要因の一つにすぎませんが、銀行員の給料が高いのは保護産業だからです。
銀行が破たんすれば、預金が返ってこない。つまり多くの人が困ります。
したがって、銀行の運営には一定の制限がかかると同時に、破綻した場合、あるいはその懸念がある場合は公的資金を投入せざるを得なくなります。
産業全体から見れば特権的な構造です。そのため、預金金利をピンはねする余裕が大きい=給料の高さを支えることができます。
もちろん、金融には高度な知識も必要ではあります。しかし、全員がそうとは思えません。
給料を公開し難いのも、やはり同様の理由です。
保護産業であるがゆえに、あまり一般市民に意識してほしくない事柄でもあります。
また、破たんやその危険性がある場合、公的資金の投入が遅れると困ります。庶民は「高級取りを助けるために、税金を投入するのか!?」と反発しがちです。そのために、政治家や金融当局が政治的決断を遅らせるからです。これは、昔の日本でもそうでしたし、サブプライムに揺れるアメリカでも同様です。
銀行員と公務員のどちらがいいかは分かりません。
ただし、30代では倍近い差がつく可能性があります。
お金が欲しいなら銀行員が絶対に良いと思います。
公務員でも新卒採用を抑制しており、サービス残業が発生しているからです。公務員は高給といのは、高卒の場合ですが、大学院卒への給料は逆に安いぐらいです。
しかし、銀行はマイナス点の少なさで評価される特殊な職場ですし、職場がギスギスしていると聞きます。
それが合わない人も多いでしょう。
それゆえの高給だという見方もできるかもしれません。
お礼
ありがとうございました。
補足
アドバイスありがとうございました。 病気でリストラされ、うらやましかっただけです。 あと学生向けの初任給の項目が銀行だけ白紙だったからです。