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初期胚移植と胚盤胞移植の違いと子宮内での胚の動きについて
- 初期胚移植は子宮にとどまらず卵管を通る可能性があります。胚盤胞移植では子宮にとどまって着床を始めます。
- 胚盤胞移植では子宮にとどまり、着床を始めるとされていますが、初期胚を移植した場合は卵管を通過して再び子宮に戻り、着床すると考えられています。
- 胚の成長度によって、子宮内での胚の動きが異なる可能性があります。子宮外妊娠は卵管を通らずに着床することが原因で起こることがあります。
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こんにちは。 >初期の胚を子宮に戻したときも、卵管を通過して再び子宮に戻って着床するということでしょうか。だから、子宮外妊娠というものがあるのでしょうか。 ↑を「卵管回帰説」と言います。加藤レディスクリニックの加藤医師他が立てている「仮説」です。 上から9番目の ■ 第109回日本産科婦人科学会関東連合地方部会 [ランチョンセミナー1] 移植胚における卵管回帰説(マウスモデル実証試験と臨床応用戦略) というPDFファイルをダウンロードすると詳細があります。中身は短く簡単なものなので読んでみてください。 http://db2.kyorin.co.jp/kantojgdb/FMPro?-DB=kantojgdb&-Lay=card&-Format=content.html&-op=eq&issue_id=04202&-MAX=ALL&-find >その後、調べてみたのですが,移植したものの子宮内の動きなどの説明は見つかりませんでした。 上のPDFファイルにもあるように、実験できるのはマウスです。ヒトでこれを実験することが叶わないために立証された定説ではありません。 また、この仮説を支持しない医師も多く、実際、両卵管がなくても初期胚移植で妊娠可能ですのでね。 ↓下から2コ目のトピック参照 http://www.koshida-cl.or.jp/board-embryo.cgi ↓こちらは西の超有名院長ですが、知らないふりしてやんわりと不支持を表明しているのが笑えます。 http://www.funinqa.info/advance/025.html#NUM14 ということで、質問者さんの主治医の先生はこの説を支持している、と言うことですね。
お礼
大変興味深い記事をありがとうございました! いつもわかりやすいコメント、参考にさせていただいています。 なかなか自分では調べられないものでしたので、教えていただけて嬉しいです。 完璧な回答ですね。先生に言われた意味がわかりました。 回帰説というのは、いろいろな意見があるようですね。。。 ・・・ということは、初期胚も子宮にとどまり胚盤胞まで育ってから着床することもありえるかも知れないし、卵管に行き、再び子宮に戻ることもありえるということでね。 私は、特に問題は見つかっていませんが、初期胚でもなかなか妊娠しないので、胚盤胞を進められました。 やっと胚盤胞まで育ったと思ってチャレンジしてもHCG0.0で着床に至りませんでした。 肺移植のときは,着床の形跡があったのですが。。。 今後の治療方法を初期胚移植にするか、胚盤胞移植にするか、悩んでしまいます。 今のところ、卵管に問題はないと思っていますが、回帰説以外もありえるとしたら、初期胚の成功の可能性もすてたものではないですね。 いろいろすみません。 ありがとうございました!