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日本で販売されるアニメDVDと同一タイトルの海外版との価格差の謎

DVDコレクターです。語学学習も兼ねて、主にドイツ・フランスから 名作アニメDVDや名画とされるドイツ映画などをAmazon.deやAmazon.frから 輸入しています。早く観たい!という高揚した気分があり、注文時には ついつい「2日ほどで到着便」を選択してしまいます(送料は\4,500くらい)。 さて。ここのQ&Aでも何度か洋画DVDと日本製アニメDVDとの価格差が 議論されていましたが、今回は同じ日本製アニメDVDという土俵で、 「日本で販売されている価格」と「欧州で販売されている価格」との対比に ついて質問させてください。 今回私が輸入したアニメDVDを具体的に挙げたほうが話が早いでしょう。 (ドイツ語のスペック用語は私が適宜意訳しました) 01)犬夜叉 - DVD BOX-Set 1(コレクター版)/DVD-Video 13巻(1235分)/PAL 音声:Dolby Surround 収録言語:ドイツ語、日本語 字幕(On/Off可):ドイツ語、日本語 アスペクト比:4:3 価格 120ユーロ(09/14現在為替レートで日本円 \18,000) 02)犬夜叉 - DVD BOX-Set 2(コレクター版)/DVD-Video 13巻(1235分)/PAL 以下同文 価格 120ユーロ(09/14現在為替レートで日本円 \18,000) *03)となりのトトロ - コレクター版(でっかい箱入りのデジパック仕様) *** 2枚組み・カレンダー・ポスター・メモ帳付き・PAL *** 音声:Dolby Surround 収録言語:ドイツ語、日本語 字幕(On/Off可):ドイツ語 アスペクト比:1.85:1 価格 30ユーロ(09/03当時為替レートで日本円 \4,500) (*輸入済み) 04)宇宙交響詩メーテル - DVD-BOX/全13話/DVD枚数不明/PAL 音声:Dolby Surround(2.0) 収録言語:フランス語、日本語 字幕:空輸中のため不明 アスペクト比:空輸中のため不明(多分4:3) オリジナル・サウンドトラック・CD2枚付き 価格 63ユーロ(09/11当時為替レートで日本円 \9,500) さて。日本国内での販売価格(新品)です。 01) & 02) 1??話相当で \6,000 x 13 = \78,000~ 03)\4,242(Amazon.co.jp) 04)バラ売り6巻で\5,000 x 6 = \30,000/初回限定(中古のみ)で\14,000 過去質問にあったのは、実写のハリウッド映画など世界市場を最初から 相手にしているものと、日本アニメのように、限定された購買層相手の ものでは価格設定も自ずと異なってくるし、制作費・声優へのギャラも ある、とのことですが、上記一瞥いただけるとお分かりかと思いますが、 欧州版はリージョンも同じ"2"だし画質も同じだし (PALorNTSCの違いはありますが、本質的問題ではないでしょう。 パソコンで観ればいいんだから。それにPAL-NTSC変換機構を内蔵した DVDデッキなんて腐るほどある)、現地語の吹き替えと字幕入れなど 手間隙あるにも関わらず、日本国内版よりも圧倒的に安く販売されている。 個人的には、ジブリは企業努力していると思います。世界的評価が 高いというのもありますけども。それに敬意を表している証拠というのも アレですが、韓国旅行に行ったときもジブリのアニメすべて大人買いして、 仏語版と独語版の代表作はほぼすべて揃えました。監督から一筆ほしいくらいです(笑 それに比べ、Avexの価格設定は人をバカにしてるのかと思いたくなります。 Avexに限らないと思いますが、ここはとくに酷い。さすがCCCDの悪行を 働いただけの前科はある。その件は旧東芝EMIも同罪ですが。 結局ユーザから反感買って止める羽目になったが、だったら はじめから空気読んどけって。 「日本では国産アニメの価格は一部の良心的メーカー以外は こんなもんだよ」とドイツ人にドイツのアニメ系掲示板で話したら、 「信じられねぇ。いくらマニアでも買わねぇよ」と 「F**kin' Crazee! マジカヨー(ドイツ語で)」みたいな反応でした(苦笑 このあたりの事情、詳しい方お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • eito_waka
  • ベストアンサー率54% (148/272)
回答No.3

まず最初に断っておきますが、会社の目的は利益を上げる事です。 これはDVDの販売についても同じです。 ハリウッド映画のDVD単価が安いのは、安くすればそれだけ販売数が増えるからです。 ハリウッド映画のDVDは一般人も興味があるため、価格を低く抑えたらその分「買いたい」という人が増えます。 安くしたために一本あたりの利益が低くなっても、販売数が多くなるため総利益が結果として大きくなります。 又、海外のアニメが安いのはドイツ人が指摘しているとおり、 「アニメDVDは欲しいけど値段が高いなら買わない。」という人が多いからでしょう。 DVDを高くして販売数が極端に落ちてしまったら、一本あたりの利益が高くても総利益が小さくなってしまいます。 そのため、海外でのアニメDVDは現地のファンの購買意欲が保てる程度の低い値段におさえられる事になります。 では、日本でのアニメDVDの場合はどうでしょう。 最近はアニメの認知度が高くなってきていますがそれでもハリウッド映画のDVDとは違って、 一般の人がアニメDVDを買うという事はないでしょう。 つまりアニメDVDの販売単価を下げても販売数は伸びず、総利益が増えないため、 DVDの販売業者が単価を下げるメリットが無いという事です。 逆に日本のアニメファンはアニメDVDの販売単価が高くても構わずに購入する傾向にあります。 つまりアニメDVDの販売単価を上げても販売数は落ちず、当然DVDの販売業者は単価を高くするという事です。 日本のDVDの販売業者からの視点をまとめると 「アニメDVDを安くしても一般人が買わないから販売数が伸びないため、安くする意味がない。 その上、アニメファンは高いDVDをありがたがるから、高く売ってもうけた方がいい。」 となります。 ちなみにアニメでもジブリ作品やファミリー向け作品は一般人でも興味があるため、 DVDを安くしたら販売数が伸びます。 そのためハリウッド映画のように価格を抑えているのです。 ジブリは企業努力だけでDVDを安くしている訳ではありません。

maxsununix
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 No.3さんへのお礼回答もNo.2さんへのものとほぼ同様になりますので、 ご参照ください。

その他の回答 (5)

  • Devil-Ear
  • ベストアンサー率21% (738/3448)
回答No.6

これはアニメに限った事ではないと思いますよ。 聞いただけの話なのでソースはありませんが、アメリカなどでは劇場映画の入場料金は(聞いた当時の話)600円位だそうです。 日本では現在1800円しますよね? 輸入版の音楽CDなんかも日本発売されているどうタイトルの物ではかなり安いと思いますよ。 個人的には人口(需要)の違いではないか?と勝手に予想していましたが、正直な所はわかりません。 ちなみに・・・ 日本は約1億3000万人、アメリカは約3億人の人口ですね。 あとは、物価やスタンスの違いじゃないでしょうか?

maxsununix
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • ceeda34
  • ベストアンサー率36% (517/1418)
回答No.5

理由は簡単。 アニメに限らず、日本の映像ソフトは日本国内において、諸経費、制作費用をDVDの販売とかで稼いでいるからです。 アニメ制作会社のスポンサーの中には、DVD販売会社も含まれます。 この分の上乗せがあります。 しかし、海外にはこれは適用されません。 なにぶん、海外から買い付けの見込みがないのに、海外販売をあてにはできませんから。 そのため、国内だけで元を取るようにしてます。 海外でのDVDは契約上、現地での販売許可での契約の形ですので、海外は販売許可の契約料と現地語の吹き替えとか、海外パッケージ等の諸経費だけの上乗せです。 そのため、日本みたいに高くなりません。 特に、制作費が異常に高くなるアニメ作品は、国内と海外版の価格差は顕著に現れます。

maxsununix
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • neco8715
  • ベストアンサー率26% (92/353)
回答No.4

アニメだけじゃなく製品全てにおいて国の物価で値段が変わっていますからしょうがないんじゃないでしょうか。 インドとか月収数百から数千円の世界で6万とかだと無謀すぎて誰も買わなくなるでしょうし、ある程度調整が必要なのでは無いでしょうか? あ、個人的に気になったのですが、DDVDとかって価格差を利用して安く変われないように他の国では見られないよう視聴制限がかけられてると思うんですがアニメとかにもかけられているんでしょうか?(海外版アニメはかかったこと無いので・・・)

maxsununix
質問者

お礼

確かに、東南アジア諸国はじめ、平均所得の高くない国の人々にとって、 DVDは完全に嗜好品、いや必要性すら感じないかもしれませんね。 視聴制限の件ですが、リージョンコードの違いのことをおっしゃっていると 思うのですが、あってますか? でしたら、現在はことパソコンで視聴する分には問題ありません。 ご指摘のとおり、ハリウッド映画でもドイツ映画でもアニメDVDでも リージョンコードが地域別に定められており(全部で8つ。リージョン"0"はALL)、 NTSC/PALの映像方式の違いのほかに、このリージョンコードの相違が 従来は(パソコンで視聴する際にも)障害になっていました。 しかし現在ではリージョンコードを無視して再生できるソフトウェアが たくさんあります。代表的なのには、 mplayer/xine/ogle/vlc などがあります。いずれもソースコードが公開されたオープンソースのもので、 Linux/*BSD/Solaris/Windows/MacOS X 等で使用できます。 昔はDVD再生ソフトというとマトモなのはWinDVDかPowerDVDといったところで、 これらは内部機構にリージョンの変更回数制限がありましたが、 上記フリーソフトはそういったものは無視しますので、リージョンの異なる DVDをとっかえひっかえしても全く問題ありません (これについては法的・[MPEG2]ライセンス的にグレーだとか黒だとかいう 意見もあると思いますが、現在のところ黙認されている状態です。 おそらくBlu-Rayでアニメや映画が販売されるようになっても、 世界中のハッカーが解析することでしょう。DeCSSのときのように…)。

  • ASAYOSHI
  • ベストアンサー率42% (358/834)
回答No.2

私は北米版しか買わないので、見当はずれの回答になったらすみません。 うまく言えないのですが。 価格設定というのは、その国の相場に合わせてするものだと思いますので、ひとまず、お買いになったDVDと、その国 (フランスやドイツ) での同ランクのアニメDVD作品の価格を比べてみてはいかがでしょうか。おそらく、極端な格差はないものと思われます。 北米版などは、日本企業が現地に法人を作ってマスターの製作から管理するパターンもありますが、たいていの場合、その国の企業が、日本の権利会社 (製作委員会および販売会社) からDVD製作・販売のライセンスを買い、オリジナル素材および商品化に必要な画像等を預かって、各国仕様の製品を作るのだと思います。 当然、売れなくてはお話になりませんので、最初から各国の市場に合わせた価格設定を行い、その上でペイするような価格で、ライセンスを買えるよう交渉するはずです。 現実問題として日本のアニメの製造元・販売元は、一部の大手を除いて「世界市場を視野に入れた」作品作りはしていません。あくまで、国内の放送やDVDをはじめとした関連グッズによる収入を第一に考えています。 なので、「海外に権利を売って入ってくるのは余録」と考え、何もしないで入ってくる金に対しては、ガツガツして客を逃がすほうを恐れる→各国の提示する額に対して、さほど頑迷に高額を強制しない、というスタンスなのではないでしょうか。 (海外展開の入金を当て込んでコケたら、それこそ目も当てられません。逆に、海外展開を視野に入れられるジブリなどは、国内価格も比較的安めでは?) 国内DVDでも、ファミリー向け、キッズ向けなど、より広範囲に売れる可能性のあるものは、比較的安い傾向にあります。「あくまでマニア向け」的な感覚が作り手・売り手の中で払拭できないものに関しては、国内ドラマDVD等の価格も鑑みて、さらにリスクヘッジの意味もあり、現状のような価格設定になるものと思われます。 まだまだ、本気で「薄利多売」を見込めるほどには、オタクの絶対数および、支出絶対額の総数を信用できないということでしょう。 もう数十年たって、アニメDVDを買う人の絶対数が倍くらいになったときには、状況も変わるかもしれませんね。 拙い意見ですが、参考になれば幸いです。

maxsununix
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに、キッズ向け・ファミリー向け、またジブリなど世界展開を 最初から視野に入れた製作元の場合、価格を低く設定しても捌ける本数自体が オタク向けアニメとは全然違うから、ペイできますよね。 ただ、疑問があって。 犬夜叉やらんま1/2は欧州でもとても人気があり、売れまくっています。 全部揃えれば\30,000オーバーしますから格安ではないですが、それだけの 価値はある作品だと認められているということでしょう。 そういった作品でもAvex(国内販売元)は呆れ返るくらいの価格設定であること。 もうひとつは、前々から欲しいと思っていた「アニメ三銃士」のDVD。 これ、DVD-BOXで2セットだと思いますが、Amazon.co.jpでの価格を見て ひっくり返りました。これって、とても子供や小学生が買えるような シロモノじゃないじゃないですか…。2つで\60,000超えます。 給料もらってる勤め人でもポンと出せるモノではないハズ。 私は小学生の頃、TVでこのアニメを断片的に見ましたが、すごく感動したのを 覚えています。作画も綺麗だったし。この価格設定は残念。 やっぱり売れないのかなあ…。 庶民は生活必需品の購買に追われて嗜好品まで手が回らない人が多いと 思います。あのオバハンたちに大人気の冬ソナのDVD-BOXだって、 知り合いで買った人いませんよ? それで結局、ハードコアな少数のマニアから高い価格設定で搾り取る。 悪循環ですね。三銃士、観たいけど、とても6万なんて今出せないですよ。

  • egg_moon
  • ベストアンサー率48% (248/509)
回答No.1

日本のアニオタが高い値段で買ってくれて、利益を上げることができるため海外では安く売れる。 という冗談はさておいて、食い物にできるものはしゃぶりつくすという日本メーカーの姿勢のせいでしょう。 まぁ、他のもので比べれば逆のものもあるかもしれません。 それにしても、語学にご堪能で安い海外DVDを楽しめるお方がうらやましい限りです・・

maxsununix
質問者

お礼

うん、そう、大部分の日本のアニメファンは、コアになればなるほど メーカにいいように搾り取られてますね(苦笑 海外版のDVDは全般に安いですけど、日本のアニメDVDならいざ知らず、 ターミネーターとかBLOOD DIAMONDみたく英語で話されてるのは字幕ないから 厳しいですね。まあゲオで日本語字幕つきの借りてきて、内容叩き込んでから 観ればいいんですけど。 ドイツ語やフランス語で観るジブリ作品などは新鮮ですよ。 現地の声優の方々も頑張ってるし(たまに声的にミスマッチな場合もあるが)。

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