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UHFアンテナについて教えて下さい
私の近所の集合住宅の屋根の上には、30素子程度のUHFアンテナが1本のポールに2本(上下に約1メートルの間隔で)取付けられているケースが散見されます。 このアンテナは、外見上はまったく同じ大きさで、方向も同じ向きに取付けられております。一方、戸建の屋根にはこのような2本組みのアンテナは一軒も見られません。 私の地域のテレビ電波の受信状況は、地上波アナログ放送はすべてUHFで送信されており、またアナログ及びデジタル波は同一方向にある電波塔から送信されております。 難視聴地域ではなく、電波塔から直線で約15kmの地域で、その途中に高層建築物や山などはありません。 このように同じ規格のアンテナを2本取付けるメリット、または理由は何でしょうか。お教え願えば幸いです。
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>このように同じ規格のアンテナを2本取付けるメリット、または理由は何でしょうか。 同規格のアンテナを複数使用することをスタックと呼びます。 水平(エレメントの伸びる方向)に複数の場合は、水平スタックと呼ばれ、指向性を要求する時、 垂直(今回のパターン)に複数の場合は、垂直スタックと呼ばれ、利得を要求する時に利用されます。 ブースターを使用すれば済みますが、ブースターでは雑音も大きくなってしまいますので、アパート、マンション等で分配することがわかっている場合や、遠距離受信では、もとの信号を強くするためにアンテナをスタックします。戸建て住宅では、それほど分配しないので、スタックせずとも支障はあまりありません。 ちなみに、VHFの大きなアンテナならともかく、UHFのアンテナのようなエレメント(横棒)の間隔が狭いアンテナを、アンテナマストの途中に付けることは、アンテナの特性上好ましくありません。
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- Bayonets
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地域が特定できませんので一般論になりますが… そのように同じアンテナを上下や、左右に2本を組みにして取り付けるのは"スタック"と、呼びます。 アンテナ利得を上げたり、指向性を強くして混信を防ぐ意味があります。 集合住宅のような高い建物は電波を受信するには都合がよく、他の地域の電波を拾ってしまいアナログですと混信してしまうことがあります。 それを防ぐためにスタックアンテナにして指向性を強めている場合があります。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。
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迅速なご回答ありがとうございました。よくわかりました。