- ベストアンサー
リサイクルセンターの必要性
リサイクルセンターって必要ですかね? 大学で設計課題が出たのですが、いまいちその必要性に欠けるというか・・・ リサイクルの定義が曖昧なのか、なんか胡散臭く感じてしまいます。 リサイクルセンターがもし必要ならば、具体的にはどのような機能が必要なのだろ うか。 建築資料集成にはリサイクルを楽しむための建築が掲載されていますが、 広い視野でみてみれば、 これは人間の勝手な自己満足で、リサイクルのためのリサイクルにしか見えなく て、どうしても否定的になってしまうのです。 どうでしょうか? リサイクルに関する実情を知らないからなのかもしれませんが、一応リサイクルや 環境の本は読みました。 リサイクル工房や再生ショップなどをその建築に取り込むのが普通のようですが、 本当に必要なのか疑問です。 実際に環境に対して貢献できうる建築はどうあるべきかがわかりません。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
リサイクルセンターの具体的なものが伝わってこないんですが、大きく分けると、 1.中古品を売買する「リサイクルショップ」 2.生活ごみ(一般廃棄物)のリサイクル率を高めるための「リサイクルセンター」 3.事業系ごみ(産業廃棄物)のリサイクル率を高めるための「リサイクルセンター」 の3通りに分かれると思います。 ”胡散臭い”とか”リサイクルのためのリサイクル”とかいう言葉が出ていますが、いくつかの施設はそのようなものもあるかもしれません。リサイクルが声高に言われるようになったのは埋立処分場の残余量が無くなってきたからですし、それは、不法投棄やダイオキシンショックなどにより、処分場への周辺住民の理解が得られにくくなっているからでしょう。 ゴミというのは、何が入っているのか分からない為に、安全性の確保が難しく、有害性のものを完全に測定し除去することが難しいものです。・・・測定には物質を特定する必要があるからです・・・土壌・水・大気の有害物質の濃度のレベルが、生活上全く問題ない状態を本当に維持できるのであれば、住民の理解を徐々に得られていくと思います。そのためには技術の積み重ねが必要です。少々胡散臭いところがあったとしても、確実な技術を積み重ねていくことが明日の日本を支えるかもしれません。できもしないことを「リサイクル」するリサイクルセンターでは困りますから、できることが何なのかを知らないと話になりません。 最後に、リサイクルセンターは今のままでは確実に必要なものです。それは、埋立処分場が近い将来にはなくなってしまうからです。このままでは、町にゴミがあふれる日も遠くはありません。そんな危機感も一般の人にはありません。しかしながら、埋立をするものがすべてリサイクルできる技術は今のところないと思います。でも最悪の場合、そんな状態であっても、「無理やりリサイクルして、ゴミにならないようにする」のか「持っていくところがなくなって、途方にくれる」か、2択を迫られることになると思います。 再利用できるものは、海外へ輸出することもできます。(これも、最近ひどいものがあり、問題にはなっています) 本当にいい物を作ることができるリサイクルセンターを目指してぜひがんばってください。
その他の回答 (2)
- yoyoman
- ベストアンサー率22% (153/683)
埼玉かな神奈川かな、 つい最近、高温度で焼却するごみ処理施設が稼動し始めたニュースを見ました。 焼却のときの熱を利用した、温泉施設が併設してありました。 私の住む自治体のリサイクルセンターも新しくて、今年初めて行きましたが、 子供の遊具があったり、陶芸施設があったり、市民に集まってきて欲しいようでした。 リサイクルということで、ごみの再生だけに着目されているようですが、 本質は、限られた資源をいかに効率よく使えるか、ということですよね。 1つ目の例で言いたかったのは、単機能な施設を作るのではなく、 副産物的に出る物を、2次・3次使用していく事です。 2つ目の例は、住民の意識改革も間接的に貢献する事。 ごみはいらない物、捨てたら関係ない、という意識を減らそうという意図かな、 と思ったのです。 すいません専門家ではないので、的外れだったらごめんなさい。 人間の活動は、すべて勝手な自己満足ですよ。 いくら環境、環境と言っても、人間の生存に適する環境の保護ですから。 ただ、循環型社会を実現して行くことは、精神的な豊かさに貢献すると思います。 豊かさを実感できるものをぜひ、作ってください。
お礼
ありがとうございます。 確かにそういう面はやはり必要かと思います。 同意見です!
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
リサイクルセンターはいろいろな物がありますがタンスなどのリサイクルつまり不要な物を必要な人がもらうという施設でしたら結構利用者は多いですよ。 特に大学生などが卒業にあたって不要な物をここに出してそれを新入生がもらうとかとても有効な使われ方はされていますよ。 リサイクルセンターはなるべく自然の光がたっぷりはいるように明るい設計にしてやると使い古された物も使いたくなるように輝いて見えます。 薄暗いところでは古い物はとても古く見えてしまいますので。 リサイクルセンターに必要なのは展示場と、掲示板ですね。 また、最近ではパソコンなどで検索できるようにしているところもありますのでそのスペースもあるといいでしょう。 そして入りやすいように明るく大きな入り口であることです。 masattaeさんのようにリサイクルセンターなんて不要と思っている人でも何となく興味を持って入りたくなるような作り。そして全体を「リサイクル」にふさわしいようになるべくお金をかけずかといって安っぽい作りにはしないことが必要かと思います。
お礼
そうですね。 よくわかります。 ありがとうございました。
お礼
>できもしないことを「リサイクル」するリサイクルセンターでは困りますから、できることが何なのかを知らないと話になりません。 そうなんです。実はリサイクルの真実についてわからないというのが、現状であり、それが問題の引き金になっているのではないでしょうか。 それは一般の人にも言えることだと思います。 それより実情からの意見は重く感じますね。ありがたいです。