こんばんは・・・・・
この話、前にもこのカテの別のご質問に別の意味で書いたことがありました。
学生時代に知り合った男性、もちろん当時は彼も大学生、互いにそれぞれの学校の合コンの幹事だったことから親しくなった仲。その彼と十年を越える長いお付き合いになりました。
その間には彼も一族で経営する会社ですでに役員に。経済的にも社会的にも恵まれた彼の家庭で、ご両親にも気に入られ、彼らもきっと、いずれは私が彼と・・・と考えていたように感じていました。
なのに、こんなにまで良縁なのに、そんな状態のまま、ただズルズルと時を無駄にし続けたのにはある理由があったのです。私はそれでもなお、心の中で結婚をためらうある強いトラウマに悩んでいたからでした。
そんなある日私の前に別の男性が立ったのです。最初はタイプじゃないと軽く考えていたこの男性、なのに、気がついてみると、私、不思議なほどこの男性に暖かみを感じていました。
彼は私が一番悩んでいたトラウマのことをみごとに解決してくれまた。私は心を決めました。こちらの彼の気持ちを受け入れようと・・・。
なのに、あちらの彼には、なぜか心変わりを上手に説明できませんでした。トラウマのことに触れたくなかったのかもしれません。そしてそのまま、なにひとつ詳しく彼に説明することもなく、あちらの彼との絆の赤い糸を私、一方的に自分から切ってしまったのです。
そしてこちらの男性とついに結婚、幸せでした、でも、それでいて、それからずっと、あちらの彼と彼のご両親に申し訳ない、謝りたいと、それだけは思い続けていました。
でも、結婚してからのある日、街でその彼にバッタリ出会ったのです。彼はひとりでした。でも私の横には「主人」が・・・、しかも、その彼、あえて私のほうを見ようともしませんでした。まるで見知らぬ他人の横をただ通り過ぎる、そんな感じでした。
なのに、私はその時、心に響くものを彼から「受信」したような気がしたのです。「もうオレの方を見るな、オレも見ない、オレは怒ってなんかいない、憎んでも悲しんでもいない、キミはその隣りの男にすべてを任せて付いて行け、そして幸せになれ・・・」と。
だから、そうしてとうとう、その彼と彼のご両親に謝る機会を失ってしまった私、言いそびれた言葉はただひとつ、「ごめんなさい」、それだけだったのに・・・。
お礼
こんにちは。 「ごめんね」はいつも後悔を伴いますし、後出しです。 それを言いそびれるというのはきついですね。 >ジェネレーションギャップ・・・どうしようもなかったです。 >もう少し、会話したかったけど・・・。 そうですか、さすがに「ありがとうの伝道者」ヒャッキンマンさんでも 無理でしたか…。 ご回答を読んで、私も少し落ち込みました。 ご回答ありがとうございました!