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日本の漁業
先日、授業で「日本の漁業の発展と衰退の歴史」についての課題が出たのですが、詳しく分かる方是非教えて頂きたいです。また、参考になる本やホームページなどありましたら一緒に教えてください。例えば、底引き網漁業やまき網漁業、延縄漁業、遠洋漁業など、調べる題材はどれか一つでいいのですが、詳しく教えていただけるのであれば、どれでもかまいませんしいくつでもかまいません。よろしくお願いします。
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yoropikoさんは大学生でしょうか? また水産系の学生さんなのか,歴史とか経済とか社会科系の学生さんなのか?それによって求められる回答が多少異なろうかとは思いますが。 参考になる本としては,「図説漁業白書」(農林統計協会)とか「新水産ハンドブック」(講談社)などがよろしいかと。ただハンドブックのほうは結構高額(6800円)なので,水産系の公務員受験勉強をしたい人とか,水産全般について幅広く本気で知りたいという人向きかと思います。白書は1800円ぐらい。 今,私の手元には,あいにく平成9年度版の漁業白書しかありませんので恐縮ですが,その中から遠洋漁業の生産動向についての一節。 「遠洋漁業は,燃油価格が安価であったこと,世界の漁場に日本漁船の参入の余地があったこと等を背景として,昭和30年代から40年代後半にかけて,急速にその生産量を伸ばした。特に,40年代前半におけるすけとうだらの冷凍すり身技術の開発と普及に伴い,米国及び旧ソ連近海のすけとうだらの生産が急速に増加し,遠洋漁業の生産量は,48年に最大値の399万トンを記録した。しかし,すけとうだらの生産量は,米国近海において,資源状況に応じた自主的な漁獲規制が導入された49年以降,減少に転じた。さらに,52年には,米国,旧ソ連等が相次いで200海里水域を設定したことにより,日本の漁船は,沿岸国が設定した漁獲割当の枠内で操業することとなり,その漁獲割当も,米国水域では63年に消失するなど,漁場の喪失が段階的に進み,すけとうだらをはじめとする遠洋漁業の生産量は,減少傾向を一層強めることとなった。こうした中で,50年代末に,公海漁場の開発と利用が進み,公海域における生産が一時増加したが,その後,資源状況の悪化や,野生生物の保護,生態系保全等の観点からも公海漁業を規制する動きが強まり,遠洋漁業の生産量は,再び大きく減少した。平成8年は,北転船等で増加したものの,遠洋いか釣り,南方トロール,遠洋まぐろはえ縄等で減少したため,前年に比べ11%減少し81万7千トンとなった。生産額は,5%減の2,619億円となった。」 といった内容のこととかが書いてあります。(最新の版でも多分。) まあ↑は数字などが古いので,最新の版を買ってみられるか,図書館などで読んでみられるとよろしいかと思います。 あとは水産庁のホームページ(http://www.jfa.maff.go.jp/)なども参考にしてみてはいかがですか。
補足
アドバイスありがとうございました。私は水産系の学生です。今回は「遠洋漁業の中から一つ漁法を選びその漁法の発展と衰退の歴史」という課題なのですが、一人で調べると知識が偏り、浅いレポートになってしまうためアドバイスをいただく事にしました。もし、分かるのであれば、遠洋漁業であればどの漁法でもいいのですが、その漁法の衰退と発展の歴史を教えいただきたいのですが?