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マスターブラウザとバックアップブラウザについて
- 複数のパソコンがつながっているLANの中で、共有設定されているものが見えなくなったりすることがあり、ルーターを交換しても、しばらくするとまた見えなくなるのでいろいろ調べたところ、マスターブラウザという言葉がありました。
- マスターブラウザにはXPパソコンがなっていましたが、バックアップブラウザには、MEのパソコンがなっていました。このMEをブラウザにならないように設定したらうまく動いてくれました。
- NT系と98系が同じLAN内にあるときは、マスターはXPが優先的になるということは、いろいろな書籍やネット上の検索で、確認できたのですが、バックアップに関しては優先順位がどうなるかはっきりとわかりません。マスターと同じ優先順位なのか、無関係にどのパソコンでもバックアップになるのか、どういう動きをするのでしょうか。
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お分かりだとは思いますが敢えて補足を ネットワーク上の共有リソースを利用し易くするためにWindows独特の手法でもってコンピュータ一覧を作成・保存するための仕組みをブラウジングと呼びます。 マイ ネットワーク(エクスプローラ)の表示にこの保存されていたコンピュータ一覧が使用されます。 実際に常時接続されていてリアルタイムに検出しているコンピュータをエクスプローラに表示する訳ではありません。 検出(接続)されていないものをどうにかしてアイコン表示してしまうための苦肉の策として複雑な手法で使用して 「過去」に作成されたコンピュータ一覧をアイコンで表示しているに過ぎないので 到底、完全な動作は期待できません。 従ってネットワークの共有ウインドウに共有資源が見える・見えないことと その共有資源が利用できる・できない(繋がる・繋がらない)とは 全く関連がありません。 ですからこのブラウザウインドウに一覧を正しく表示させようとすること自体が余り意味があることではありません。 本来ドメイン環境のネットワークではドメインコントローラになっているサーバーがマスターブラウザになりその配下のメンバーサーバーなどがバックアップブラウザを担います。 マイネットワークで表示されるコンピュータ一覧のもとをブラウズリストと呼びます。 ブラウズリストを作成しているPCがマスタブラウザです。 ブラウズリストはマスタブラウザが保持しますが同時にブラウズリストのコピーがバックアップブラウザにも保存されます。 バックアップブラウザは家庭内では通常1台ですがワークグループ内の台数が32台を越すごとに1台増えます。 OS別で見ると、Windows 9xよりも、Windows 2000やWindows XP、Windows Server 2003などの方が優先度が高いのですが 確かWinowsMEはWindows2000より優先順位が高いはずです。 ところが要求するほうの使用が雑で・・以下のようなことになります。 でマイネットワーク(XPではワークグループのコンピュータ表示)をクリックした時の動作は 1 あるPCがマスタブラウザに「ブラウザ(マスタ+バックアップ)を教えてください」と要求します。 2 するとマスタブラウザが自分の名前とバックアップブラウザの名前を返してきます。 3 そして、要求したPCはこの名前を「保存」します。 4 次に、このPCはこの保存された名前の中から「任意」で1つを選び出しそのPCにブラウズリストを要求します。 5 送られてきたブラウズリストを元にコンピュータ一覧を作成・表示。 ここで作成されたリストが一定期間保持されちゃうので・・・ 次回からは名前が保存されているので 1 ~ 3 は行いません。 ここで問題なのは 4 です。 マスタブラウザのリストを優先的に採用し何かの理由で取得できない時にバックアップブラウザのコピーを使えば良いじゃないのと思うのですが・あくまで「任意」のブラウザ情報を使っちゃうので・・・ マスタブラウザで保持しているブラウズリストは常に更新作業が行われていますがバックアップブラウザにあるコピーは 12分に一度しか更新(同期)されません。 それでいて各々のPCはマスタブラウザに対してブラウズリストへの登録・更新・削除申請(Host Announcement)を行っています。 しかしこの仕様もいい加減で(?)OSにもよりますけれど更新や削除に失敗することがあるようです。 そこで三回連続で更新要求がないPCはブラウズリストから削除されます。 これも加えてブラウズリストの更新タイムラグが30~40分なんてざらです。 企業のドメイン環境ではこんな不安定な動作では困るので常時稼動のドメインコントローラ(Windws 2000ServerやWindows Server 2003など)がマスタブラウザになります。 で、WindowsMえなどでネットワークインターフェースにNBF(NetBEAUI) を使用してNBT(NetBIOS over TCP/IP)をバンドルしていないなど 複数のプロトコルが混在しているとコンピュータ一覧表示の反応を鈍化させてしまう可能性があります。 そして、コンピュータ一覧表示のアイコンには「どのプロトコルで作成されたブラウズリストを参照したものか」ということが全く明らかにされません。 このことを理解していないと『特定のパソコンからのみ表示されないコンピュータがある』という当然のことをトラブルと考えてしまったりします。 質問者の方が取った対応(Meをバックアップブラウザにしない)は賢明な処置です。 つまりは要求するPCが勝手に「任意」のブラウザを指定してしまうので「マスタブラウザ」しかない状態にするのです。 ただし、マスタブラウザになるPCは常にほかのPCよりも先に起動していなければなりません。 なお、Windows9x/Me系はマスタブラウザの禁止を簡単に設定できますがWindowsXPやサーバーOSはレジストリの変更が必要になります。
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- foitec
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共有資源がブラウザウインドウに見える(幻)見えないと その共有資源にアクセスし利用できる、できないとは「全く」関連がありません。 セッションが頻繁に変わるネットワーク内でサーバが無い状態でマスタブラウザやバックアップブラウザの設定云々をいじっても 余り意味のあることとは思えません。 こういった簡易型の共有環境ではそれぞれの共有ホストのショートカットを置いたフォルダを一個作り接続する際はそれをクリックしたほうが簡単で早いです。 フォルダに見えるものはまともにブラウジングできたときの表示と変わらないわけですからね。 まして「見えているのに繋がらない=実際は相関関係が無い」ことも解消できるでしょう。 でも実際に共有しているホストが停止していると繋がらないのは同じでが。
お礼
回答ありがとうございます。 書き忘れましたが、ブラウザの画面では見えなくとも、直接パソコンを指定してやると相手の共有フォルダは見えます。 >ではそれぞれの共有ホストのショートカットを これは相手パソコンの共有フォルダのショートカットを作ってそれをクリックして接続するということでいいのですよね。 それも考えたのですが、いちいち作るのも面倒だと思ってましたが、まただめになるようなら作るしかないですね。
お礼
ありがとございます。 勉強になりました。 最初は見当がつかず、ルーターを交換していました。 とりあえずこの処置でいいようなのでこのまま使うことにします。 これで駄目ならショートカットを作るようにします。