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JRの障害者割引について

早速ですが、JRの障害者割引についてですが・・・ 私は「将来すべての駅や車両などのバリアフリー化が完了した暁には、本人に対する割引は廃止し、介助者のみ100%割引にするべき」と考えています。 そんな私の持論は、ちょっと、おいとくとして・・・ 現行の制度の中で疑問に思う事は「何故、急行料金が割引になって、特急料金が割引にならないのか?」という事です。 恐らく、制度が出来た当時は急行が主流で、特急に乗る事は今のグリーン車に乗るような感覚で「贅沢だ」と考えられたのでしょう。 しかし、時は移り、今や急行列車はほぼ全敗となり、在来線でも長距離列車の全てが特急になりつつあります。 その現状からして「新幹線や在来線特急の特急料金も急行料金と同じ扱いにするべきではないか?」と思うのですが、国やJR各社にはそういう動きはまったく無いのでしょうか?

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回答No.2

>私は「将来すべての駅や車両などのバリアフリー化が完了した暁には、本人に対する割引は廃止し、介助者のみ100%割引にするべき」と考えています。 娘が身体障害者です。 なるほど!正しいいんじゃありませんか? 元々、半額という金額は障害者が介助が必要なので実際は一人で乗りたいのに乗れない。 介助者から貰うのは申し訳ないので二人で半額という設定です。 国鉄時代の運賃取り決め表にそう記載されJRになっても引き継がれているだけです。 半額というより二人で一人分という考えなので介助者のみ100%は基本理念であっています。 自立支援という観点は最近ですものね。 >現行の制度の中で疑問に思う事は「何故、急行料金が割引になって、特急料金が割引にならないのか?」という事です。 恐らく、制度が出来た当時は急行が主流で、特急に乗る事は今のグリーン車に乗るような感覚で「贅沢だ」と考えられたのでしょう。 そうだと思います。 娘の障害者の本にはグリーン車、特急は割引の該当ではないと記載があります。 >「新幹線や在来線特急の特急料金も急行料金と同じ扱いにするべきではないか?」と思うのですが、国やJR各社にはそういう動きはまったく無いのでしょうか? 現状はありません。 いえむしろそういう発想をすると割引制度が無くなるかもしれません。 JRは元々国の国鉄だったからこそ身体障害者福祉法という昭和24年の制定後すぐに込みこまれた制度です。 他の鉄道会社もJRに準拠しているだけで根本はすべて国政のもとにあったJRが基本です。 現在、JRはすでに国の国鉄ではないので国の援助無くしては一切の割引をする予定はありません。 今、この10年で精神障害者が1万人増えたという統計があります。 精神障害者にはこのような運賃割引は都営/県営(つまり民間ではない)などの鉄道、バスの割引しかありません。 当時の身体/知能障害者の障害者枠に入れなかったためです。 よって10年で1万人以上増えた精神障害者たちは同じ障害者なのに何故自分たちは割引がないのか権利を主張しており、その主張が通るならばJRは国の補助制度がない限り現行の身体障害者の割引を辞めてもいいという強硬な姿勢を持っています。 健常者の皆様の通常料金の中から負担されている障害者割引運賃なのです。 すでに国鉄でない以上それを守る必要は無いと考えています。 そういう民間ベースの思考がしっかりあるので今はこういう議論は難しい時代なのです。 私が以前、障害者福祉セミナーで聞いた話です。 参考になれば幸いです。

donbei_cp
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 > 介助者から貰うのは申し訳ないので二人で半額という設定です。 やっぱり、それが基本だったんですね。 > いえむしろそういう発想をすると割引制度が無くなるかもしれません。 なるほど・・・ 先の小泉改革以来、「自立支援」の名の下に福祉切り捨ての方向にありますからね。(まっ少子高齢化が進む一方で、国民の大多数が「税金は少ない方が良い」と望んでる以上は、方向的には致し方ない所でしょうが・・・) そして、それでなくても船自体が小さくなってるのに、「船に乗せて欲しい」と望む人は増えている。下手をすれば船が沈んでしまう可能性もある。 だからと言って、取り残された人に「もう乗らないで下さい!」とも言えませんしね・・・うーん、難しい所ですね。。。 とにかく「『特急料金の割引』なんて望むべくもない。」という事がよく分かりました。 とても勉強になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • onkel
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回答No.1

 個人的な見解としては、前段の意見には全く賛同出来ません。自立しようとする障害者の助けにならないからです。  そんな私の持論は、ちょっと、おいとくとして・・・(^^  私の朧気な記憶では、以前より急行料金も割引の対象では無かったかと思うんですが・・・。『八甲田』、『十和田』、『松島』。何れも割引になった記憶がありません。  それよりも、介助者供なら距離数に関係なく半額になるのに、障害者一人だと100kmを超えないと割引にならないというのが、何とも納得出来ない私です。

donbei_cp
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 まず前段の持論は確かに賛同して下さる方は少ないです。(^^;) 私は障害者割引は基本的に「こちらの配慮が足らず不便をかけますが、その代り割引しますので辛抱して下さい」という「言い訳」のような気がするのです。 でも、いくら割引があっても利用できなければ何もなりませんよね・・・ だから障害者が「バリアフリー化が完備すれば割引は要りません」と言えば、健常者の理解も得やすいですし、バリアフリー化がより早く進み、「その方が障害者の社会進出に役立つのではないか」と思うのです。 ただ、バリアフリー化が完備しても障害によって、介助者が不要になるわけではないので、その分だけは割引を残してもらいたい・・・という考えです。 さて、急行料金の件ですが・・・ > 私の朧気な記憶では、以前より急行料金も割引の対象では無かったかと思うんですが・・・ 私も実際に使う機会がないので詳しく調べてませんでしたが、どこかで「急行料金は割引になる」と見た記憶がありました。 それで改めて調べたところ「手帳が第1種で、介助者と同乗する場合のみ」だそうです。私の記憶違いでした。すみません。 詳しくは↓をご覧下さい。 http://homepage3.nifty.com/travelstarmottakun/syougaiwaribiki.htm > 介助者供なら距離数に関係なく半額になるのに、障害者一人だと100kmを超えないと割引にならない 確かにこれも「変」ですよね。 好意的に受け取れば「介助者だけは実質タダにしてあげましょう」という事かも知れませんが・・・ 恐らく、「こちらの手間をかけて欲しくないので、なるべく介助者と乗って欲しい」という事と、一人で行動できる人に「日常的に割引を使われてはたまったもんじゃない」という事からではないかと思いますが・・・? この辺、詳しい方がいらっしゃいましたら、更にお教え下さい。