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ヴァイオリンの腕と音色

 一万円程度のヴァイオリンと、数十万円のヴァイオリンとでは、音色は全然違うものなのでしょうか。  プロの人が安物のヴァイオリンを弾いても、やはり「安物」の音しかでないのでしょうか。

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noname#192232
noname#192232
回答No.3

高価な楽器は,良質の材料,緻密な作業工程,熟練製作者による高度な技術など 値が高くなる理由があります。 値を安くするには,それらのコストを下げるために質を落とすしかありません。 楽器にも能力があります。 優れた楽器は,当然,能力が高くなります。 例えばで,能力を数値化してみます。 低価格品の能力を10,中級品の能力を100とします。 ◇楽器から考えると,  低価格品は,いくら上手な人が弾いても10の力を発揮するのが限度です。 >やはり「安物」の音しかでないのでしょうか。  そういうことになります。 ◇弾く人から考えると,  10の力を引き出すのが精一杯の人が,能力100の楽器を弾いても無駄かというと  少し違うところがあって,低価格品なら10で精一杯なのに,中級品なら20の力を  発揮する人もいます。  楽器は芸を助けるということです。 高級車と軽自動車,F1ドライバーと免許取りたての初心者の組み合わせで 考えてみてください。共通するものはあると思います。

detestable
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  数値化した例がとても分かりやすかったです。  やはり良い楽器でなければ、人を魅了するような音は出せないものなのですね。  ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • dipearl
  • ベストアンサー率38% (226/582)
回答No.2

ヴァイオリンと一言で言っても、大きく分けて2つに分かれます。1つは職人の手により作られたもので、表板は木を削って作ります。木材同士は、にかわ(乾くと硬くなる)で接着されています。 2つ目は大量生産の楽器で、表板は木を曲げて作ります。これは偽物と言っても過言では無いと思います。接着はボンド(乾くとゴムのようになる)でされていますので、振動が吸収されてしまいます。 両者は見かけではあまり分かりませんが、木の繊維の向きが違うので当然音が違います。実際に弾いてみると、安物はキーキーと、大げさに言えば発泡スチロールを弾いているような音色で、ずっと弾いていると耳が疲れます。本物は弾いていると、もっと弾きたくなる感じがします。これは奏者の問題ではなく板の振動の問題なので、上手な人ほど違いが感じられるでしょう。しかし、弾いている人にとっては明らかに違いが分かるのですが、もしかすると、ヴァイオリンを聞き慣れない人が隣で聞いていても、あまり違いが分からないかもしれません。よく調整されたものでは、安物でもそれなりの音がします。 また、良い(高い)楽器は、遠くまでよく聞こえますが、安物は近くで聞かないと聞こえにくいものが多いです。 日本製のものではその境目はだいたい30万円くらいです。中国製のものではもっと安く本物があります。

detestable
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  ヴァイオリンの値段が高いか否かは、その楽器としての質に依存するものなのですね。  境目がだいたい30万円くらいだと分かり、勉強になりました。  ご回答ありがとうございました。

回答No.1

 一万円程度のヴァイオリンと、数十万円のヴァイオリンとでは、音色は全然違うものなのでしょうか。 ■一般的には、かなり違います。  プロの人が安物のヴァイオリンを弾いても、やはり「安物」の音しかでないのでしょうか。 ■はい。当然です。バイオリンの音がするわけですから。。。 --------------------------------------------------- ちなみに、「音色のよさ」は、「楽器」と「腕」で決まります。 ですので、たとえ、高価なバイオリンであっても、 「腕」がないと、発揮できません。 また、「バイオリンの音」の良し悪しは、ある程度の経験も必要です。 よくいわれる、ノコギリのようなギコギコなら、だれでも、わかりますが、こまかな音色は、2~3年程度、バイオリンをやらないと、わからないかもしれません。 「バイオリン」に限らず、どんな楽器でも同じです。 「ギター」も、同じだと思いますよ。。。

detestable
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。  やはり音色に違いが出るのだということが分かりました。  バイオリンの音の良し悪しは、経験がないと分かりにくいものかもしれないのですね。  ご回答、ありがとうございました。

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