
欧米はサブプライムショックによる金融危機で失業率が上昇し、 住宅を手放さなければいけない世帯が続出しているのです。 そうした中で新車を買う気持が起きません。 今の車をあと数年は乗ろうとするのが消費者の気持です。 ヨーロッパも同様不景気で、スペインが50%、英国37%落ち込んでいます。 ただ、日本は単に不景気だけでなく、 深刻な若者の車離れが進んでします。 特に所得水準の低い非正規雇用がこれだけ多くなると、 車の購入費・維持費を負担する力はなく、 景気が回復しても車販売は低調になる可能性が高いです。
- ohmaigod
- ベストアンサー率67% (224/331)
個人的には、あらゆる物を購入出来ない人達に無理矢理買わせてた結果膨張した市場そのものが、サブプライムローンを端にした金融不安(=自分達で作り出して万歳したかたち)で、爆発しながら元の鞘に戻ったもの、だと思っています。 日本でもそうですが、欧米においても自動車を現金でポンッと買える層は全体の70%前後、残りは自動車ローンと言われています。 北米においては、その25%-30%の自動車を自動車ローンで購入する人達の多くがサブプライムローン層とも重複しています(恐らく10-15%程度-統計的データは持ち合わせていません)。サブプライムローンのメカニズムの個人的な理解は、支払い能力の無い人間に高い金利で貸付け、破綻するまでの間に利鞘を抜くゲーム、です。つまり、サブプライムローン層は作り上げられた新しい市場とも言えます。 そして、サブプライムローンで返済不能になった人達、及びそのゾーンにいた人達だけでなく、そのサブプライムゾーン上位層(安定収入はあるが総じて年収が少ない層)の人達もとばっちりで金融機関の審査基準が厳しくなったと言われています。その流れが、自動車ローンにも波及したため、と考えます。実際のところ、日本でもローン審査は厳しくなっているようです。 たとえば、03年に、北米の三菱自動車がローンの回収の焦げ付きで、損失を計上しています。 ■ 三菱自動車-北米事業の悪化で764億円の営業損失、2003年度上半期決算から: http://techon.nikkeibp.co.jp/premium/AT/ATNEWS/20031125/3/ ■ 北米三菱自動車、今秋に1200人をレイオフ(2004年): http://www32.ocn.ne.jp/~everydayimpress/New_Folder/article270.htm また、自動車業界ではありませんが、今年の11月に北米家電量販店の倒産例があります。 ■ 米量販店が倒産、金融危機が消費者市場に: http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081111/161037/ 両方とも、売りたいがために、回収のリスクを負いながら販売して、結果的に回収出来なかった事例だと思います。 因みに、米国の07年販売実績約1600万台に対して、08年の販売実績は約1200万台と予測されています(更に下回るとも…)。その差異は、25%と自動車ローンの利用率と近い値です(無理矢理ですけど)ので、あながち間違っていないと思います。 それと同時に、今年年初からの原油高騰による買い控えも影響していると思います。実際、北米ビッグ3の販売低下傾向は年初からありました。一方、日本車は夏ごろまで売れていました。理由は、燃費の良い日本車へのシフトとも思われる流れがありましたが… 今のガソリンがだいぶ安くなった水準でも売れていないのは、NO.1さんがご指摘の通り、不景気ゆえ職を失う、或いは給料が減るなどにより、自動車購買に回せなった結果と先行き不安による買い控えだと思います。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
不景気で職を失います。給料が少なくなります。車の購入に回すお金はありません。
お礼
大変 詳しく 分かり易い説明を ありがとうございます。