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『デスノート』 月の最後の計画に疑問
『デスノート』終盤の「魅上に月以外の全員の名前を書かせて殺す」という月の計画に疑問を覚えたので、質問します。 なぜSPKの名前だけを書かせなかったのでしょうか? そうすれば、ノートが本物であれ偽物であれ、結果的に月以外の全員を殺せたと思うのです(これについては後述)。 さらに「ノートに名前のない者=キラ」というニアの狙いも阻止することができます。 「魅上のノートが偽物」の可能性を予想できなかったとしても、この点に月が気づかなかったはずはありません。 なぜわざわざニアの土俵に上がったのでしょうか? 私の考える計画とはこうです。 「SPKの名前だけを先に書き、SPKの死を確認した後、捜査本部の名前を書け」 月が魅上に対して上のように指示します。 ノートが本物であれば、SPKは全滅し、最大の敵ニアが死にます。 魅上は捜査本部の名前を書く前に、彼らに捕まるでしょうが、もはや魅上は月にとって不要です。 魅上が月に助けを求めようが、「月=キラ」の決定的な証拠はありません。 後は魅上と捜査本部とを、月の時計にあるノートで殺します。 問題はノートが偽物の場合ですが、前述の通り「月=キラ」の証拠はありません。 しかも魅上の偽ノートを見ればSPKの名前が手に入り、その場を離れた後に、捜査本部・魅上も含めて時計のノートで殺せます。 邪魔者を殺した後は、捜査本部にあるノートをミサに所有させ、再び「死神の目」の取引をさせれば完了です。 かなり主観・希望的観測が含まれているでしょうが、ご意見頂ければ幸いです。
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- tohoho1114
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「百八話で終わらせ、13日の金曜日に13巻(解説本)を出して終わる」 というスケジュールだったため、無理やりにでも、このタイミングで終わらせる必要があったようです。 また、 「この漫画において、キラ(ライト)は、悪である。しかし、予想以上に人気が出てしまい、 キラの考え方を肯定する人間が、現実の世界にも現れてしまった。 しかし、それはやはりいけない。キラは所詮は人殺し。絶対に許されることではない。 だから最後の方は、あえてキラをかっこ悪く描いて、キラ肯定派の人たちの目を覚まさせたかった」 と、いう話を、どこかで聞いたことがあったような……
- a3453a
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単に 作者(原作者)の頭脳が明晰でなくて、自分自身で もはや、ストリーを考え出すことが 出来ない、パニック状況になっていたんだと思います 前編の Lと月との智恵くらべの完成度の高さに 比べるべくもない むちゃくちゃなストーリー展開に なってしまっていました 一言で言えば 「原作者の頭脳限界を超えた無理な展開」 ということですね 多くの読者が「なんだ この推理展開は 理解できんぞ???」 と思って だんだん だんだん 離れていったかなと思われます メロとかアメリカの秘密組織とかが出てきてから、わたしも さっぱり わからなくなってきました (前編はたいへんおもしろかったですが)
- rongo-dog
- ベストアンサー率4% (13/295)
もう、巻き込むなとしかいえない。 人の痛みをわかってない。 昔は、戦時中は各国は、高揚しているから、なりふりかまわずでしょう。 邪魔者でも、排除したほうがって思うのでしょう。 自分に都合が悪いから。 自分に非があるから、都合が悪いと、排除したいのでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 第一部で月は家族を殺すことを憂慮していたと思うのですが、第二部であっさり妹を殺そうとしたり、父親の「死神の目」の取引を許したりしますね。 SPK本部への襲撃もそうですが、第二部の月は「殺しておけば後は何とかごまかせる」と考えているふしがあります。 魅上のミスだけではなく、月本人の慢心も原因……。 第二部の月はどうも、いいところがありませんね。
- sayapama
- ベストアンサー率37% (3925/10438)
確かに仰るとおりですが、そうすると物語が終わらないですよね。 Lが死んで、ニアとメロが出てきて第2章がスタートしたのですが、Lとの死闘ほどの盛り上がりはありませんでしたね。 ある意味で作者も引き際を模索していたのでしょう。 月の死につなげるには、質問文にある設定ではいけなかったのだと思います。
お礼
回答の内容に「思い通り!」 ……失礼しました。回答ありがとうございます。 もっと鮮やかなニアの勝ち方はなかったのかと思いますが、13巻を読むと、どうやらなかったようですね。 私は月が勝つ終わり方でもよかったと思うのですが、「月が死んで終わる」という作者の意向が優先されたということでしょうか。 「くそっ やられた こんな屈辱は生まれて初めてだ」 全く、Lのときの比ではありません。
お礼
回答ありがとうございます。 バトル漫画でいう「インフレ」ですね。 物語としても作戦の読みあいとしても、やはりエルの死が引き際だったのかもしれません。 こういう漫画は類例が少ないだけに、なおさら残念です。