いちいち抜くのがめんどくさいですか?
それとも、周りの人で「シールドやジャックは、抜き差ししたらその分痛むから、なるべく刺しっぱなしの方が良い」と言う人と、その逆のことを言う人が両方居てて、どっが正しいかわからない…ってなことかしら?
まず、ギターがアクティブタイプ…ギター本体に電池を入れるタイプ…の場合は、これは絶対に使わない時はシールドを抜かなきゃダメです。
ジャック部分がスイッチになっていて、シールドを刺すと電池の電源がONになる構造の物がほとんどなので、シールドを刺しっぱなしにしたら、ギターによっては2~3日と経たずに電池が空っぽになります。
アクティブじゃない、電池なんか使わないごく普通のギターだったら…
それどもやっぱり、使わない時はシールドは抜いた方が良いです。
よく「抜き差しの回数が多い方が、シールドやジャックが痛む」なんてこと言う人も居てますし、それが100%間違いかというと確かに難しい所はありますが、ジャックというのは構造的に「電極が一種のバネになっていて、そのバネがプラグを挟んで電気が通る」という仕組みになっていますので、『抜き差しして、だんだん痛んで不良になる』よりは『刺しっぱなしでジャックのバネがだんだんバカになって不良になる』という確率の方が、経験的には遙かに高いです。
何より、もしもシールドを刺しっぱなしにしていて、立てかけたギターが倒れたり、何かの拍子で刺さったままのプラグに強い力が加わったりしたら…そっちの方が、プラグやジャックだけでなく、ギター本体にまで『悪い影響』を及ぼす可能性の方が、遙かに高いですね。
なので、ギター全体の健康を考えれば、あらゆる面で「演奏時以外はシールドは抜く」方が安全です。
ちなみに、シールドはもちろん、ギター側のジャックも、長い目で見れば「消耗品」です。
そりゃよほどのことがない限り、半年や1年毎に交換しなきゃならんような消耗品ではありませんが、数年単位で使い込んで調子がイマイチになってきたら、交換するのが当たり前の部類の部品です。この「部品寿命」は、抜き差しの回数が多いか少ないかなどという単純な理由だけでは決まりません。
普通の品質のプラグやジャックなら、千回やそこらの抜き差し回数自体では、そうそうびくともしませんから、アマチュアならかなり使い込んでも数年は「抜き差しだけが原因」では壊れたりしませんので、毎日毎回外す方がよいですね。
お礼
回答者さんのおっしゃる通り、ジャックが痛むか心配で質問させていただきました。 毎回シールドはちゃんと抜くようにします。 回答ありがとうございました