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なぜ自衛隊では事件が多いのか?
海自で3曹が集団暴行死 1対15で“格闘訓練” http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101201000475.html というリンチまがいの事件があったようです。 その他にも自衛隊では大小様々な事件が多々起きていますよね。 規模の大きな組織ですから犯罪も比例して多くなるのはいたしかたないところもあることでしょうが、 こと国防をになう公務員としていかがなものかという気持ちになってしまいます。 こういった事件の背景には自衛隊特有の「なにか」があるのでしょうか? 自衛隊ではなぜ事件が多いのでしょうか? いろいろと教えてください。 よろしくお願いします。
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- nino-kankanboa
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自衛隊だけに事件が多いわけではないかもしれませんが、公務員の事件をマスコミが好む傾向というのもあると思います。 「私たちの税金で生活してるのに」みたいな分かりやすい批判を煽りやすいんだと思います。かくいう私も言っちゃいますがw 今回の事件の話をすると、 自衛隊に限らず軍隊って国を守る大事な場面で自分勝手な行動を取らないようにするためか、上官の命令は絶対を叩き込まれるんですよね? そういう条件の下だと、どっかの相撲部屋じゃないけど上に立つ人が精神的に未熟だと指導の名を借りた制裁やいじめが起きやすいのではないかと思います。 あと相撲界とおなじく閉鎖的な社会なので、自身の行動の客観性を見失ってしまいがちなのかもしれません。国防に関わる仕事ですから自身の行動にも多少制約があるようなので、付き合う人が限られてくるところがあると思います。 加えてやはり有事には武器を持ち敵に立ち向かっていかなければならないお仕事ですから暴力というのが私たちよりは多少身近な物なのかもしれません。 この事件も教官が「はなむけのつもりだった」とかいってますけど、実際のとこ学校を途中で辞める人への制裁、残る隊員への見せしめですよね?つい連合赤軍を思い出してしまいました。 ちなみに私の知り合いにも自衛隊員の人がいますが、とても気のいいジェントルマッチョマンです。 仕事内容についてはあまりくわしくは語りませんが、仕事についての大きな不満はなく、国を守ることを一生の仕事にするつもりのようです。 自衛隊の人が粗暴なあらくれものみたいな書かれ方をしている方もおられるので彼の名誉のためにも念のため。
- tyr134
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>こういった事件の背景には自衛隊特有の「なにか」があるのでしょうか? 犯罪件数的には、民間と比べてもそんなに多くなかったかと思います。 なので、他の方の回答にもあるように、「自衛隊」というのは他の公官庁と一緒であるうえ、国防を最前線で担ってる組織なのでどうしても注目されてしまうのでしょうね。 あとは、日本特有の問題として、やはり「憲法第9条」の問題があるでしょうね。 例えば、米国軍の海兵隊なんかはエリートとしてそれなりに「尊敬」されている職業です。 政治的な状況で差はありますが、概ね「自分たちは国防を担ってるんだ」という軍人たちのプライドに対して、「私たちを守ってくれているんだ」という「尊敬」で社会が答えてくれます。 選挙の時に、軍人としての経歴をアピールするくらいですから。 日本だと、「元・自衛隊員です」ってのはあまりアピール材料になりませんよね。(まだ、財務官僚だとかの方が効果がありそう) 一方、日本はどうかというと、「自衛隊は憲法第9条に違反した組織だ」として批難されることはあれ、社会的にあまり「尊敬」される職業では無いようです。 時には、家族も含め差別の対象となることもあるようで、「自分たちは国防を担ってるんだ」というプライドを傷つけられる事が多々あるようです。 そのため、入隊から年を追うごとに士気が下がり、訓練度の高い人から脱退していくようです。 そこに加え、昨今は入隊志望者が減っていることもあって、人員が足りなく過酷な勤務を強いられるようです。 整理すると、 ・人員が足りず厳しい訓練に加え、過酷な勤務を強いられる ・社会からは、時に「憲法違反だ」「殺人集団だ」と差別される といった事から、ストレスがたまり「心神耗弱状態」に近い状態になってリミッターが外れて行きすぎてしまうのかもしれません。
お礼
たしかに自衛隊というと一枚フィルターをかけて見てしまう傾向があるようですね。 最近では国際貢献や災害派遣によってイメージは向上しているようですがそれでもまだまだ足りないのですね。 入隊志望者は増えていて逆にふるい落とされる方が過去より多いときいたことがありますが? 肉体的にも精神的にも追い込まれやすい環境が自衛隊にはあるのかもしれませんね。
- ryuken_dec
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自衛隊は軍隊ではありませんが、やはり軍隊に近い特性を持っています。軍隊ともなると相手を殺傷することを躊躇しないようにならなくてはいけないので、必然的に攻撃性が高くなることを要求されます。そのため、仲間に対しても攻撃性が増すのは構造的に必然です。 >敵を倒す兵隊であっても味方同士でやりあっているようでは弱い軍隊ですよね。 世界最強のアメリカ軍が、まさに味方同士がやりあっていますので、味方同士でやりあうことが弱い軍隊とはいえないと思います。 アメリカ軍でも言われていますが、軍隊の訓練として相手を殺せる兵士を作るするためには、まず人間の人格や人権を否定することから始めます。ほとんど洗脳教育ですよね。その結果、人を人とも思わない兵士の完成です。 兵士としても人間を殺すわけですから、今の平和な社会の常識を持っていては自己矛盾をきたすので何か殺していい理由を作って自分を保つ必要があります。これができない人は壊れてしまう。そこで見つける結論として自分以外の人間の人格を否定するというのは都合がいいのです。 日本の自衛隊に即当てはまる話ではありませんが、そのような環境下では攻撃性が増すのは必然でしょう。
お礼
確かに戦争になっても敵を殺せないようでは困ったものですが、 その攻撃性の高さをコントロールできないような兵隊が多いとは指揮する隊長も大変ですね。 それでも強い軍隊として存在できるというのは矛盾を感じ納得できませんね。
- password
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自衛隊の犯罪率は、一般の犯罪率より低いのだが? 目立つ上に批判の的になり易い組織なので 集中して報道されているが、 レベル的には、一般市民より統制のとれた組織ですよ? 退職の自由がある以上 犯罪関係が発生したら、情報が漏れ出すのを防ぐ手段は無いでしょうし、 一般官僚組織以上に情報が出るのは・・・・
お礼
件数比率としては低いが国防をになう組織なので大きく報道されてしまうのですね。 守屋事務次官やイージス艦や情報漏洩などは大きな重大事件の比率についてはどうなんでしょうかね? 最後の3行の意味を補足お願いいたします。
- makocyan
- ベストアンサー率39% (1039/2623)
実際に一般社会の犯罪発生率と比較して見ない限り、本当に自衛隊でそうしたことが多いのかどうかは単純に断定はできませんよね。 今回の事件で亡くなった方は本当にお気の毒ですし、当事者はきちんと責任をとらなければならないと思いますが、同じようなことは他にもたくさんあるように思います。私個人に限っても、大学や高校の運動部を退部する時の制裁(名目上は稽古)は複数目にしていますし、中には救急車を呼ぶような事態になったものもありました。 マスコミは自衛隊の不祥事をことさら大きく報道する傾向がありますので、自衛隊だけの問題のように報じますが、このような悪しき体質は日本の武道・スポーツ全体にまだまだはびこっているように思います。
お礼
自衛隊というよりは体育会系気質によるものが根本的原因かもしれませんね。 相撲のかわいがり事件も似たような印象を受けますよね。
- バグース(@bagus3)
- ベストアンサー率29% (1973/6719)
まず人間のレベルが低いです。 入隊志願者が減る一方なので、だれでも入れます。 全国各地に隊員募集のための事務所があります。 職安にいつもその事務所の人が待ち構えている時期がありました。 入隊試験を受けたことがありますが、小学生でもうかる 程度でした。 次に、独身者は駐屯地内の宿舎で集団生活をするので、 個室を与えられて育った現代っ子にはストレスが貯まると 考えられます。 そして、日本に駐留する米兵もよく事件を起こしますが 自衛隊も実質的には軍隊です。軍隊とは、いかに速く いかに大勢の人間を殺すかを目的とした組織です。 その軍人が、人を傷つけることくらい平気になっても 不思議ではないでしょう。
お礼
昔はレベルが低く最近はレベルが高いときいたことがあります。 米映画で見るような営舎ならやはりストレスがたまりますよね。 敵を倒す兵隊であっても味方同士でやりあっているようでは弱い軍隊ですよね。
残念と言うしかありませんが、公務員それも自衛官であるとして 大きく取り扱われますが、25万人にもいればあっても不思議なことではないと思います、 閉鎖的な組織の中でストレスもあるのでしょう。 リンチ事件を通してないかメッセージを伝えたいという行動かも知れません。 そのメッセージがなんであるかは外部のものにはわかりませんが 何らかの対策は必要であると思います。
お礼
事件の発生率やその内容は割合から見るとたとえば一般企業と変わらないのですね。 閉鎖的で外部からはよくわからない部分に不安を感じてしまいます。
- mela2
- ベストアンサー率26% (8/30)
自衛隊の体質、というのは良くわかりませんが、私の意見です。 力(暴力)を持つ時に、同時に謙虚さや痛みを教えないと、力に酔って、暴力的な考えに傾倒してしまうのだと思います。 日本には幸い、武道、という形で、その力の使い道を考える思想がいくつも残っているのですが。。。 武道がスポーツ化してゆくと、思想が抜け落ちてしまうのでしょうか? 自衛隊に、良質な武道の思想も備われば、こうゆう事件は少なくなってゆくのかな、と思っています。せっかく、
お礼
自衛官は肉体は強くとも精神面が弱いということでしょうか。 武道の思想はあまり重要視されていないのでしょうかね。
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お礼
公務員はいつの時代にもやり玉にあげられやすい存在ですよね。 なるほど指揮官の精神面が未熟ではそれに絶対服従の兵隊にはどうすることもできないですね。 しかも屈強な兵隊ともあれば普通なら怪我で済むような場合でも相手を殺してしまう結果にもなりやすいのでしょう。 「はなむけのつもりだった」と言っている上官には恐怖を感じます。 自衛隊自衛官すべてが悪いとは思いませんがなにかあるような気がしてしまいますね。