再度Eivisですが、昔の想い出を少し・・・まず基本的に本を綺麗に扱う気持ちがあったのだと思います。
本屋がカバーをつけてくれたのは戦前からですが、私自身が買った記憶では、昭和24~5年頃の紀伊国屋のカバーからだと思います。
#1にも清算済みの話が出ていますが、実は戦前から本屋は客がインテリにもかかわらず万引きが多いのだそうです???
それで書店側は万引き防止と、書店のカバーをつけて知的階級のプライドをくすぐる為に付けているらしいのです。
~で、その効果ですが書店としては紀伊国屋が第一、丸善は格はNo.1ですが紙は破れやすく、三省堂は高校生以下の印象で大人には分が無いようでした。
中央線沿線の第九書房(三鷹)は、遠くからカバー欲しさに来る店で昔から有名でした。
なお、昭和38~40年オリンピックの頃までは、自分の気に入った包装紙を使ってカバーにする事がふつうでした。
特に女子高生は外国の航空会社のカレンダーとか、珍しい外国土産の香りのする紙を大切に使っていたものです。