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B種接地とA-D種接地の間に発生する電圧について
キュービクルのB種接地とA-D種接地の間で19V発生している現場があり調査を進めていったところB種接地抵抗値が過大(測定不能)によるものと判明しました。 B種接地が断線してしまうとB種接地と対地間で高電圧が発生してしまうのは聞いたことがあるのですが、今回の事象を説明する理論が分かりません。 どなたか分かる方がいらっしゃいましたら教えていただけませんでしょうか? 宜しくお願い致します。
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#2です B種が断線し、非接地電路として説明します。 電線・ケーブル・機器は完全な絶縁物では無いので、接地物との間に静電容量・抵抗が存在し、若干電流が流れています。 これが全ての相で同じ抵抗であれば各相同じ対地電圧になります(3相の場合)が、実際は違いがあり、抵抗の低い相の対地電圧が低くなり抵抗の高い相が対地電圧が高くなります。流れている電流と、対地間の抵抗で電圧が発生します。 単相機器を非接地電路で入切すると対地電圧が上がったり下がったりします。
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- aribo
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とりあえずB種は断線と同等と思われますので、早急に改修したほうが良いと思います。 今回の事象は非接地相の対地静電容量のインピーダンスと、B種のインピーダンス+接地相のインピーダンスで200Vを分圧した結果B種に19V発生したと思われます。 B種は高圧と低圧が混触したときの保安接地です。2次的に低圧の1線が接地されているだけです(電路は原則非接地)が、B種接地が切断されると、変圧器に接続されている全てのケーブル・機器等の対地静電容量等の関係で各相の対地電圧が発生します。(R相のケーブルが長い→R相の対地静電容量が多い→対地電圧が低い) 完全な絶縁物は無いので・・・ 3相200Vの回路が非接地でバランスが取れれば115V、完全接地であれば0V、他相完全接地で200Vになります
補足
回答いただきましてありがとうございます。 B種については早急に対応しております。 すみません。私の勉強不足で申し訳ないのですが、いまいち理解することができません。 もう少し分かり易くご説明していただけませんでしょうか?
- Cupper
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接地線のインピーダンスの違いにより現れる電圧に差異が生じます 多点接地になると良く見かける現象です また、片側が接地されていないのであれば当然ですね 接地は一点接地が基本です 支障になるなら一箇所にまとめてしまいましょう
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ございません。 早速のご意見ありがとうございます。 この設備は一点接地なのか不明ですので多点接地の場合は一箇所にまとめたいと思います。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。 分かり易く説明していただいて有難うございました。 大変勉強になりました。