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卵巣膿腫の内視鏡手術の麻酔について。

今週、卵巣膿腫の内視鏡手術を行う予定です。 で、ご存知の方、経験された方にお伺いしたいのです。 内視鏡手術を全身麻酔で行う事や、手術の内容については、医師から十分な説明を受けているので、そのこと自体はそんなに不安は無いのですが、 麻酔の方法で気にかかり少し不安があります。 それは、手術中の吸う方の麻酔の他に、おなかの痛みを押さえる為に、 背骨にも使う麻酔のことです。 背骨の関節の間に1mmに満たない細さの針を刺し、 それを点滴のような形で一晩刺しっぱなしにするという説明でした。 ですが私のイメージでは、背骨というと下半身麻痺に直結してしまうので、チョットこわいのです。 痛み止めの為の麻酔なので、それを止めて飲み薬にしてもよいといわれましたが、詳しくは入院時に麻酔の先生と話をするように言われたので、入院前の今ドキドキです。 あまりこの麻酔方法を実施している病院は多くないらしいのですが、 婦人科に限らず背骨に刺す下半身麻酔を経験された方や、麻酔知識のある方も、 ぜひ回答をお願いします。

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  • yamacat
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回答No.1

外科医です。硬膜外麻酔のことですね。脊髄の外の腔に薬をいれるといえば、そこまで不安は感じないでしょう。 それ自体にまったく心配はないと思いますよ。おなかを開けたりする手術では、しばらくいたくて大変です。そこで、硬膜外麻酔の出番というわけですが、術中の管理、術後の疼痛管理という点で非常にすぐれています。外科の世界では非常に一般的です。 ただ、腹腔鏡の手術ごときでそこまでいるかといわれたら・・?ですが、せっかくしてくれるのだったらしてもらったらどうですか。僕ならしてもらいます、間違い無く、だって痛いのは少しでも少ないほうがいいですよね。 アメリカなんかの無痛分娩に一役買っていますよ。

ris
質問者

お礼

思いもよらない安心の回答を頂きホッとしてます。 耳の手術で2度ほど吸う方の全身麻酔は経験しているのですが、 背骨に・・・・というのがはじめて聞く話な上に、 脊椎と聞くとマヒというイメージ(交通事故→背骨強打→“脊椎”損傷→マヒ) しか無いので、相談してよかったです。 無痛分娩にも使われるのであれば、婦人科ではかなりポピュラーかもしれませんね。 落ち着いて手術に望めそうです。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

無事退院なされたそうで、何よりです。 さて、硬膜外鎮痛法と痒みとの関係ですが、痛み止めで使用した薬によって 確かに痒みが出る事があります。 局所麻酔薬のみで痛み止めをしている場合、肝臓の機能に障害がでるとかで なければ痒みが問題になることは、まずありません。 多くの病院で使用されている麻薬拮抗性鎮痛薬(麻薬に似た痛み止めの薬だ が、法律の分類上の関係で取り扱いが簡単)を使用した場合、時に痒みの副 作用を訴える患者さんもいらっしゃるようですが、それほど多くはありませ ん。 で、痛み止めに古典的な麻薬を用いた場合。麻薬というと、一般の方はあま り良いイメージを持っておりませんし、それどころか毛嫌いされる向きも多 いのですが、実は、モルヒネやフェンタニールというこれらの薬は、こと鎮 痛の質から言うと一番良質の鎮痛が得られるのです。しかし、これら麻薬の 副作用として痒みを訴える患者さんは結構居られます。硬膜外鎮痛法を止め てから痒みが軽減したのなら、麻薬の副作用の可能性も考えられます。 ただ、一般に手術の前後は抗生物質を初めいろいろな薬剤を使用しますので、 痛み止め以外の薬が原因で痒みが生じた可能性も否定はできませんし、術後 の麻薬の副作用が退院した後まで影響が残るとも考えにくいです。 以上、先ずはご参考まで・・・。

ris
質問者

お礼

再びの回答をありがとうございます。 過去2回耳鼻科で全身麻酔下の手術を行った事があり、2回とも痒みや吐き気が無かったし、麻酔科医の説明で痒みは聞いた事が無かったので、今回の術後が不安でした。 3週間経った今、痒みについてはすっかり解消されたのでほっとしてます。 詳しいご説明をありがとうございます。 まだ今年も手術が控えているので、知識が増えて心強いです。 お世話になりました。

回答No.2

ほとんど1さんのお答えで言い尽くされておりますが、麻酔科医の立場から も、一言申し添えさせて下さい。 その麻酔(鎮痛)法は、大きくお腹や胸を切り開いたり、手術の後の痛みが 問題になったりするような場合には、広く一般に行われている方法だと思い ます。 もちろん、他の全ての医療行為と同様、合併症や医療過誤のリスクがござい ます。たとえば、出血や感染、下半身麻痺等の可能性も皆無ではありません。 手技的にも多少は難しい場合があり、それによる神経の損傷の『可能性も』 あります。 だから、あとは危険性と利益とのバランスが問題になると思います。 内視鏡の手術の場合、もともとが侵襲の少ない手術ですし、術後の鎮痛も持 続皮下注射や疼痛時の座薬・注射薬の使用だけで済む場合もあります。その 意味から、あえてその管を入れずに麻酔をかける事もあります。一方、『万 が一内視鏡だけで手術が出来ず、緊急で開腹するようになった場合』の手術 中、手術後の痛みの管理まで考えて、最初から管を入れておく事もあります。 ぶっちゃけた話、その麻酔科の先生がどのような施設で教育されたかでも、 考え方が変わってくると思います。ですから、もし不安がお有りでしたら、 主治医の先生がおっしゃるとおり、麻酔科の先生に直接御相談なさるのが一 番だと思います。 今回の場合に限っては、提示された情報のみからでは管を入れる麻酔方法 と、管を入れない麻酔方法とのどちらをお選びになっても、絶対的な間違 いとは言えないと思います。

ris
質問者

お礼

回答ありがとうございます。御礼が遅くなりましてすみません。 というのも、予定の婦人科の手術は卵巣だけではすまなくなり、 他に筋腫・癒着がひどく、予定の1時間30分が3時間かかってしまい 退院も予定よりのびてしまったからです。 入院前は不安でしたが、今回頂いた回答で気持ちの整理がつき、 入院初日に麻酔科医の説明で信頼できたので、硬膜外麻酔を受けました。 手術結果から見て硬膜外麻酔を受けた事は正解だったと思います。 すみませんが、あとひとつお伺いしたいのですが、この硬膜外麻酔は全身がかゆくなったりしますか? 術後まもなくから3日間くらい全身のかゆみがひどかったのですが、 看護婦に言っても「強烈な麻薬系の麻酔を使ったから」「汗のせいじゃない?」「硬膜外麻酔前の背中に2回塗ったイソジンの消毒薬か汗か衣服のせいでは?」 と、担当看護婦によって言う事が違いそこで話が終わってしまうので先生に伝わらず、 結局動けるようになって食事と排泄を何度か繰り返すうちに痒みはおさまりました。 でも退院した今でも時々かゆくなる事があるので、最初の看護婦の麻酔が原因として一番あたっているような気がするんです。 退院後初めての外来が来週で、医師に伝えるまで時間があるため、何かお心当たりがあれば教えてください。よろしくお願いします。