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バイオリンの音色について

クラシックのバイオリンソナタやソロで聴くと、バイオリンの音色は輪郭のはっきりした硬質な音に感じます。 しかし、オーケストラなどで複数の音が合わさったものは、いかにも「ストリングス」というような柔らかく透明感のある音に聞こえます。 この違いはどうしてなのでしょう。 それとも私の聞こえかたが変なのでしょうか。

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回答No.1

確かにその通りで、音響学がそれを証明しています。例えばピアノでドの音だけを弾く時の音は硬く、ドミソの和音で弾く時に聞こえるドの音はやわらかく聞こえます。オシロスコープで見ますと和音は全然違った波形になります。 18世紀の作曲家たちもこのような知識があったので、必要に応じて、あるいは欲しい音に応じて、いろいろなアレンジを行ったそうです。インパクトのある音が欲しいときにはユニゾンにするとか、ですね。「運命」の出だしとか。 その他ヴァイオリニストにも「向き不向き」があるそうで、ソロ向きのヴァイオリニストと、オーケストラ向きのヴァイオリニストがあると聞いたことがあります。それによって役割を分担したりしているのでないでしょうか。

larmstrong
質問者

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遅くなってすみません。回答ありがとうございました。

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  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.4

もう一つ「周波数成分」の問題があります。 バイオリンの音は、いろいろな周波数を持った多くの音の集合体です。このうち低いほうの音は、物体に吸収されやすいので、聞き手との距離によって小さくなるし、また演奏者の衣服などでも減衰します。邪魔ものが少ないほど、高音部の音がよく届いて硬質な音になるのです。

larmstrong
質問者

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遅くなってすみません。回答ありがとうございました。

  • siapa
  • ベストアンサー率9% (5/51)
回答No.3

聞きおとしがちなことですが本当にそうですね。私は、他の人の意見もすべて正しいと思うし、耳の生理上の機能も関係しているとにらみました。

larmstrong
質問者

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遅くなってすみません。回答ありがとうございました。

  • myoukan
  • ベストアンサー率33% (6/18)
回答No.2

ヴァイオリンを弾くとき、よくビブラートをかけますよね。 弦を押さえる左の指を揺らすことで音程は微妙に揺れ動きます。 ソロの場合はビブラートをかけると一つの音が揺れていることになります。 オーケストラではヴァイオリン奏者一人一人がビブラートをかけたとき、 全員が全く同じタイミングで音を揺らすわけではありません。 誰かの音が高い方にシフトしているとき、他の人は低い方にシフトしているなどといった具合に。そして、どこまで音程が振れるかも個人差があります。 そういう高さとタイミングが微妙に異なる音が混ざることで、ソロの時のように一つの音が揺れ動いて聞こえるのではなく、音全体の輪郭が柔らかくなるのだと思います。 なお、最近流行りのノンビブラート奏法で演奏しているオーケストラの場合は、従来の奏法に比べて音が硬質で輪郭がはっきりしてきます。

larmstrong
質問者

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遅くなってすみません。回答ありがとうございました。