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プロパンガスの車を一般向けに作らない理由
タクシーは殆どプロパンガス車です。プリウスのタクシーに乗ったときに聞くとハイブリッド車の中でも最も燃費の良いプリウスと比べてもプロパンガスの方が燃費は良いと言います。その後、車の修理屋さんやタクシーに乗るたびに聞いてみましたが、一般向けに売れない理由はないと言います。 デメリットは少しパワーが落ちる、トランクが狭くなるなどはあるにしてもエンジンに対してはずっと良いと言います。技術的には町の修理工場でも改造できる程度のもので、メーカーなら簡単に出せるはずのプロパンガス車を一般向けに出さない理由は何でしょうか。 修理工場で聞いた限りでは、量産すればコストも変わらないと言います。
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だいぶ回答があるようですが、なかなか決定打はないですねえ。 これだけ締め切りが長いと、様々な回答があるものだと関心します。 でも、ちょっとだけ補足させてください。 <なぜメーカーが作らないかとは少し外れますけど、さすがに??もあるので・・・・> では最近から(JUNさんは番号書かなくてもわかりますよね) 1.「理由はLPGは・・・メーカーに対して上記4車種は開発費の補助金があるのではないでしょうか?しかしLPGには無い。」 → 開発補助で言えば、CNGにもLPGにも「高効率次世代エンジン開発」って補助がありましたよ。LPGもありました。 CNG http://www.nedo.go.jp/iinkai/kenkyuu/bunkakai/16h/jigo/28/1/5-1-2.pdf LPG http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g40329a140j.pdf 2.「都市部以外の一般家庭に於いては、プロパンガスを燃料にしている世帯・・・LPガスの原価は安く・・小手先の需給調整をしているといったのが現状」 → LPガスの利用ベースから言うと、家庭需要は減少気味です。自動車用もタクシー中心の割には比率は低いです。 http://www.j-lpgas.gr.jp/intr/05/index3.html 3.LPGを燃料としてる自動車はエコエミッション(低燃費)であってもローエミッション(低公害)では無いからではないでしょうか? →低ランニングコストが正しいでしょうね。 コンロで燃やせる程、黒煙なく・低NOxで低公害ですよ。 http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/guide/index06.html 4.No..1の方が言ってますがトランク内のプロパンガスボンベには使用期限があります。それの点検や付け替えの時期は車検時期とはリンクしてないんです。 → 使用期限は6年あります。1年車検車(貨物・緑ナンバー)は車検とリンクします。白ナンバーはリンクしませんけど5年目の車検に容器検査(リンク品チェンジが多い)してもいいので・・・ 検査費用2-5万円です。 http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/use/index.html 5.私の地元の陸運局近くのテスター屋には「LPG車XX試験」とかいう看板 → LPG車気密試験のことですね。ボンベを換えたあとにトランクと座席のある室内の気密検査が必要です。 (でも、水素でもCNGでもボンベ積み替えると実施する必要があります。床下にあれば関係ないです) 6.韓国車 → ヒュンダイのグレンジャーですが、日本車に6気筒LPG量産車がないのでこの2年間に約300台売れています。 (少ないのですが、ヒュンダイとしては1車種では最量販。韓国では同じ車種を年1万台も売りますけど) http://www.hyundai-motor.co.jp/vehicle/grandeur/index.html 7.出力のためではなく、冷却用に燃料を噴射し消費します。理論空燃比(14.7:1)ですが、負荷が高い時や加熱時には燃料が濃い目に噴射されます。 → LPGの理論空燃比は15.7:1です。LPGは気体状で噴射(CNGと同じ)、液体状で噴射(ガソリンと同じ)どちらも可能です。 気体なら高負荷に耐えられるようCNG量産車と同じ構造で、液体なら扱いはガソリンと同じです。 あ、LPGを液体噴射すると蒸発潜熱で、吸気温度は大きく下がりますから吸入効率は上がりますし濃い目もOKです。 そうそう、JUNさん、LPGのオクタン価は約105です。 http://www.hyundai-motor.co.jp/vehicle/grandeur/pdf/Grandeur_lpiguide.pdf 8.しかしガスでは、この手は全く使えません。それでパワーが落ちる=本来のパワーになる、というわけです。エンジンに拘るエンジニアには耐え難いことかも知れません。 → 基本的にセッテイングです。ボルボのLPGバイフューエル量産車はバイフューエルですがガソリンもLPGも同じ140馬力です。 9.LPガス車についていた補助金が、予算年度の前半で既に予算オーバーしているということでした → 説明不足ですが予算オーバーではなく、「募集台数を受付開始1日でオーバー」が正しいです。 http://www.j-lpgas.gr.jp/lgv/05.html 10.LPガス自動車普及促進協議会に問い合わせてください。 →すいません。こちらにメールくださいね。 http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/profile/inquiry.html 11.>そんなタクシー仕様の格好の悪い車ではなく、普通の乗用車にLPG仕様を作れば →最初の1歩としてクラウンセダンは、ガソリン仕様が消えてLPG車だけになり自家用対応も始めたようです。 http://toyota.jp/crownsedan/index.html 12.貴方が連続して(自家用車使用は毎日、始動、停止、給ガス、臭い等々)・・・・経験と想像は違いますよ。 → すいません。20年自家用で3ナンバーでLPGですけど、昔は知らず今の噴射式は「全く関係ないです」 キャブレターのガソリン車と同じ昔のLPG車と、EFIなど噴射になった今のエンジンを比較しています。 13.CO.2排出量はガソリン車と同等と、検査結果がありました。 比重で想像すれば納得ですので、ジーゼル車同様低減できません。 → CO2は論より証拠。http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/guide/index06.html → LPG比重は、1L500gないです。そもそもC分が少なくて、H分が多い燃料ですから当然CO2は減ります。 http://www.nerc-tokyo.com/coopev/pdffiles/fuel_property.pdf 14. その1.プロパンスタンドが極端に少ない。 → タクシーの93%はLPG車で、タクシーのある町にはありますよね。 その2.パワーが無い → 省略します。 その3.燃料タンクの検査が3年に一回義務付けられている。 → すみません。6年に一度です。 その3.冬などは寒さのため、夜間駐車中に燃料パイプの中でプロパンが凍ってしまう、その為に扱いが難しい。 → すいません。凍らないです。気化しにくいのは昔ありましたが、今はフューエルヒーターが標準です。 15.日本のメーカーも輸出向けには作っていたりするのでしょうか → 香港向けのクラウンとコースター、欧州・豪州の国産各社はインポーター改造しています。 16.原油を他の製品に精製するときにも出来るガソリンと違い、・・・・・もう一つ付け加えると、LPG、CNG市場も政治的駆け引きや国際投機の対象で、先行きは原油以上に不安定視されているという話もあります。 20.原油って日本に持ってきて精製する過程でガソリンだけでなく、重油、軽油、灯油、アスファルト、合成樹脂などが一定割合で作成されます。 →すいません。LPガスは原油精製時にも天然ガス随伴もあります。タンカーも既に大量にあります。 http://www.j-lpgas.gr.jp/intr/05/index.html →ソースが多いので供給はあまり困らないです。精製過程で最初に出るのは軽いLPGです。 http://www.j-lpgas.gr.jp/intr/01/index.html 17.LPスタンドが少ないのは、LP車が少ないからで・・・ → もう1900ヶ所あります。設備は最低700万円程度で資格不要なものもありますよ。 http://www.kagla.co.jp/contents.php?cPath=products&page=auto_compo&cont=auto_compo 18.私の周りで聞いてみた限り、プロパンガスを背負って走るから危険だと感じる人はいません。 → 本当に危ないならば23万台もあるタクシーの事故で「爆発!!」ってニュースにならないですよね。 19.その後、法律が変わって、そういう改造が認められず、出荷時にしかできなくなった=メーカーにしか作れなくなったそうです。 → 無認可改造のことだと思います。今は改造後の排出ガスレポートを取得しなくてはならないからです。 改造メーカーは沢山ありますよ。 インテグラル http://www.integral-ltd.co.jp/hybrid/ ニッキソルテック http://www.nksoltech.co.jp/ FKメカニック HPなし 田中モータース http://www4.zero.ad.jp/tanakam/index.html LPG内燃機関工業会(代表例) http://www.yanagi-kuruma.com/index.html プリンスガスジャパン http://princegas.jp/ 20.つまり車に詳しいと登録している人たちですら、これほどの思い違い、勘違い、思い込みがひどいのです。 → これは、残念ながら私もそう思いました。 今は、欧州から持ってきたボルボLPG量産車に乗っていますが、なんで日本車にないのだろうと思います。 (今まで改造車20年でした。ある程度の正規デイーラーだとメンテも部品も取り寄せOKでその安心感はあります) ヒュンダイはLPGのハイブリッドも量産販売開始したようでこれも今興味深々です。 http://www.hobidas.com/auto/newcar/article/103556.html
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- arashi1190
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No.8&9です。 今までの回答に対するあなたのコメントを拝見すると、ここであなたが納得する回答を得ることはできないと思います。 あなた及びあなたの周りの人が考えていることがそのまま日本全国の人が考えていることなのかということだと思います。 再度掲載します。 http://www.nichidankyo.gr.jp/lpgcar/index.html LPガス自動車普及促進協議会のHPです。 ここを見ていただければ、 >ただ、私がLPG車が一般向けに売られていないというのは、ディーゼルのように、普通にディーラーで販売されている車種にLPG仕様の設定がないということです。私は車に詳しくはないので、もし知らないだけならメーカー名と車種を教えてください。 のような疑問は解消されると思います。 また、上記団体に問い合わせて頂ければ、なぜ普及しないのかという疑問も解消されると思います。
お礼
前回の回答の見方が足らなかったようです。HPを見る限り、改造車や営業用の車種がが殆どとは言え、メーカー出荷の普通車もいくつかあるようですね。明日ディーラーに確認してみたいと思います。 私の質問は普及しない理由ではなく、ラインナップにない理由でしたから、普通のディーラーで買えるのであれば、他の回答にあったように、普及しない原因は日本人独自の感性なのでしょう。 ありがとうございました。
- panoram
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NO10の補足に書いた >燃費が良いからと言ってパワーのない車に乗る気はありません。 それも理由の一つでしょう。 燃料の補給の問題も一つです。高速道路上でLPGを補給できる場所はほとんど有りません。 タクシーは活動範囲が限られますのでその中でガススタンドを確保すれば良いわけです。が一般ですとそういう訳にもいきません。 水素を燃料とする燃料電池車などは、現段階では実験的要素も高いわけですからLPG車とは事情も違います。 時代の流れからしても、排ガスの出ない車の開発に行くでしょう。
補足
私はこのガソリン価格高騰のおりに、私のようにハイオク車を選ぶ人種は少数派だと思っています。 ガススタンドより電気のチャージの方がもっと少なく、走行距離も電気自動車の方が短いはずです。
- rgm79quel
- ベストアンサー率17% (1578/9190)
その1.プロパンスタンドが極端に少ない。 その2.パワーが無い その3.燃料タンクの検査が3年に一回義務付けられている。 その3.冬などは寒さのため、夜間駐車中に 燃料パイプの中でプロパンが凍ってしまう、その為に扱いが難しい。 で概ね正しい説明でしょう。 「プロパンガスの車を一般向けに作らない」 とおっしゃいますが 普通に売っていますよ。 誰でも買えますし、誰でも使用できます。 さらに、 現在乗っている車をプロパンハイブリッドにすることも可能です。 しかもしかも、 プリウスでは廃止されてしまった国庫からの補助金が受けられます(プリウスの時と同様に、一定の条件を満たさなければなりません) 国によってはもっと普通に普及しているところもあります。 ただし、 『その1.プロパンスタンドが極端に少ない』 だけは、ホント不便すると思います。
補足
LPG車に補助金とは驚きました。つまり政府はLPG車を後押ししているということですね? これまでの「ガソリンスタンドがつぶれる」とか「石油メジャーの力」という回答は真っ赤なウソということでしょうか。 ただ、私がLPG車が一般向けに売られていないというのは、ディーゼルのように、普通にディーラーで販売されている車種にLPG仕様の設定がないということです。私は車に詳しくはないので、もし知らないだけならメーカー名と車種を教えてください。 高くて一般向きではない営業車を個人で購入している人もいる、という話はタクシーの運転手さんからも聞きました。買おうと思えば買えることは知っています。 あげられている理由は、例えばディーゼルのように普及しない理由にはなっても、全く存在しない理由にはならないと思います。
- adachin
- ベストアンサー率35% (139/396)
「石油メジャー」云々には笑ってしまいます。 #16にもあるように、他の国では普通にLPG仕様の設定があります。石油メジャーは日本にしか力が及ばないのでしょうか。 ガソリン税という特殊な税のない国でも、普通の人がガソリン車をLPGに改造して使っている例はいくらでもあります。改造費は10万円でお釣りがきます。これまで書かれている理由には日本だけの特殊事情はないはずです。敢えて言えばメンタルな面くらいでしょうか。日本人というのは特殊な民族です(笑)
補足
確かに、かつてLPGに改造していた工場の人も「金額はたいしたことはない。メーカーが作ればガソリン車と同じ価格でできる」と言っていました。 ただ、これだけガソリンの高騰が騒がれているのに、メンタルな面だけではなかなか理解できないのですが。そこまで日本人は特殊な感情を持っているのでしょうか。
- shiga
- ベストアンサー率15% (19/121)
単に日本人の頭が固いだけだと思いますよ。 既にお隣の韓国では20%近くの車がLPGです。ボルボなんて全車種にLPGの設定があります。ここでプロパンガス車がない理由をもっともらしく書いているような頭の固い人が日本人に多いから、LPG車がないだけの話だと思いますよ。
お礼
海外では、それなりに売られているのですね。 ということは、日本のメーカーも輸出向けには作っていたりするのでしょうか。
- GOOD-Fr
- ベストアンサー率32% (83/256)
要するに、「水素をあてにする燃料電池車などの検討をする暇があったら、プロパンガス車を作れ」って言いたいわけですね? では、なぜ「日本やヨーロッパの車メーカー」が燃料電池車に熱心なのか、ご存知ですか?答は「温室効果ガスの削減目標を達成するには、他の方法は考えられないから」です。LPG車やハイブリッド車程度の燃費改善では、今の2倍の燃費を達成できたとしても、遠く目標に及びません。 ハイブリッド車に「なにか」期待している人もいるようですが、そもそもハイブリッド車をトヨタが市販した理由は「将来、電気自動車や燃料電池車が主流になったときの先行投資」としていの意味合いが強かったはずです。ところが、予想に反して、電気自動車と燃料電池車の開発は遅れ気味です。さらに、予想もしていなかった原油高騰のため、「ちょっとでも燃費がよければとりあえずうれしい」という消費者が増えています。このため、「場つなぎ」のテクノロジーとしてハイブリッド車が、予想以上に注目されています。が、ハイブリッド技術は京都議定書のような「徹底的な温室効果ガス削減目標」という前では、むしろ邪魔になるといってもいいと思います。 先日の洞爺湖サミットでブッシュ大統領は「なにも目標を定めない」宣言を作成するために、ひたすら立ち回りました。背景に「石油メジャー」の力が働いていたことは、周知の事実と言ってよいでしょう。「日本は市場経済ですから」のひとことですむほど、世界は単純ではありません。 コメントを読んでいると、ものごとをとても表層的にとらえているように感じます。「なぜ、そうするのか」「なぜ、そうしないのか」を本当に理解したいのであれば、もっと、多角的にものごとをとらえてはいかがでしょうか。
補足
>要するに、「水素をあてにする燃料電池車などの検討をする暇があったら、プロパンガス車を作れ」って言いたいわけですね? 違います。私自身はプロパンガス車より水素などの燃料電池車を買うでしょう。2年前にマツダの水素ロータリー車が1000万円以下で売られるという噂があって、本当なら買うつもりでした。しかし、一般向けのプロパンガス車が全くないことが不思議なだけです。 ハイブリッドに関して確かにそうかも知れませんが、それでもトヨタは次々にハイブリッド車を出してくる予定です。しかし既にあるプロパンガス車を一般向けには出そうとしないわけです。 私自身は低燃費には興味ありません。しかし、それを売りにしている商品があふれているのに、一般向けのLPG車が全くない状況が不思議で理解できないわけです。 しかも、それを作ったことのある人たちや、それに乗っている人たちも、異口同音に「不思議だ」と言っているわけです。
>べてもプロパンガスの方が燃費は良いと言います それほどではないですよ。 ガソリン車と1Lあたりで走る距離は変わりません…チョットは良いかな?アイドリングをかなりしていても、1日18時間以上エンジンを掛けていて、280Km走って40L位ですから。 ただ、燃料代が税率の関係で安いですから、1キロあたりの費用で考えれば安いでしょうね…ガソリンを使用するプリウスより。それに、エンジンの磨耗はガソリンより少ないですから、タクシー的にはランニングコストはメンテナンスも含めれば圧倒的にプリウスより安くなります。燃料費のみではなく、総合のランニングコストであれば。 しかし、どなたかの回答にあったと思いますがLPG車が普及したら、暫定税率はとたんに見直されるでしょうね。ビール→発泡酒→雑酒→その他…のように。 一般向けに売れない理由は、値段が高くなるからです。 タンクをつけて、燃料ラインもチョット交換しないとならないです。 LPG仕様をコンスタントに用意しているクラウンセダン(コンフォート)とクルーでさえ、装備の割りに良い値段です。普通車をLPG仕様に改造するだけのお金があれば、どれだけのガソリンが…と言うところです。 水素を使う燃料電池車を普及させるよりはLPGスタンドを普及させる方がインフラ的にはご指摘のとおり簡単でありますが、所詮は税率で「ランニングコストが安い」と現状でなっているに過ぎませんので、政府としては「LPGがランニングコストが安い!」なんていう事は言いません。 エンジンの寿命も長くなりますが、それではメンテナンスや買い替え需要を喚起できませんから、メーカーもしらばっくれてしまうわけです。
補足
ビールの例ですが、それでも次々に開発するのがメーカーというものです。どうせそうなるからと何もしない企業や業界には先がないのが普通です。 一時期、ガソリン車を改良してプロパンガスにできた時代があったそうです。その工場の人に聞いた話では、メーカーが作れば、決して高くはならない、ということでした。少なくとも電気自動車やハイブリッド車あるいは燃料電池車の方が、はるかにコスト高でしょう。 エンジンの寿命まで車を乗るような人は日本では極僅かだと思います。少なくとも私の周りには、そんな人は1人もいません。
- Sasakik
- ベストアンサー率34% (1695/4880)
>でも、その前に何故もっとインフラ整備が進んで供給も楽なプロパンガスの車を出さないのかが不思議なのです。 金がかかりすぎるから・・・コレにつきますね。 その収支構造から、既存のガソリンスタンドは息をするのにギリギリの経営状況で、モノになるかどうかも判らないガス供給所への転換に金を出すことは出来ません。 また、繰り返しますが、原油を他の製品に精製するときにも出来るガソリンと違い、専用のタンカーから新規に建造しなければならないLPG、CNG転換には莫大なイニシャルコストが必要となります。もう一つ付け加えると、LPG、CNG市場も政治的駆け引きや国際投機の対象で、先行きは原油以上に不安定視されているという話もあります。 アナタが「1兆円くらい僕のポケットマネーで出してあげるよ」と言ってくださるのなら、一気にインフラ整備が進み、LPG車、CNG車の普及が進むため、是非、お願いしたいところですが・・・ 技術云々ではなく基本的な経済構造の話です。 理想論だけでは世界は変わりません。
補足
LPGスタンドは既に存在します。電気自動車などはまさに町乗り用でしょう。それで用が足りる人たちはある程度いるわけです。私はプロパンガスの車が主流にならないことが不思議なわけではありません。一般向けの車種として、ひとつもないことが不思議なわけです。
- JT190
- ベストアンサー率47% (453/960)
↓の#4の回答が正解でしょう。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3721016.html 他回答と異なり、合理性のある回答だと思いますが、如何?
補足
私は「みんなプロパンガスにすればいい」とは少しも思っていません。私はハイオク車に乗っています。ただ一般向けプロパンガス車がひとつもない、という状況が不思議なのです。 電気自動車や水素自動車の方が、プロパンガスより遙かに条件は悪いと思います。
- kenholix
- ベストアンサー率0% (0/1)
メーカーがLP仕様車を作らない理由は、ズバリ「売れないから」です。 消費者が「買わないから」とも言えますが。 同様にメリットたくさんあるはずの、ヂーゼル仕様乗用車も少ないでしょ。昨今のガソリン高騰で売れる始めるかもしれませんが。 タクシーやバスなど、一定の行動範囲と補給サイクル・メンテサイクルで運用され、同時にシビアな経済性が求められる場合に「市場」が形成されます。 普通に車を買おうとする人が、 ・タンクがデカくて大柄な荷物が積めなかったり、トランクスルーやシートアレンジなんか使えなくなっても良い。 ・LPスタンドに寄るために遠回りになることなんて苦にならない。 ・旅行先のLPスタンドを下調べするのも面倒じゃない。 ・ガス欠気味になっても焦らない。イザという時のJAFなんて期待しない。 といった寛容さを持って、LP仕様車を買いたいと訴える声が高まれば、そりゃもうメーカーもガンガン作って売ってくれますよ。 LPスタンドが少ないのは、LP車が少ないからで、これは「鶏が先か卵が先か」の話です。液化ガスの取扱いは補給設備の投資も必要ですし、危険物免状の資格種別がガソリンや軽油と異なるため、有資格者の人員確保も必要で、すぐには難しいです。(私は水素スタンドの普及は事実上不可能と思ってます。)
補足
ヨーロッパなどに比べ、日本にジーゼルの車が少ないのは、ヨーロッパに比べ日本はガソリンの質が良く、逆に軽油の質が悪いから、と車のメーカーの人に聞きました。つまりヨーロッパより日本ではガソリン車とジーゼル車の性能の差が大きいわけです。 しかし、それでもジーゼル車は一般向けに売られています。トランクの狭い車だって、いくらでもあります。 そして普及が不可能だと思われる水素を燃料とした車だって、一般向け売られようとしているわけです。
お礼
非常に詳しくありがとうございました。 私も如何に思い違い、勘違い、思い込みの酷い人達が多いかだけが良く分かりました。既に書いていることを全く理解せずに意味のない回答をし、この回答の後でさえ、既に何度も書かれていることを回答する人が居るということはこれ以上は意味がないと判断しました。 日本は本当に後進国になってしまったのですね。ITについてもそうですが、医療についてもWHOから呆れるだけでなく非難までされるような間違いだらけの新型インフルエンザ対策で、完璧に先進国とは言えない国だということが良く分かりました。