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クイーン、ディープ・パープルの後に聴くものは

最近、ハードロックに目覚めています。 クイーンのハーモニーとオペラを感じさせるところ ディープ・パープルの疾走感 特にクイーンは初期の「QUEEN II」が好きです!妖しくて^^ ここでお聞きします、こんな私におススメのハードロックのミュージシャンをお教え下さいませ。

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  • duosonic
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回答No.9

こんにちは、ハードコア洋楽ファンのduosonic です。 どちらも素晴らしいバンドですね。むしろ欧米より、日本で大ウケしました。ジャンルは違いますが、両方がお好きだというのも分かります。 ここで自分が好きなバンド名を列挙するのはいとも簡単なことですが、音楽というのは本当に個人の視覚と聴覚の何に訴えるか?ということですから、あれもこれもと言われたのでは消化不良を起こすだけでしょう。 それを踏まえて、とりあえず僕の頭の中では Queenと Deep Purpleは一緒にできないので、分けて語ります。 1. まず、ファンからすると「「ハードロック」と「ヘビメタ」は違うジャンルである」ということを認識すると分かり易いです。前者は、主にブルースを基調とした Yardbirds、Cream、Deep Purple や Led Zeppelinなど60~70年代の英国バンドを指し、真空管式のMarshallアンプをフルアップ設定にすることで自然に得られる「ディストーション」を基調にした音です。これに対して後者は、80年代に栄えた MetalicaやAnthrax、Judas Priestなどを指し、オーバードライブやフランジャーなどエフェクター使用によって発生する音源を主体となっているバンドです。 もちろん、混同される場合もどっちつかずも多々ありますし、どちらが良い悪いではありませんが、「二者はちょっと違う背景がある」と考えながらバンドを視聴すると面白いものですよ。 2. Queenのブライアン・メイは、親父さんと暖炉の古木を使って自作したギター「Red Special」を使っているのもあまりにも有名ですね。オイルが染み込んだ按配とか、あれはギターメーカーが高い技術をもってしても、どうしても複製できないらしいです。そして彼がロンドンの超名門インペリアル工科医科大学にて宇宙工学を修めたインテリ変り種であることなどもあって、Queen は完全に「華麗なロック」という独自ジャンルを確立したバンドですよね。ハードコアのハードロックファンに言わせると「華麗すぎる」という人もいるようです。彼らのその功績はすごいもので、影響を受けたバンドは多々ありますが、その系統で未だに元祖 Queenとの比較に耐え得るバンドは存在しません。 3. 以上を勘案し、Queenとはまた違う「曲の構成美」を体験したいのなら、やはり僕は「YES」を語ります。 存知でしょうか、「キーボードの魔術師」との異名を取るリック・ウェイクマン(Rick Wakeman)、無二不出のギター奏者スティーブ・ハウ(Steve Howe)、ボーカル詩人ジョン・アンダーソン(Jon Anderson)らがいたバンドで、英国勢としては当時の米国最大手アトランティック・レコードと初めて直接契約した「プログレッシブ」の代名詞です。 1983年に世界的に大ヒットした「Owner of A Lonely Heart」は無論ご存知だと思いますが、あれはポップ化したYESであって、僕が意味するところの「本物のYES」ではありません。全盛期70年代のYESは「一曲でLPレコード片面全部(つまり20分)」というのもあり、10分以上の曲もザラです。それでも飽きさせない曲の構成美と展開、詩の美しさをもって聴く者を今日でも魅了し続けています。 よく「ライブ版」というと、スタジオ録音版とは違ったリフやアドリブが収録されるものですが、YESはコンサートでむしろこれらスタジオ録音版と寸分違わぬ演奏をすることでも有名です。僕はとても好きで、メンバーのソロコンサートも含めて、ここ二十年内外の再結成コンサートツアーは全部観に行っています。 、、、と語っているとキリがないのでここで止めておきますが、消化不良にならない程度に「これらを聴けばYESが分かる」という曲をご紹介しておきます(カッコ内はアルバムの原名と邦題 発表年) ・Long Distance Runaround (Fragile こわれもの 1971) ・Close to the Edge (Close to the Edge 危機 1972) ・And You and I (同上) ・The Revealing Science of God (Tales from Topographic Oceans 海洋地形学の物語 1973) ・The Gates of Delirium (Relayer リレイヤー 1974) ・Awaken (Going for the One 究極 1977) 4. 一方、70年代ブリティッシュハードロックの代名詞 Deep Purpleもお好きなようですね。僕も大変なファンでした。 既にお持ちかも知りませんが、かのイアン・ギランの名文句、「Can we have everything louder than everything else?(全てを全てより大音量に設定してくれ)」というタイトルを冠した1972年の日本公演3日間全てのコンサートを収めた海賊版?CDがありますので、これはファン必聴です:http://en.wikipedia.org/wiki/Live_in_Japan_(Deep_Purple_album) 僕がギターにのめったのもDPの影響が強いです。なので「リッチー・ブラックモアのフェンダー・ストラトキャスターがないDPは、DPではない」と平気で言う人間です。彼が脱退後に結成したレインボー(Ritchie Blackmore's Rainbow:これもコンサートに行きました)もDPを継承するサウンドが基調ですが、DPとちょっと違うと言えばちょっと違う印象です。それでも Ronnie James Dioがいた頃の「Kill the King」、「Man on the Silver Mountain」などは良いですね。 5. さて次にどこへ行くか? DPの延長ということではないにしろ、Led Zeppelin だけは聴いておかないと、決して「ハードロック」を語ってはいけません。これは誰でも見解が一致するところでしょう。先日の北京オリンピック閉会式の次回開催地英国を紹介するコマにて、ベッカム選手とともに出ていたのがLZのギタリスト、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)です。今ではすっかりお爺さんになってしまいましたが、全盛期から30年以上経った今でも、ああいった世界舞台に「英国の象徴」として引っ張り出されるのは何故なのか? 、、、これはロックファンとして知っておかないワケにはいかないのです。 「天国への階段」はあまりに有名ですが、その他、Physical Graffiti(1975)、The Song Remains the Same(永遠の詩 1976)といったアルバムもLZの大集成と言えるものです。 、、、LZは語る方が多いでしょうから割愛しますが、Queen と Deep Purple それぞれの次を探す人にアドバイスするとしたら、こんな感じです。  面白いご質問、ありがとうございました。ご参考までに。

dela
質問者

お礼

こんばんは!duosonic様 大変、情熱的なご回答誠にありがとうございます! >Queenとはまた違う「曲の構成美」を体験したいのなら、やはり僕は「YES」を語ります。 はい、本日会社帰りに「Fragile (こわれもの)」をCDショップで購入してきました。クルマの中で聴きましたがとても良かったです。 宝物を手に入れた感じです。今まで聴かなかったことを悔いています。 「プログレとは宇宙観をイメージさせていて、ゆったりしたものだ。」という私の固定観念が崩れていきました。 何かラテンの情熱をかんじさせるような曲調でしたね。 まあ、第一印象はこんな感じで、何度も聴いていくうちに感じ方が変わっていくのでしょう。 >「Owner of A Lonely Heart」は無論ご存知だと思いますが、あれはポップ化したYESであって、僕が意味するところの「本物のYES」ではありません。 私はこの曲はあまり好きではありません。本日感動した曲と比較したら全くの「別物」ですね・・・。 「プログレ」なのに「退化」・・あっ、オヤジギャグですいません。 では、これからは「Fragile (こわれもの)」を何度も聴いて、慣れた頃に「Close to the Edge (危機)」を購入しようと思います。 duosonic様、ありがとうざいました^^

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noname#192542
noname#192542
回答No.1

こんばんは。 古いもので私の好みで良ければ、たくさんある中で「レッドツェペリン」「Y & T」「Heart」、少しジャンルが違うけれど「ZZ Top」がおススメかなぁ・・・。

dela
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり「レッドツェペリン」の名前は挙がりますね!

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