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大学生が身に着けておくべきネットワーク・セキュリティに関する素養について
質問させていただきます。 当方、国立情報系学科に籍を置く大学2年生です。 将来はネットワークやセキュリティのエンジニアとして勤務することを考えています。 自身がまだ学生ということからインターネットで身に着けた知識でしか社会を語れないため、見当違いでしたらお恥ずかしい限りなのですが、ネットワークやセキュリティに関するシステムの保守・運用を越え、構築や要求定義を経験した後、最終的にはネットワーク・セキュリティに関するPMやコンサルタントとして従事したいと考えています。 さて、実際にネットワーク関連業務に従事されている方に質問なのですが、まず「顧客・企業から必要とされる」ネットワークエンジニアになるために、学生のうちに身に着けておくべきネットワークに関する素養というのはどのような物が考えられますか。 (現在、漠然と情報セキュリティスペシャリスト・ネットワークスペシャリスト取得を目指して勉強しています。(ソフトウェア開発技術者試験は取得済)) そして、2点目は上記にあるようなキャリアプランを考えたとき、どのような工程を積んでキャリアアップするのが一般的でしょうか。 稚拙な質問で申し訳有りませんが、どなたかご回答をよろしくお願いします。
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- semikuma
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ネットワーク関連業務に従事従事している訳ではありませんが、「テクニカルエンジニア(ネットワーク)」と「情報セキュリティアドミニストレータ」を持っています。 何の分野でもそうだと思いますが、学生のうちに身に着けるべきは、とにかく専門分野に関する「基礎概念」と、幅広い教養および体験だと私は思っています。 ネットワークやセキュリティについての「基礎概念」とは、情報がどういう手順で流れて、それらを守る、或いは攻撃するにはどういう方法があるか、具体的ではなくとも、その根底にある「思想」をしっかり理解することだと思います。 その意味で、私の持つ2つの資格は最適だと思っています。 来年からは「情報セキュリティスペシャリスト」と「ネットワークスペシャリスト」に変わるらしいですが、漠然とではなく、学生の間に「確実に」取得できるよう頑張ってください。 余裕がなければ、ネットワークの方から取ることを目指すことをお勧めします。 尚、これらの資格は市販の対策本を読むだけでの取得は無理です。 学生や若手技術者向きの教科書を2,3冊読んで、基礎をしっかり理解した上で、問題集を2,3冊こなすことをお勧めします。 また前に書いた「幅広い教養」とは、なにも文学書を読めということではありません。 異分野でも、本質を突き詰めれば根底では相通じるものがある、という意味です。 趣味のサークルでもいいですから、何かを真剣に取り組んだ、という経験を学生のうちに是非積んでください。 それが許されるのは今だけですので。 将来はPMやコンサルタントを目指しているようですが、入社早々からPMをやらせてくれていっても任される筈はありません。 若手のうちは与えられた業務をしっかりこなし、経験を積むことです。 顧客が何を求めているかを理解し、効果的に解決するためには先輩がどのような手段を講じているか、常々意識して観察していれば、自ずから実力はついてくるでしょう。