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ドヴォルザーク
「ドヴォルザークは実はイタリア人」という話をチラッと聞いたのですが・・・。本当にそうなのでしょうか。 どなたかご存じの方いましたら、回答お願いします。
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- ASAYOSHI
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一般的な認識としては、「チェコ出身」ということで、間違いではないと思います。 より細かく見ていくと、ドヴォルザークが生まれた1841年時点で、生地である「ボヘミア」という地域は、「オーストリア帝国」に属していたようです。 1867年より「オーストリア・ハンガリー二重帝国」領であり、また、1815年に発足した「ドイツ連邦」にも属していたのだそうです (ドイツ連邦は、国というより「連盟」みたいなものでしょうか)。 その後、1918年には、チェコスロバキア共和国→(第2次大戦後1948年)チェコスロバキア社会主義共和国→1993年スロバキアと分かれてチェコ共和国となるわけです。 というわけで、どこかの誰かが「ドイツ出身」とこじつけてる可能性はあるかも(←ないない)。 さて、「イタリア出身」の件ですが。 この地域、中世には「ボヘミア王国」が存在し、かつ1806年まで「神聖ローマ帝国」にも属していたとのことです。 ということで、この「ローマ帝国」時代と勘違いした誰かが、「ローマ」→「イタリア」と思っちゃったのかもしれませんね。 とにかく、古い時代から「チェコ民族」は存在していたので、「チェコ出身」というのでしょうね。私は、上記のような複雑な経緯を鑑みて、「ボヘミア出身」と言っておけば妥当だろうなと思っています。 歴史に強いわけではありませんので、細かいところで誤りがありましたらすみません。
家の図鑑などで調べてみたところ、チェコの人のようです。 なぜイタリア人という噂が流れて来たのかはわかりませんが、おそらくチェコ人ですよ。