プラスチックの拳銃の性能。

質問

この前、改造すると十分な殺傷能力を持つとしてエアガンの
製造メーカーの社長が逮捕ような事件があったと思います。

その時確か『うちのエアガンはプラスチックだから』といった
ような材質に関する言い訳をしていたと思います。
その話題を取り扱った掲示板の書き込みに
『プラスチック製の拳銃なんていくらでもある』といったような
書き込みがあったのですが本当でしょうか？

また、そういうのは強度や命中精度はどうなんでしょうか？
どうも粗悪品のイメージしか浮かばないのですが。

回答No.4

Sasakik · ベストアンサー

エンジニアリング・プラスチックと呼ばれる樹脂をご存じありませんか？
組成にもよりますが、金属に置き換えることが出来る（モノによっては、それ以上の能力が期待できる）、高精度・高強度の製品を作ることの出来るプラスチックが相当前から実用化されています。

誠に失礼ながら、
＞どうも粗悪品のイメージしか浮かばないのですが。
単純なプラスチック＝安物・粗悪品というイメージは、過去のモノではないか　と。

３０年近く前から、強化ポリマーなどの特殊樹脂で拳銃などが開発・製造されており、軍用分野でもオーストリアのグロックを皮切りに、チェコのブルーノ、ドイツのワルサー、Ｈ＆Ｋ、スイスのＳＩＧのほかロシア、イスラエルもポリマーフレームを採用した拳銃を主力製品として開発しており、そのうち全金属製拳銃の方が安物扱いされるかもしれません。
今のところ、殆どがポリマーフレームに金属（軽合金）製スライドの組み合わせですが、将来的には、銃身やスプリングも樹脂で作られた拳銃が誕生するかもしれません。

小銃なども、軽量なことに加え、形状設計の自由度が高い（人間工学的に有利な設計がしやすい）というメリットも見逃せません。

因みに、グロック拳銃のシリーズは、グロック１７が１９８０年にオーストリア国軍に採用されて以来、世界中の５０ヶ国以上の国で正式拳銃として、また、アメリカでは郡・市警などの警察機関・セキュリティ機関など４０００組織以上で採用されているという事実からも、ポリマー製拳銃は「実戦で証明済み」と言って間違いないでしょうね。

お礼

ご回答ありがとうございました。
確かにすごいですね。

回答No.6

mohumohu23

プラスチックの種類による。
その摘発された会社のプラスチック銃では普通には撃てるはずもない。
あの摘発内容ではシリンダーに装填するカートリッジ自体に銃としての能力をもったものを装填することで発射可能。というおそろしく婉曲的な理由だと言っていい。ｗ
つまりタナカのカシオペアである必要は無い。むしろカシオペアをわざわざ使うほうが困難である。
GLOCKにしてもバレル（銃身）や、チャンバー（銃弾装填）、反動を抑えスライド装填動作を得るため重量を要するスライド等は金属製だ。あたりまえだが。フレーム、マガジン外装が特殊なエンジニアリングプラスチックというだけだ。無論金属検知にひっかかる。

銃身までおもプラスチックにしたものは、まともな使い方をする銃では存在しない。

同様に過去マルシンやアサヒファイヤアームズのボルトアクションライフル等同様の理由でつぶされたことが有る。ライフルでは金属バレルを使ってはいるが。。発射機構能力は所謂カートリッジに持たせた超小型銃を装填するという方法だ。
私は国外に個人的に所有する銃を持っていますが。
正直な気持ち私は日本のこの玩具にまで及ぶ意味不明な悪役付けと権力による行使は狂ってると思う。
明らかな不当逮捕、人権侵害だと思っている。

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.5

char2nd

正確にはポリマーフレームを使用している銃、ということになります。

http://hollywood-guns.net/gun_index/na.shtm

　これだと、1970年にＨ＆Ｋ社がVP70という銃を出しています。ただ、これはあまり市場では成功しませんでした。
　その後グロック社がGLOCK17という銃を発表し、これがプラスチックを多用した銃として非常に有名な存在となりました。この銃は、オーストリア軍の正式サイドアームになっています。

http://hollywood-guns.net/hg/glock/17.shtm

　現在は、その他にもステアー社やワルサー社、Ｈ＆Ｋ社などからポリマーフレームの銃が出されています。Ｈ＆ＫのＵＳＰは陸上自衛隊のセカンドサイドアームに使われているという噂もあります。
　なお、これらの銃はあくまでもポリマー素材を多用しているにすぎず、すべての部材が構成樹脂で出来ているわけではありません。
　例えば、GLOCK17はスライドは鋼鉄製です。又、カートリッジも金属製です（当然ですが）。

http://www.hyperdouraku.com/airgun/hundguns/index.html

お礼

ご回答ありがとうございました。
やはり全て樹脂というものはないんですね。

回答No.3

pri_tama

>また、そういうのは強度や命中精度はどうなんでしょうか？
>どうも粗悪品のイメージしか浮かばないのですが。
　有名なものではグロック17が有りますね。
　(フレームまでプラスチック製)

　オーストリア、フィンランド、スウェーデン、インドやアメリカのFBIなどの法執行機関に採用されている事の多く、後の銃器開発にも影響を与えた名銃です。
　　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF17

　たしか、大手のエアガンメーカだとワザワザ新規に強度を落としたプラスチックを開発する位ですから、プラスチックの強度を甘く見てはいけません。
　(繊維強化プラスチックだったら比強度は、金属より優れ保温性が有り、腐食しにくく、補修が容易であると言う利点が有ります。)
　　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%8A%E7%B6%AD%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF

お礼

ご回答ありがとうございました。
繊維強化プラスチックってすごいんですね。

回答No.2

INTLINSIDE

私は銃に詳しいわけではないですが。

プラスチックといっても、プラモデルのプラスチックとは違うと思います。
プラスチックというと、身の回りにあるいわゆるプラチック製品を思い浮かべると思いますが、表題のプラスチックは「樹脂」という意味でのプラスチックだと思います。
樹脂といいますと、あらゆるものが存在しまして、プラスチックという言葉から想像できるものだけではなく、硬質だったり、弾力性があったり、熱にも強いものがあります。

銃に限らず、あらゆる方面で、軽量化のためだけでなく、樹脂の特性のほうが金属よりも有用な場合がありますので、樹脂を用いることがあります。

主要な部品は金属ですが、GLOCK などは樹脂を多用した銃です。
各国の政府などにも正式に納入されていると思いますので、粗悪品ではないと思います。

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.1

Hamida

兵士の負担を軽くするため、軍用小火器が軽量化されてきています。強化ポリマーやプラスチック部品を使って、突撃銃はすでにマガジン付きで３キロ代に入ってきており、ハンドガンは、１キロを大きく割り込むまでになっています。全部を樹脂で作っているわけではありませんが、近い将来エンジニアセラミックスと高機能プラスチック製の軽量軍用銃が登場する日も近いでしょう。

お礼

ご回答ありがとうございました。
全部プラスチックというわけではないんですね。