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旧miniのカギって何個？
ttp://www.vividcar.com/cgi-bin/WebObjects/f1b8d82887.woa/wa/read/f1bb2a485e/ このサイトをみてたのですが、 「3 つのキーとイモビライザーのリモコンを持ち歩くのは大変煩わしい。ジャラジャラとかさばるキー類を見ると、」 と書かれているので、複数個あるわけですか？
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英国の太古車乗りです。今はミニに乗っており、これでミニは３台目です。 ミニはカギが３本です。何故３本もあるのか？というと、それがそのままミニの歴史を物語っています。 ※1958年に発表された当時は、ロッカーのカギみたいな片歯の小さなキィだけでした。イグニッションのキィシリンダはダッシュボードについていて、この片歯キィで電源ONになりました。 ※勿論ソレでは盗難し放題だったので（映画などで出てくる様に、イグニッションの電線を一旦切断したあと、手でつなげば電源が入ります）、ハンドルロックが付いてイグニッションキィと１体となりましたが、ドアとトランクのキィシリンダはそのまま放置されたので、長いハンドルロック付きキィ（現在のクルマのキィと同様のサイズです）とドア/トランク用の片歯キィの２本になりました。 ※メーカとしてはそこで終わりですが、ミニのフューエルフィラー（ガソリン給油口）はボディに隠れてなく、90度回すとロックするキャップがボディから突き出ています。 これではガソリン抜き放題、イタズラし放題なので、社外品のアクセサリでカギ付きフィラーキャップが販売されました。これは社外品なので、当然クルマ本来のキィとは何ら関係なく、このカギ付きキャップを付けるとカギが３本必要になります。 後にメーカもこのキャップを採用する様になり、生産終了寸前の最終型であるローバー・ミニでは、最初から３種類のキィが必要となっていました。 ※斯様にミニは時代と共に段々キィの本数が増えてきたワケで、古いモデルだと４本必要という事はありません。ただドアハンドルのキィシリンダが結構壊れ易く、ドアのキィシリンダだけ交換してトランクと別のキィとなり、結果的に４種類のキィが必要になっているケースもあります。 ※尚・・・ミニに限らず、古いクルマは概ね小さい片歯キィ１本だけです。 ミニが３本ものキィを必要とするのは、それだけ長い期間製造されて来て、その間セキュリティに関する考え方が変わってきたという事を示しています。
お礼
おぉぉぉ、すごくおもしろいです。なるほど～。