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円高ドル安、買われた円はどこいった?
円高ドル安と言うことは、(外国人が)円を売って誰かが円を買っているわけですよね? その円が株式市場に戻れば、こんなに大幅に株は下げないはずです。 この円はどこにいったのでしょうか? 銀行の金庫で眠っているのでしょうか? 円を買った誰かの預金口座にたまっているのでしょうか?
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No.1、2の方の言われるような資金もありますが、忘れてならないのは日本の銀行が今までに欧米の投資(投機?)銀行や会社に貸し出した資金。(日本の銀行・証券会社の外国子会社も含まれる。) バブル崩壊後、デフレ経済に陥っていた時期の日本の銀行は、国内企業にはお金を貸さないで外国の会社にお金を貸していた。 これらの会社は、日本で安い金利のお金を借りて、ヨーロッパやアメリカのインフレ経済の下で高金利で運用していた。(金利差だけでも儲かります。) ところが、アメリカから金融不況となって諸外国の金利が低下、債券や株式が大幅安で、日本との金利差が小さくなり、日本からお金を借りて運用しても利益が出なくなった。 そこで、手元資金があるなら利子を取られる資金は早く返しておこうということで、円を借りてユーロやドル・ポンドで運用していた資金を逆に円に換えて日本の銀行に返済するという流れがあります。 円で借りているので、返す時には円で返さないといけない。円高になると返済すべきユーロやドルの金額が跳ね上がるので、みんな一斉に返済しだすという傾向があります。
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- kantansi
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円高ドル安と言うことは、誰かがドルを売って誰かが円を買っているわけです。 欧米と異なり、あまりサブプライムローンの毒を飲んでいないと思われている日本の通貨円ですから、もっと値上がりすると読んだ投資家が買っているのです。 せっかく買った値上がりの可能性ある円をまだまだ下がる恐れのある株式市場に投入する人は今はいません。 買われた円は、買った投資家や投資機関がどこかに持っています。
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ご回答ありがとうございました。
いや、ただ単に「大量に米ドルが売りに出されている」ので相対的に円が高くなっているだけで、円が大量に買われているわけじゃないですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 円ドルトレードの出来高は少ないと言うことでしょうか?
お礼
そういえば円安のピークにあるときは、そういった話が多かったですね。 今超低金利政策のツケが猛烈に押し寄せてきているわけですか。 そもそも諸外国のこれまでの株高やドル高自体が、円の超低金利のせいなんですね。 ご回答ありがとうございました。