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養老保険の契約変更と返戻金、税金などについて
契約している保険会社に何度か問い合わせをしているのですが、曖昧な 回答しか得られないため、ここで質問させて頂きます。 65歳満期の養老保険(死亡保障1000万円)に加入して、12年目になり ます。月々の支払い額が負担になってきたため、契約内容の見直しをして います。解約すると損失が大きいので、保障額の減額をしました。死亡 保障800万円に減額したところ、「解約返戻金」として40万円ほど、返還 されました。減額によって、返戻金が還付されることを知りませんでし た。また、返戻金の前に「解約」と明記されているので、減額すると解約 扱いになって、損失が出るのかと思い、再度、保険会社に問い合わせまし た。 返答は、「保障内容を減額すると、契約年数によって返還金が発生しま すが、解約手数料などが取られるような損失はありません」とのことでし た。 また、現時点で、保障額を100万円減額するごとに、解約返戻金が20万円 ほど返還されることが分かりました。さらに、保障額をいくらまで減額 できるのか聞いたところ、死亡保障200万円まで可能とのことでした。 仮に、現在の保障額800万円から200万円に減額の変更を行った場合、解約 返戻金が120万円ほどになります。 しかし、現在まで支払った累積積立金額が、約250万円なので、保障額を 200万円まで減額した場合、積立金が保障額を上回ります。 以上のことを踏まえて、次の点に関して質問させて頂きます。 (1)減額により発生した解約返戻金に税金が掛かるのか? 調べたところ、 (解約返戻金・満期保険金ー払込保険料ー特別控除額50万円)×1/2 との算出式が出ていましたが、減額による解約返戻金では、払込保険料 を上回ることはないから税金は発生しないと思うのですが、どうなので しょうか? (2)保障額を200万円まで減額した場合、既に累積積立金額が保障額を 上回っており、どのような措置が取られるのか? (3)保障額を減額した後、払い済みにすることも選択肢に入れているの ですが、死亡保障がなくなること以外に、デメリットはあるので しょうか? お手数をお掛けしますが、ご教示頂けると幸いです。 どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
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質問者が選んだベストアンサー
(1) 計算結果がマイナスになるので、税金はかかりません。 (2) そもそもの考え方が間違っています。 『現在まで支払った累積積立金額が、約250万円なので、保障額を200万円まで減額した場合、積立金が保障額を上回ります。』 まず、累計積立金額という考え方が誤りです。 累計支払「保険料」です。 保険料には、保障に当てる純保険料だけでなく、会社の手数料・利益も含まれています。 実際に積み立てられているのは、支払った保険料ではなく、『解約払戻金の金額』だと思ってください。 つまり、100万円減額するごとに解約払戻金が20万円あるということは、積み立てられているのは、100万円ごとに20万円ということ。 200万円ならば、40万円です。 解約払戻金というのは、利息ではありません。積み立てられているお金、そのものです。 別の説明をすれば、 1000万円に対して、いままでに積み上げられたのは200万円です。 だから、1000万円に対して10分の1の100万円を減額するごとに、積み立てられた金額の10分の1に当たる20万円を解約払戻金として、受取った訳です。 つまり、250万円支払って、積み立てられているのは200万円だったわけです。 1000万円全額を解約すれば、受取れるのは、200万円です。 今、200万円減額して800万円になっているのなら、残りを解約して受取れるのは160万円です。 今までの累計の差額の50万円は、保険会社の手数料や純保険料で、消えてなくなっています。 (3) 払済保険にするということは、現在の解約払戻金を使って、終身保険に移行するという意味です。つまり、死亡保障がなくなるということはありません。 特約はすべて解約となります。 また、払済にするには、最低限度額があります。 払済保険に移行する際には、やはり保険会社が手数料などを取りますから、その直後に解約すると、受取れる解約払戻金は、当初の金額より減ります。 ご参考になれば、幸いです。
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- bure
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既に専門家さんの回答が出てますので素人の私が書き込むのは質問とは全く関係のない内容で失礼します。、 「養老保険」死亡保障と満期金(+配当金)が同額の保険(特約を付けなければ医療保証なし)これ以上シンプルかつ解り易い保険は他にはない保険と思います。 かつては、貯蓄や金融商品並みまたはそれ以上に利殖率の高かった養老保険ですが最近の予定利率の低さでその魅力は無くなりましたが保障対象という言う商品より貯蓄を兼ねた資産運用に適した商品で他の定期預金等の金利を計算されてどちらが得か考えられて保障減額検討された方がいいと思います。 保険でありますので死亡保障はあります(3)の回答。 保証額200万として死亡200万+満期金200万=400万ではありません、掛け金支払い途中で死亡すれば200万保障、または満期時まで生存で満期終了で200万受け取り保障。 ご存知とは思いますが
お礼
bure様 保障の面では良いのですが、ご指摘のように、予定利率が低いため、資産運 用の面からあまり魅力を感じなくなっています。保障と運用のどちらを重視 するかと問われたら、運用の方です。ですので、支払い保険料の損失を最小 限に留める手立てをして、資産運用の方に回して行こうと考えています。 払い済みにした場合でも、保障は担保されるのですね。そのケースも考慮して、再検討してみます。 アドバイス、ありがとうございます。
お礼
rokutaro36様 丁寧な説明ありがとうございます。加入している養老保険の中身が、良く 分かりました。貯蓄型の生命保険ということで、長所の点(貯蓄+死亡保 障)にのみ、重きを置いておりました。貯蓄=積立という認識に誤りが ありました。 満期になるか、保険適用になるかまで、キャッシュが戻って来ないた め、保険料を支払い続けることに迷いが生じてきました。保険なのだか ら、それ位のリスクを負うのは当然なのかも知れません。 生計を考慮した上で、保障額1000万円は必要ないと判断して、見直す ことにしました。保険会社に問い合わせたところ、保障額600万円まで は、満期時の累計支払い保険料が元本割れしないことを確認しました。 減額変更で、解約返戻金を受け取り、どこから拠出されたものなのか 問い合わても曖昧な返答しか得られなかったのですが、今回の回答で、 理解できました。 保障額と月額支払い保険料を加味して、再検討しようと思います。