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オーストラリアでは、うつ病の認知度が低いのでしょうか?
双極性障害(躁うつ病)なのですが、オーストラリアの上司が、病気を理解してくれません。以前いた中間管理職は、2週間の強制休暇を私に押しつけ、「これで治っただろう。がんばって仕事してくれ」みたいな態度で悦に行ってました。中間管理職が退社すると、その上のボスも同じノリです。 日本では、職場のメンタルヘルスがホットトピックだというのに、話が通じないのです。うつ病などを経験した方ならおわかり頂けると思いますが、メンタルヘルスの病気が2週間で治るわけがありませんよね。 米国企業なので、アメリカ式に、やたらめったら抗うつ剤をつかったり、カウンセリングを受けるのが日常化していたりする世界なのかと思っていたら、ノリが違うのでとまどっています。 質問:オーストラリアでは、メンタルヘルスの病気は少ないのですか?発生していても、企業にとって従業員のメンタルヘルスは重要な課題であるという認識に到達していないのですか?日本では毎年、何百件とメンタルヘルスの病気に対する労災認定が降りているという事実を告げたら、少しは分かってくれるのでしょうか?
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- azamiII
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オーストラリア・ニュージーランドは、気分障害には理解のある国だと思います。 たぶん、オーストラリアのパンフレットを見せたらよいと思います。 ところで私も双極I型です。 RANZCP 2004 のような組織がパンフレットを無料でウェブに公開しています。 http://ranzcp.org/ http://dev.ranzcp.org/images/stories/ranzcp-attachments/pdfs/cpgs/AUS_CPGs/Bipolar%20disorder%20(Aus).pdf http://www.ranzcp.org/images/stories/ranzcp-attachments/pdfs/resources/CPG_Clinician_Full_Bipolar.pdf http://dev.ranzcp.org/images/stories/ranzcp-attachments/pdfs/cpgs/clcpg/APY520.pdf
お礼
貴重な情報ありがとうございます。私は2型です 各レポートとRANZCPサイトを拝見しました。 正直に言うと、上司への説明に使うにはパワー不足というのが本音です。Bipolar disorder (aus).pdfは楽観的に「効果的な治療法が存在する」と冒頭で言ってしまうのが困ります。APY520.pdfのほうが正直で、「この遺伝的要因の大きな病気について、正確な病態生理学的プロセスに関する知識は限られており、新しい治療法を開発するにあたって相当の制約を受けることになっている」とあります。遺伝的要因については、1型ほど明瞭に現われるわけではないと主治医は言うのですが、それでも主治医は私のつくった家系図をバインダーにはさんで記録しています。 どのPDFファイルもウェブサイトのコーナーも、医学の入門としては優れていても、企業は気分障害の社員とどのように接するべきかという観点が抜け落ちているような気がします。日本が失われた10年間という不況の間、世界中の余り金が流入し、オーストラリアは好景気だったという事情があるかもしれません。日本でも、うつ病が企業にとって大問題であると認識されるようになったのは不況に入ってからですからね。 確かに、双極性障害は、バランスをとることに成功すれば、あとはリチウムと甲状腺ホルモンだけで日常生活を続けられる病気です。でも、私はまだ、最強の抗うつ剤トリプタノールを飲み、睡眠薬でもかなりの長期型に入るダルメートを使わないと、3時間くらいしか寝られないという状況です。うつ状態だと、出勤できない日もあります。この状況で、2週間の休みで治っただろう、会社に出て来いと言われても、非常に困ります。 経験者とのことで、オーストラリアでの経験ということであれば、どのような体験をしたのか追記いただけると非常にありがたいです。
補足
日本人の人事部長が味方になってくれて、必死に戦っています。クビになるかの瀬戸際です。 人事部長が精神科に同行してくれたのですが、その際、主治医は非常に良いことを言いました。 「どんな病気でもそうですが、職場におけるメンタルヘルスの問題も、治療より予防に力を注いだほうが効率的です。会社にとっても、予防によるアプローチのほうが、結局はコストは安いのです」と。