- ベストアンサー
ゼンハイザー(Sennheiser)の管楽器用マイクe608について
ベル径が約300mmのユーフォニアムで使える有線ピンマイクを探しており、 表題のマイクも視野に入れています。が、しかし。 散々ネットを徘徊しましたが、このマイクをどうやって楽器に固定するのか解りません…。 公式サイトの紹介ページ↓ http://www.sennheiser.co.jp/jp/icm_jp.nsf/root/products_microphones_evolution_600series_04520j Googleでイメージ検索をかけてみたところの推測では… 「川」の字の真ん中がスライドしてベルを挟めるようになっており、 「→川」方向にネジを締めて「川」のスライド機能を固定する。 かな?と。 (わかり辛くてすみません) ただ、そうだとすると結構簡単に外れてしまう気がします。 ■質問1 このマイクの固定機能はどういう仕組みなのでしょう? また、それは「動き」に対して強いのでしょうか? (それこそブラスト並に動いた場合等) ■質問2 他のメーカーでオススメの管楽器用マイクがあれば教えて頂けると幸いです。 (予算はヒトケタ万円 / Shure、Audio Technica、YAMAHAは確認済) ピンマイクってクリップ部からの長さが公式サイトにも書かれていない場合が多く、 ベル径300mmでも真ん中へ持って来られるのか若干の不安があります。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
素人録音屋&PA屋ですので、専門家の投稿の後にそんなに面白い事も語れませんが(^^ゞ あくまで「素人音響屋がアマチュア金管演奏家の音を録る場合」の話ですけど、金管単発で音を録るということに特化するなら、基本的には相応の楽器用コンデンサマイクをややオフマイク気味に構えるか、相応の楽器用ダイナミックマイクを近め(朝顔に突っ込むような事はしない)で録りますね。 もちろん、これはブラスト並には動かないのが前提の場合です。 というのは、朝顔の真っ正面から中心を覗き込むような方向では、マイクは構えない…ということです。朝顔の真っ正面ど真ん中にマイクを突っ込むような録り方をすると、感度の良いマイクほど、良い響き成分よりも演奏上の雑音が(ブレス音やらピストンの操作音やらいろいろ)が紛れ込みやすいんです。 で、ホルンやユーフォの類で、ブラスト並みに動くぞぉ…という話になったら、私の個人的な趣味のマイクはこれです。 http://www.audio-technica.co.jp/proaudio/instrument/atm35/atm35.html まぁ、価格的には http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=158^ATM35^^ てな感じなので、ちょっと予算に合わないかもしれませんが… ただ、仕様を見て貰ったらわかるとおりですが、フレキシブルブームの長さは84ミリしかありません。実質はもっと短いです。これでは300ミリのベルの端ッこにちょこんと鎮座するだけです。 でも、それでいい…というか、その方がよっぽど良いというのが、対アマチュア録音での私の録音方法論です。 朝顔の真ん中から真っ直ぐ出てくる、演奏雑音も混じった音を狙うよりは、ちょっと斜めから、朝顔の開口部付近の「空間の響き」を狙って録る方が、金管の綺麗な響きは得やすいというのが、私の経験則です。 ですから、おそらくは質問者の方は、クリップ部からベルの中心を狙えるブーム長150ミリに近いマイクをご所望だと思うのですが、私は「そんなブーム長は無くて良いですよ」と申し上げたいという事です。 実際、ブーム長が長いと、振り回した時に「テコ作用」でマイク位置がズレたりブレたりすることもありますし、それを踏まえてNo.1の方のおっしゃるように、テープで楽器に固定したりする事が必要になる事多いです。 私がATM35が好きなのは、マイクがメチャクチャ軽くて振り回しに強く、またその分、クリップもそんなに強力ではない(それでも固定は大丈夫。本体が軽いから)ので、楽器にもあんまり負担がかからない…ということもあります。 それでもまぁ、マジにブラスト並み…なら、私もマイクのクリップ部はテープかなんかで固定しますねぇ。なんぼお気に入りのATM35でも、クリップだけでは心許ないです。 素人PA現場でも、楽器にテープ貼りすることにメチャクチャ抵抗感ある人は多いし、私も一応は楽器弾きですので、気持ち自体はめちゃくちゃわかるんですが、そうなるとPAの場合は「音をPAで通すのに事故があってもやむなしを取りますか?、それともステージラストまで確実に音を録って貰いたいですか?」と言わざるを得ません。相手もこっちもアマチュアですから、「それでもテープはいや」と言われたら無理強いはしませんが、プロならそうもいかんと思います。 蛇足ですが、私は、プロまたはセミプロの金管プレイヤーの方の音を録った(というか、わざわざアマチュアステージに参加いただいて、ど素人PAの身で恐縮至極ながらも対応せざるを得なかった)時には、ビクビクもので「こんなマイクしか無いので、テープか何かで固定するしか無いんですが…」と言って、断られた事はないです。っていうか「あ、なるほど、そのマイクだったらもうガバーっと貼っちゃって」と言われた事の方が多いですね。 でもまぁ、私の場合は、粘着力があまり強くないドラフティングテープ等で留めるようにはしてます。最近は、「貼って剥がせる」タイプのテープも入手しやすくなりましたし…さすがにPA席常備の強粘着の布ガムテや、粘着剤残りが起きやすい絶縁ビニルテープで金管楽器に貼り付けるのは勇気が要ります。
その他の回答 (1)
- monday0862
- ベストアンサー率47% (444/930)
こんにちはmondayと申します >「→川」方向にネジを締めて「川」のスライド機能を固定する。 このねじは、マイク本体の長さを調節するものでしょう。 「川」の字の真ん中を押して、ベルの縁の少し太い所にかみ合わせるタイプのような気がします。 かみ合わせる所にゴムがあって滑らない工夫がしてあるように見られます。 普通に演奏するなら問題ないと思います。↓ http://www.sennheiserusa.com/newsite/productspecs.asp?transid=004520 振り回して演奏したいなら、それなりにガムテープなどで自分で補強しましょう。 >■質問2 AKGという会社からも同じようなタイプが発売されていますよ ↓
お礼
ご回答ありがとうございます。お名前、拝見した事があります。 >質問1 うーん、実物を見てみたい…と思っていたら、青山にショールームがあるんですね。 http://www.sennheiser.co.jp/jp/icm_jp.nsf/root/corporate しかし、そこまでするならメールで問い合わせを…と思って最初からそうしろと気がつきました。 しかし、専門家の方から意見を頂けてとても参考になりましたし有り難かったです。 ガムテープは…演奏者的観点からすると厳しいです(^^; 日常的に使いたいもので…。 >質問2 旧タイプをチラッと見かけたのに忘れていました。 真面目に公式サイトを探したらありました。超巨大な商品画像があって良いですね。 http://www.akg.com/ 他にもオモシロいアドバイスが貰えるかもしれないので、 少しだけ待ってから締めさせて頂きますね。
お礼
お礼がとてつもなく遅くなり、大変申し訳ないです。 (ゼンハイザーさんに確認してからと思っていたせいで放置状態に…) 広範囲をカバーしてくださった回答、とても参考になりました。 自覚していない潜在的な質問にも答えて頂いた気分です。 質問には書きませんでしたが、このe608と同社のe908で迷っていて、問い合わせた所 「e908は高音質でクリップも丈夫だけどコンデンサ型でアダプタが必要&作りがデリケート」 「e608は音圧に強く、ダイナミック型なのでアダプタ不要、やや安め」 値段はともかく、頑丈さと利便性、そして教えて頂いたテープ止めがしやすそうなので e608に軍配が上がりました。shure辺りと最終比較して決めようと思います。 アームとベルの位置関係も、言われてみれば納得です。 ユーフォはノイズが出やすい楽器らしく、プロでもベル直では大半の奏者から空気音が聞こえますし、 何よりもピストン音! 世界トップな奏者の多重録音で非常に気になったのを思い出しました。 そういう自分は一応元セミプロ…今は「くずれ」…な感じですが、 雑音系はもともと多い方なのでアドバイスをよくよく参考にさせて頂きます。 あと、楽器の振り回しにマイクが耐えられなかったらaudio technicaも検討します(笑) すみません、このメーカーにイマイチな思い出があるもので…。 それにしても、この2ヶ月半、他の方への回答も拝見しましたが 素人だなんてとんでもない。録音だけならともかく、楽器自体にも相当幅広くお詳しいですね。見習おうと思います。 でも、その前に今から2回目の質問を投稿します…(^^;