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蛍光灯の省エネルギー性
最近、政府が地球温暖化防止対策のひとつとして、白熱灯の生産・使用を禁止し全面的に蛍光灯に切り替える、との方針を打ち出しています。 確かに、同じ明るさなら蛍光灯のほうが電力消費も発熱量も少なく結構な話に思えるのですが、ひとつ疑問があるのです。 私は子供のころ、周囲の大人から 「蛍光灯は点灯時に大きな電力を消費するので、頻繁に点灯消灯を行なう場所では白熱灯のほうが経済的である。」 と聞かされていました。 これが事実なら一概に蛍光灯に切り替えればよいというものでもなさそうです。 しかし、最近はこういう話を全く聞きません。 果たしてこの話は事実なのでしょうか?、間違いなのでしょうか?。 もっともこの話を聞いたのは今から30年ほど前の話で、当時の蛍光灯というと点灯管(グロー球)方式のものしかありませんでした。 機器の開発が進んだ現在では状況が変わっていることも考えられますが、その辺も含めて詳しい方、ご教示をお願いします。
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私はグロー式蛍光灯の点灯時の消費電力がどの位のものかは知りません。しかし、ある程度の電気の知識は持っている積りです。 さて、確かに点灯管式の蛍光灯は電子を出しやすくする為に、ヒーターを点灯させています。しかし、そのヒーターの電力はどの程度のものとお思いでしょうか。 現在、我が家には店頭管式の蛍光灯が無い為、測定する事は出来ませが、見たところ、20W程度以下の明るさだと思っています。多分、貴方も点灯管式の蛍光灯が点く瞬間は見た事があると思います。 グロー管は放電で点灯していますし、ヒーターとは直列接続ですので無視します。 仮にこの時のヒーターが100W(そんなに大きいとは思っていませんが、)と仮定します。点灯管が点く時間は通常は200mS程度、古く成って来て、つきが悪く成っても1秒でしょう。即ち1秒間だけ100Wとします。 次に蛍光灯が放電開始時に安定器が高圧を発生させて、光始める時間ですが、これも1秒以下でしょう。(確信はありませんが) 即ち、点灯時の2秒間に仮に100Wの電力を消費しても、残りの時間は20Wな訳ですから(仮定を20Wの蛍光灯として)1分間蛍光灯を点けたとして、消費電力は単純計算で22.66Wですね。 思い切って最初の2秒に1Kwかかるとすると、それでも52.66Wです。 蛍光灯を1分だけ点灯する事はないでしょうから、長時間に成る程20Wに近づいていくのは想像出来ると思います。 まあ、点灯時に電力が多く必要なのは認めますか、白熱電球より電気代がかかるなんていうのは、知ったかぶりの人が吹聴したものと思います。 実際に測定した結果でなくてすみません。だれか実測値を出してくれるといいのですが。
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- digic
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蛍光灯は、両端に電熱線があり、A.最初にこの電熱線を暖めます。 いうなれば、この時は、白熱電球と同じです。 その後に、B.両端の電熱線同士を放電という形で結びます。 A状態の時に電気を消費するのです。 ですので、点灯時間によって、電球が得か、蛍光灯が得かが変わって来ると思います。 我が家では10年くらい前に、電球型蛍光灯にほとんどの電球を変えましたが、 玄関などの電球型蛍光灯はすぐに寿命が来てしまいました。 だから、玄関は電球型蛍光灯はやめて、電球にもどしてます。 消費電力は正直計れませんが、寿命は体感できます。 消費電力うんぬんよりも、寿命の点で頻繁に入りきりする場所は、電球の方が良いと思っています。 階段灯などは、完全に電球の方が良いのじゃないかと思います。 トイレも??ですね。 私の体験上、消費電力よりも、寿命が気になります。
お礼
>消費電力うんぬんよりも、寿命の点で頻繁に入りきりする場所は、 >電球の方が良いと思っています。 参考になりました。 ありがとうございました。
- ymmasayan
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蛍光灯は点滅を繰り返すと著しく寿命を縮めます。 このため短い時間なら切らない方がいい。というのが一般論です。 これを聞きかじってどこかの方が話を作り変えてしまったのでしょう。 現在の蛍光灯は点滅を繰り返してもあまり寿命が短くならないように改良されています。
お礼
>話を作り変えてしまったのでしょう。 やはりそういうことでしょうか。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなり失礼しました。 私もグロー球のスパークに大きな電力を喰うのだろうとは思っていましたが、電気機器関係の知識がほとんどないため実際どの程度の電力消費があるのか推定すらできませんでした。 参考になりました。