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マスター・アンド・コマンダー:大砲の玉を抱えて海に飛び込んだ理由
【映画:マスター・アンド・コマンダー】の中のことです。 冒頭の戦いが原因で片腕を失った少年と、年長の少年が話していた時、突然、年長の青年が大砲の玉を抱えて海に飛び込むシーンがありましたが、なぜ飛び込んだのでしょうか。 バスの中で映画を2回見たのですが、そのシーンの前のところで2度とも寝てしまって、わかりません。 お手数ですが、教えてください。 お願いいたします。
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有体に言えば、船乗りの迷信の為です。 そもそもフランスのアケロン号は神出鬼没で、駿足・・・突然現れて襲いかかって来るとイギリスの船乗りに恐れられ、幽霊船じゃないかと思われていました。 そこへ持ってきてその年長の少年が当直で指揮を執っていた時にアケロンに襲われ的確な指揮が執れなかった為、サプライズ号は大きなダメージを受けてしまいます。更にその事がモトで船員の一部に士官として信用できないと思われ敬礼をしなかったとして、その船員が鞭打ちの罰を受けさせられたり、全く雨が降らなかったり、凪ぎだったりと只の自然現象が不吉な事として・・・つまりその子が呪われていると船員たちの間で噂になり、船員達の目は益々冷ややかになってしまい・・・その年長の少年も精神的に追い詰められて、自分でも自分の所為で良くない事が起きていると思い込み、呪いのモトである自分が居なくなればと・・・入水自殺してしまいます。 実際船乗りは昔から迷信深く、ましてや時代は19世紀ですし・・・ 良くない事は何かの呪いだとかよくそういう考えはあったようですね。 で・・・その子が居なくなると途端に風が吹いたりしてたので・・・・偶然でしょうが、これで益々船乗りは迷信深くなっちゃうと・・・ 船の中は密室状態ですし、自然が相手ですから・・・・迷信とかを信じたくなったんでしょうね・・・多分今でも何らかの迷信を信じている船乗りは多いと思いますよ。
お礼
ああ!ありがとうございます!とてもスッキリしました! そういうことが重なっていたのですか。鞭打ちのシーンは覚えています。 詳しく教えてくださって、本当にありがとうございます!