ホールで聞こえる、演奏中の雑音について

質問

分かりづらい質問タイトルですいません。

当方、クラシックファンです。
よくオケの演奏会に足を運ぶんですが、オケが演奏している（私が着席して演奏を聴いている）最中に、一瞬、（無理やり表記するならば）「ジャーーっ」とか「シューーっ」というような、いびきのような、恐らく楽器の出している音ではないだろう音が聞こえてきます。経験的にですが、この現象は、着座位置がホール後方になればなるほど、楽団の演奏技術レベルが上がれば上がるほど、残響があまりないホールほど、顕著になる気がしています（気がするだけかもしれません）。
最初はチェロ弓の摩擦音かと思ったんですが、チェロがお休みでも聞こえるときがあります。。オケの強奏部でなくとも聞こえるときがあります。
倍音の成分の関係か、とも思ったんですが、上辺の知識しかないので、この現象を説明できる明確な結論（？）を得られずにいます。

以上、説明が漠然としていて申し訳ないのですが、上記の現象は、どのような原因によるものとして、何がどのように作用して起きるものとして、説明できますか？
何かご存知でしたら、お教えください。

回答No.1

TAC-TAB · ベストアンサー

「差音」ではないでしょうか？
和音が鳴ったときに、その周波数の差として耳の中で発生する音ですが、実際に出ている音とカブっている差音は耳が感知できません。たとえば、「ミ」と「ソ」が同時に鳴って耳の中に「ド」の差音が出た場合は、「ド」の音が、昆虫の飛翔音のように聞こえますが、「ド・ミ・ソ」の和音が鳴っているときは、実音の「ド」にカブるので、差音は聞こえません。
差音であれば、総奏で全員がフォルテで弾いているようなときには聞こえません。ロングトーンで、少人数の奏者のとき、静かな曲調のときにはかなり聞こえるときがあります。

違っていたらすみません。
自分で口笛で適当な音を吹き、だれかにその長三度上でハモリを吹いてもらったら、両人の耳に同じ差音が聞こえます。虫が耳の中で羽ばたいているようなビ～ンとかショワ～ンいう音です。どちらかの人が微妙に音程を上下さすと、差音も上下して、ショワショワショワショワと聞こえます。

http://members.ytv.home.ne.jp/alba2003/differnce%20tone.htm

http://homepage1.nifty.com/musica/differencetone.htm

お礼

ご意見ありがとうございます。
もしかしたら、私の感じているものは、TAC-TABさんの仰る差音かもしれません。（そのような音が聴こえたときの和音の成分を直ちに特定することができないので、「まさにそれです！」というふうには断言できませんが。。）演奏中に表れる特定数の和音において、その和音が奏された時に、乾いたいびきのような、昆虫の飛翔音のような音が持続的に聞こえる　という現象は、おそらく説明できそうです。
貼っていただいたリンクも参考にさせていただきます。

回答No.2

gldfish

基本的な部分から確認しますが、管楽器の息継ぎの音ではないですか？　CD等の録音等でもかなり聞こえますよね。（あるいは、指揮者によっても、指揮の一環として大きな息継ぎをする人もいます。）

ちゃんとした楽団程、やはり息継ぎ音は大きい気はします。管楽器走者にとって充分な息継ぎは基本であり、良い演奏には欠かせないものです。

お礼

（質問文中の“一瞬”という語がおそらく誤解を生んでいると気付きましたので、今更ながら、訂正させてください。“（特定の）音が奏されている（持続している）間”ということを表したかったのですが、よく考えなかったので、“一瞬”という言葉になってしまっていました。すみません。。）
私の感じている音は、奏者のブレス音とは異なるものだと思います。突然聴こえ始め一定の調子でブレずに持続し（ときには4～5秒）プツッと消えてしまいます。
的確に分かりやすく表現できないのが歯がゆいですが。。ご意見ありがとうございました。