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CPUについて
最近、B5サイズのノートパソコンが欲しいなぁと思っていろいろ自分なりに調べたりしていたのですが、素人なものでちょっとCPUに関して教えていただきたいのですが、ペンティアム=早い、けどうるさい。CRUSOE=遅い、けど静か。という認識で間違いないでしょうか?欲しいノートの候補としては、DYNA SS ,LIBRETTO, MURAMASA , ってなところです。あとLOOX,VICTORのやつも候補です。基本的に日本の会社しかいやなので。今、使っているのはNECでCELERON 1.3G A4ノートです。初心者でよくわかりませんが多分めちゃめちゃ早いというわけでもなさそうです。ぜいたくかもしれませんが・・・結局、CPUで考えると何が一番バランスがいいのでしょうか?低電圧ペンティアムってありますよね?あれってどうなのですか?やっぱり、静か?でしょうか?でも遅かったり・・・・?静かっていうのも大事ですが、バッテリー長持ちももっと重要ですよね? オススメCPUとノート、よろしくお願いいたします。あと、できれば今後こういうのが発表になりそう・・・とかの情報お持ちの方は教えてください。
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まず、 「私は日本の電気製品の性能はいろいろな理由で世界一だと思っています。」 ということですが、それは現在ではちょっと厳しいですね。私も、90年代はそう思ってました。開発力というか、アイディア、想像力では確かに、日本は今でも優秀ですね。 ただ、電化製品の性能や能力では既に、日本はアジアに劣りつつありますね。まあ、コストを追い求めた結果、日本で売られている家電のほとんどは海外で作った製品を、日本で組み立て売るか、最初から輸入する手法です。(最近、自動車のホンダも海外で低コスト大衆車の生産を始めましたしね) そのため、以前よりMade In Japanや昔言われた「良いものは日本製」というのはないですよ。今の日本企業は、不景気の影響もあり、質より利益に走りつつありますからね。お陰様で、日本製の良さは日本人が思っているほどではないですよ。特にオーディオ機器が深刻で2~3万で一体型コンポ(一体型というのからコンポというのはおかしいですが)がありますが、あれはもう昔から言われてきたコンポという代物ではない。 (ちなみに、海外からの日本メーカー製の評価はもっと低いですよ) Q/なぜ日本製CPUはないのですか? A/Sコン(スーパーコンピュータ)やUコン(ウルトラコンピュータ)向けでは、NECや富士通が生産しています。世界市場でもそこそこの地位です。(NECはまだ確か世界5位に入っていたかな?というぐらい6位に落ちたかも)NECのSXシリーズは有名ですよ。地球シミュレータもこの会社の製品。最近は米クレイと提携してSXの販売をしています。 また、マイコンという家電に使う制御CPUは、NECマイクロデバイスや日立、東芝、シャープなどが製造しています。 しかし、一般のデスクトップPC向けの製品は、既に出荷していません。 ここからは昔話です。 以前は、NECが90年代初め(正確には80年代の中盤から後半で終わったといって良い)まで製造をしており、国民機と呼ばれ、国内で8割の市場シェアを持っていた、PC-9800シリーズに採用していたのです。Vプロセッサは、一時期本家インテルのプロセッサより高速であったことと、技術特許の不正利用を理由に訴えられたこともあります。 それも一つの原因としてNECなどの国内メーカーはこのプロセッサ市場から撤退し、メモリなどの半導体を製造することに注力します。 これによって80年代後半から90年代中盤まで世界でNo1の半導体メーカーに躍り出るまでになるのです。(汎用メモリでは一時期5本指に全て日本のメーカーが揃ったこともあったかな?) その後は、ご存じかな?最近、朝日新聞の朝刊にもありましたけどね。アジアや米国企業が低価格で伸び、日本は半導体から撤退することになる。パソコン用などの汎用メモリ(DRAM)は日立NEC(三菱)のエルピーダのみです。まあ、次世代のMRAMの開発に日本政府と企業は勝負を掛けていますけどね。 Q/半導体とはまた違いますか? A/CPUも半導体です。半導体の中で命令実行ユニットを装備した物をいいます。メモリはデータの記憶と保持を行うものです。後者は、複雑ではなく、規格があり量産が容易で、改良も楽、前者は速くするという点があり、改良は容易ではなく、半導体より長期的な投資が必要。(後述) Q/日本のメーカーが本気でCPUを開発すればすごくいいものができると思うのですが、それは素人考えなのでしょうか? A/だから、地球シミュレータができたわけです。 http://adng.ascii24.com/html.ng/s=ascii24&scd=as24&c=news&adsize=468x60&transactionID=1038722322 完全に、CPUから撤退したわけではなく、付加価値があり、実績がある市場では日本のCPU事業は残ってます。ただ、汎用PC(AT互換機)向けの市場では、もう遅いという点が大きいですね。 今からCPUで食いつくには、リスクが大きすぎるのですよ。 最大手のインテルは、4~6世代先のプロセッサ開発を同時に行い(そのうち2世代先までは、本格的なプロジェクトチーム)、それも1つのプロセッサを4~6世代ではなく、モバイル、デスクトップと最低でも2種類を開発。さらに、CPUとセットになるパソコンの心臓部(チップセット)も同時に2~4種類を数世代同時進行で開発しています。その上、これらのCPUやチップセット、主要周辺機器の相性確認とOSが動作する際の相性確認も年間数億単位の予算で行う。 さらに、市場シェアは、世界の8割。CMもバンバンやってますよね。もちろん、ここは半導体専業です。いわばお金を得る命綱が半導体(CPUなど)なのです。 CPUで世界トップ、フラッシュメモリでも世界一です。 対して、そのライバルのAMDは、CPUなどの半導体専業でフラッシュメモリで世界No2、CPUではインテル互換CPUで世界2位。ここも専業でインテルより開発予算などは少ないですが、やはり何世代か先を見て開発しています。そのAMDさんは、70年代には既に存在し、91年にはインテルの386互換プロセッサを出荷しています。市場で受け入れられるようになるのは、90年代後半で最近やっと1~2割のシェアを獲得した程度。 専業でこの程度です。 こういう市場はいかがでしょう? 日本のパソコンを支えたNECが、ちょっと特別に速い物を作った場合で、もしそれを独自プロセッサとしてAT互換機向けに出荷するなら、市場を1から開拓することになる。開発は1世代先や今の世代で優れた物を出しても意味は無いのですよ。継続的に新しい技術を出荷し、産み続けないと負けます。さらに、価格競争にもさらされます。 新興のトランスメタ社のCrusoeは、当初凄い話題をさらったプロセッサでした。省エネでユニークでしたからね。しかし、遅いと不評を買った。今はだからあまり使われていません。これは、速度をすぐすぐ上げられなかったことが大きい。TM8000はそこで速度を上げてきています。まあ、次の世代も既にこの会社は開発しているでしょう。ここも、専業メーカーです。専業メーカーでも最初は市場に食い込むのは厳しく、安定した顧客を掴むのは、難しいのです。 そのような理由です。 ちなみに、もし日本製のCPUがあれば、必ず日本製を買いますか? 決して買うと断言はできないでしょう。消費者が求めるのは日本製という国やブランドではなく、要は安く、速く、予算と時代に見合った性能をもつプロセッサですからね。 辛口の独断批評でした。 最近、回答にミスが目立つので、もしかするとミスがあるかもしれません。(昨日も他の回答にミスがありましたので・・・)
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- parts
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Q/普通はそういうことは表示していないですか?また、お店で買う時「このCRUSOEは改良型CMSですか?」と聞いていいのか?また、店員はそんなこと知っているのか? A/表示してませんし、店員はたいてい知りません。当然でしょう。何せ、店員は店員で技術者でもなければ、必ずしもパソコンが好きとは限らない、勉強しているとも限らない。売ることがただ仕事なのです。まあ、自分の好みを相手にうまく推奨するのが仕事です。(店員が薦めるものはあくまで店員の好みか、ノルマの関係ですから役に立つ場合もあれば、全くあわない場合もあります) Q/あと、最適化について、使っているうちにだんだん早くなるということですよね?(限界はあるでしょうが)全てのソフトをたくさん使えば全てのソフトが最適化され、早くなる、でいいんでしょうか?それとも、数に制限がありますか? A/早くなります。ただし、CMSはメインメモリの一部を使う仕様で、メインメモリのうち16MBを占有します。これは、VLIW最適化済みキャッシュの一部を残すだけであり、全てのソフトを均等に使っていると、最適化がうまく進みません。あくまで、2~5つぐらいのソフトを頻繁に使う場合には高速になります。 Q/デスクトップより早い?ってことになっちゃうんですかね? A/それは、無いですよ。パソコンはCPUだけでは決まりませんし、CPUだけでもデスクトップは来年のこの時期には、現在の予定で3,6GHz以上(Pentium4もしくはその他の名称5<仮称>かも)の周波数で動作し、メモリとCPUの間をつなぐ回路の周波数は800MHz(現在533/400MHz)に達します。さらに、ディスプレイアダプタ(ビデオカード)もノートより格段に歩を進めます。 そのため、ノートが上回ることはないでしょう。 ただ、形として、電力消費量と発熱を制限したいノートはワンクロック(周波数)辺りの処理能力を高める傾向にあるのに対し、デスクトップは、消費電力と発熱を増やしながら、周波数で速度を上げる傾向にあるというのは確かです。
お礼
なるほど~!!よくわかりました。結論として、改良型CMS搭載CRUSOEを手にいれようと思ったら、運に頼るしかないということですな。トランスメタに問い合わせれば、または買おうとしている、ノートメーカーに問い合わせればわかるのかも知れませんね。元々、ヨドバシとかの店員には多くは期待していませんでしたが・・・w 最適化の説明よく理解できました。非常に納得できました。 やっぱり、デスクより早いってことはないですよね?w一応来年はデスクも買おうと思っているので、さすがにこのNECノート一個じゃ心もとないので・・・多分デスクは安くて高性能がいいので、DELLでいくと思ってます。なんか噂によるとINTELからDELLに供給されるPENTIUMは他に供給されるそれよりデキがいいらしいし・・・。 いろいろ詳しくありがとうございました。大変勉強になりました。 もしお時間があれば、もうひとつ教えていただけませんか?私は日本の電気製品の性能はいろいろな理由で世界一だと思っています。精密機械や自動車でも、日本は機械に強いなぁという印象を漠然と持っています。そこで、疑問なのがなぜ日本製CPUはないのですか?おそらく私が知らないだけであるのでしょうが普及しないのは、なぜなのですか?昔(80年代)日本は半導体でかなり儲けたような気がするのですが、半導体とはまた違いますか?日本のメーカーが本気でCPUを開発すればすごくいいものができると思うのですが、それは素人考えなのでしょうか?
- SLIM
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細かい違いは下でかかれていますので お薦めの物だけ どうも高性能なタイプに惹かれ初めていらっしゃるようですが 最初にB5を選んだいらしたので 使い方は「モバイル」であろうという観点から。 各社の色んなNOTEを触りますが CPUに関して言えば その違いによるバッテリー消耗はほとんど違いません。 同一メーカーの1シリーズでのCPU違い(メーカーorクロック)でも20分も30分も違うものではありません。 #並べて比べたときにわかる程度の差はあります #さすがにSpeedstepの有効無効では違いはでます NOTEでもっともバッテリー消費の差が出るのは液晶の方です。 当然光度を下げていけばバッテリーは持ちますし 15インチ物より12インチの方が消費は少ない。 基本的に移動中の1~2時間という程度の使い方でしたら どのメーカーでも問題ないでしょう。 また、出先で長時間使われるのでしたらセカンドバッテリは必須になります。 購入したときのPCとしての性能よりも セカンドバッテリなどが使える・使えない等の事を考えるとよいかもしれません。 出先でのバッテリー切れ・・・ 出先で充電すればいいじゃないかと言うことをよく聞きますが 実際には充電させてくれる場所もお店少ないし いざというときに探し回らなければならないのはかなり辛い物があります。 モバイル機 バッテリ無ければただの箱。 まずは「いつでも使える状態である」のが最優先。 #使い方次第です 出先でいつも電源がとれるのであれば #その移動中の時間持つ機種であればなんでもOK
お礼
回答いただきましてありがとうございます。なるほど、バッテリーの持ちは重要ですよね。CPUよりも、液晶ですか・・・。確かに、バッテリーがなければただ荷物になってしまいますよね。そうすると、セカンドバッテリーで9.5時間のMURAMASAはやはり素晴らしいような気がしてきました。9.5時間・・・・十分すぎる・・・。
- parts
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Q/CRUSOEのTM5800改良型CMSだとそこそこ早くなると言われますが、具体的にどのぐらいの速さでしょうか? A/全CMSの1,5倍ぐらいの向上でしょう。 Crusoeの説明をもう少ししておきましょう。 通常のPentium3~4、AthlonXP、Duron、Celeronというのは、インテル社が開発したx86*という技術をベースにしています。これは、計算する手法とそれに関する技術ベースの名称で、ソフトウェアの作り、命令方式もこれで決まります。 *正確にはx87<浮動小数点演算装置、数値演算プロセッサ、FPU>とx86<整数演算装置、ALU>と別の作業をする演算回路が一つにまとまった物で、現在はx87演算子はx86に統合されている。プロセッサタイプはCISCで、高級言語をベースとした複雑な命令に強い。現在のプロセッサは内部的にRISCの機構を搭載。 Crusoeは、ハードウェアにはこの手の互換技術は一切使ってません。ハードウェアにはRISCという演算子を用い、単純な命令を高速に処理する技術を使っているのです。そのため、単独では一切x86互換の命令は処理できず、Crusoe単体では、WindowsXPは一切動作させることができません。 そこで、トランスメタはVLIWというソフトウェアで命令をx86に変換する技術を搭載してます。 ここにCrusoeの性能を決める部分があります。ソフトウェアで処理するため、ソフトウェア部分(CMS)を最適化することで処理速度を上げることができます。古いクルーソーのスペックが悪かったのは、そのためです。 ちなみに、Crusoeはそれでも、若干パフォーマンスが低いことから、もう一つ工夫があり、CMSの中に常によく使うアプリケーションプログラミングを登録しています。そのため、よく使うソフトは通常パフォーマンスより数倍速く動作します。ただし、使わないソフトは遅くなります。 Q/DYNA S5のPEN 800MHZよりも遅いですかね?あと、今現在発売されているPCには搭載されていないんですよね? A/速度については上のような状況で、よく使うソフトは最適化され速くなりますよ。後者の質問は、どうでしょうね。これは定かではないですが、たぶんないでしょう。 Q/常に進化しているから待っているときりがなくなりますよね? A/そうですね。ただ、ノートに関して言えば、来年が一つの節目になるでしょうね。TM8000はまだチューニングが初期段階でPentium4-2,4GHzを超える、という情報よりもっと高速に動作する用になるだろうという情報もあります。もし、VLIWのチューニングがもっと進めばまだ早くなるかも知れませんし・・・・Baniasは、ノート専用となりインテルとしては初ですから、これも一つ面白いCPUです。Athlonについては、64bitのインパクトがある。(64ビットイコール速いわけではないです) こういうノートで三者三様で大きく違い特色があるプロセッサを出荷するのは、滅多にないですからね。 ちょっとワクワクしてます。(最近、プロセッサの性能ばかりでこういう革新はなかった物で) 最後に、SS5でも、一応は十分でしょう。ただし、バッテリモードでSpeedstepが動作すると、周波数が下がり速度が自動的に落とされますのでご注意を・・・その時は、若干重いかも・・・(電源の管理でSpeedstepのバッテリモード有無は設定可能です)
お礼
おおお!!すごい!初心者の私には難しい内容ですが、それでもわかりやすく説明して頂いているのでしょう。ありがとうございます。かなり専門的な内容ですね。しつこくつっこんだことをお聞きしたいのですが、例えばカタログ等にその、改良型CMSが搭載されているかどうか、書いてあるのを見たことがないような気がするのですが・・・普通はそういうことは表示していないですか?また、お店で買う時「このCRUSOEは改良型CMSですか?」と聞いていいのか?また、店員はそんなこと知っているのか?改良型とそうでないものと、お話を聞いているとかなり差があるように思い、とても重要なことなんじゃないかと思いました。あと、最適化について、使っているうちにだんだん早くなるということですよね?(限界はあるでしょうが)全てのソフトをたくさん使えば全てのソフトが最適化され、早くなる、でいいんでしょうか?それとも、数に制限がありますか?この機能はネットのクッキーを貯めていく機能と似ていると理解していいのでしょうか?よく見るサイトは早く表示されますよね?一応そう理解していましたが、やや不安です。 「来年が一つの節目になる」というお話、大変ためになりました。そんなことも知らずにノート買おうとしてました・・・。確かに、TM8000はすごいことになりそうですね。BANIASもなるほどって感じです。 お話を聞いている内に、クルソーも悪く無いんだな・・と思い、だったら、ムラマサかリブレットでもいいかな?と思い始めました。 それにしても、TM8000は気になって仕方がありません。もしかして、デスクトップより早い?ってことになっちゃうんですかね?w
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Q/ペンティアム=速い、けどうるさい。CRUSOE=遅い、けど静か。という認識で間違いないでしょうか? A/まず、Pentium4や3はモバイルと名前がありますが、単に、一般のデスクトップ向けをモバイル向けにシフトしただけの派生品です。バッテリモード時にSpeedstepを用い、電圧を下げ、消費電力を低減するモードを装備します。CeleronはそのPentium3&4からSpeedstepを外しキャッシュメモリの少量化した機能を制限した製品です。1,3GHzなら1~1,1GHz前後のPentium3と同等の性能。 Crusoeは、モバイル&家電専用設計のプロセッサです。TM5800の改良型CMS(WindowsXP最適化済み)を用いているPCならプログラムの動作全体はそこそこ高速になります。(これは、来年の1月以降の春新モデルでは使われているはずですが・・・今全機で使われているかどうかは不明)消費電力と処理アルゴリズムがノートとしては理想型系です。 COMDEXで話題をさらったのが、この次世代のTM8000(来年秋以降登場予定)です。1GHz前後でintelのPentium4-2,4GHzを超えるパフォーマンスを発揮すると言うことでCOMDEXで話題を独り占めしました。 ちなみに、インテルは現在PC向けにBaniasという新型プロセッサを開発中。ノート専用で、1,6GHzでPentium4-2,4GHz並の性能、消費電力もPentium4の比ではない。(来年春以降出荷、Pentiumとは別ファミリーとなり、夏~秋以降本格量産予定) 次に、 「初心者でよくわかりませんが多分めちゃめちゃ早いというわけでもなさそうです。」 ということですが、Cerelon-1,3GHzはノート用のプロセッサとしては速い部類ですけどね。パソコンのプロセッサなど速度を求めて最上位のめちゃめちゃ速いというのを選ぶと、4~50万円になります。その割にあっけなく次のモデルチェンジでは、そのクラスが2~30万円台になり、それより幾分高速なプロセッサが、頂点に経つ。そういうものです。後半でも述べますが、目的や今のPCへの不満がはっきりしていないで性能だけを求めるのは避けた方が良いと思いますけどね。 ちなみに、200~300MHz速くなったところで実用体感速度はほとんど変わらないですよ。(画像処理をする場合でAC電源を常に用いるなら別) まあ、その上で考えてください。ちなみに、B5サイズになると、1,3GHz前後で高速な部類です。 Q/CPUで考えると何が一番バランスがいいのでしょうか? A/ノートPCはCPUで考えるとろくな選択ができません。ノートはCPUがいくら良くとも、グラフィックなどが甘くその分コストを削っていたりしますからね。 要は目的を考えて選ばないと後で損をする可能性が高いのがノートです。デスクトップのようにCPUどころか、サウンド、グラフィックスでさえも、オンボードで拡張できませんから、ノートでCPUだけを判断すると金の無駄遣いになりかねませんよ。これは、頭の隅にでも置いておくこをお奨めします。 CPUで考えるなら、BaniasかTM8000が出るのを待つべきでしょう。それ以外は、目的も明記されていませんし、電気屋さんで相談されるかな? Q/低電圧ペンティアムってありますよね?あれってどうなのですか?やっぱり、静か?でしょうか? A/一体何に使うのでしょうかね?低電圧とは単に電圧が低く、最初から若干通常の製品より省エネというだけです。主に、最新プロセッサより周波数の低い製品に用いられます。 ちなみに、騒音ですが、プロセッサ自体の動作では音は出ませんよ。ただ、高い消費電力になり、電圧が上がり、高い周波数になると発熱が大きくなるため、CPUや半導体を冷やす必要が出てきます。そこで、空冷といって暖かい空気を外に逃がし冷たい外気をパソコンの熱に弱い半導体に送るのです。その際に、冷却ファン(パソコン用の換気扇のような物)を使ってパソコンを冷やす際に音が出ます。 この冷却ファンが少なくてすむ構造であれば、音は静かです。低電圧でも煩い製品はありますし、通常の電圧でもある程度静かなものはあります。まあ、デスクトップではないので騒音というほどの音は通常はないですが・・・とにかく静かなものがいいなら、店頭で動作音を確認しましょう。 Q/バッテリー長持ちももっと重要ですよね? A/そうですか?持ち運ぶなら重要ですけど、家で使うならバッテリが持たなくても良いでしょう。 それに、スピードを求めるとバッテリが長持ちする製品は速度が遅い。 Q/今後こういうのが発表になりそう A/AMD社製のモバイルAthlon 64(仮称)開発名は、K8-ClawHammerと言われる名称で、デスクトップ向けがAthlon64の名称で来年出荷、それ以降ノート向けも出荷される予定。一般向けのAT互換パソコン初の64ビットプロセッサとなる。 intel社製Banias(バニアス)プラットフォーム。 大容量キャッシュと高速で低消費電力なプロセッサ技術を採用、ガイザービル3という省エネ技術を採用。Pentium4より速い。ちなみに、既にBaniasの次世代も開発中。 トランスメタ製TM8000プロセッサ。 秋のCOMDEXで発表された256bit-RISC型プロセッサのこと。基本的に、上のプロセッサなどとは互換性がないが、ソフトウェアによるCMS命令という物を使うVLIWで処理をエミュレートする。体感速度は、2倍以上の周波数のPentium4を明らかに上回り、同程度の周波数のBaniasにも勝る場合があるかもというほど・・・ 来年秋に本出荷を開始。 Presscott(プレスコット)は、intelが開発中の次世代プロセッサ。現Pentium4(Northwood)の後継となる。Baniasが全てのノートを置き換えなければ再来年以降のPentium4ノートの次世代はこれになるかも・・・ 凄い物です。ちなみに、10年後のプロセッサの周波数は、デスクトップでは最大10~20GHz、ノートでは6~10GHz以上の製品を目指すとか・・・ ついでに動作指標を言うと、MPEG2の映像処理をするには500~800MHzで動作する、DVDにエラー防止機能無効でエラーなしの書き込みをするなら800MHz以上、MPEG4を再生するなら1GHzとなる。オフィスソフトを動かすなら300MHzもあれば十分、WindowsXPは800MHzぐらいから、WindowsMediaPlayer9(現在β版)は1GHzで推奨動作をする。
お礼
早速の回答ありがとうございます。しかもこれだけ詳しく、かつ初心者の私にもだいたいわかるように書いていただいてありがとうございます。もう少し、詳しく知りたいところがあったのですが、CRUSOEのTM5800改良型CMSだとそこそこ早くなると言われますが、具体的にどのぐらいの速さでしょうか?ちなみに私のNEC CELE1.3Gよりは遅いですよね?DYNA S5のPEN 800MHZよりも遅いですかね?あと、今現在発売されているPCには搭載されていないんですよね?今、実はかなりDYNA S5に傾いています。なんか、うるさくてもいいからイライラしないノートのほうがいいな・・・と、思いはじめました。使い道は、メール、WORD,EXCEL,INTERNET(ニュース、掲示板を眺める程度)。これらを出先で、つまり家、会社以外でやりたい。いわゆるその日の気分で好きな場所で仕事がしたいということなのですが・・・。今、家で使っているNEC A4ノートはたまに、コントロールパネルを開くと、全部変なアイコン(名前がわかりません、四角いやつです。)で1~2秒ぐらいでそれぞれのアイコンになったり。こまめにデフラグとかHDD整理したりはしてますが・・・。なんかたまにウィンドーひらくのに時間かかったりします。そんなに困ってはいないのですが、これ以上遅かったらイライラしそうだなと。今後出る予定のCPUはすごいですね。でも、高いでしょうね。常に進化しているから待っているときりがなくなりますよね?wリブレットぐらいのサイズでもいいんですけどね・・・・CRUSOEどうなの?って感じです。だったら、MURAMASAでもいいかな?と・・・
- Hiyuki
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>ペンティアム=早い、けどうるさい。CRUSOE=遅い、けど静か 間違ってます(^_^;) 現在Pentium(現在は3)には3つあります。 モバイルPentium 低電圧版モバイルPentium 超低電圧版モバイルPentium の3つです。下の2つは電圧、処理速度を低くして、消費電力を抑えられたものです。 クロック数が同じであれば、基本的に同じ性能だと思ってもらっていいです。 音は、 消費電力が大きい=>発熱が大きい=>大容量ファンを必要とする=>うるさい となります。さらに、 消費電力が大きい=>発熱が大きい=>消費電力が大きい=>バッテリーが消耗しやすい とも言えるので、モバイルタイプには、低電圧版や超低電圧版が用いられています。 簡単にいえば、モバイルタイプに搭載されているCPUはそんなにうるさくないと言うことです。 これはPentiumuだろうが、Crusoeだろうが変わりません。あまり気にしなくていいですよ。 処理速度に関してはPentiumのほうがCrusoeよりも早いのでいまでは、Pentiumuを搭載した マシンが多く出回っています。 ですが、モバイルタイプはいまお使いのマシンよりも遅いと考えてください。これは、 処理速度よりも、バッテリーの寿命や、小型化を重要視した結果です。それが不満であれば 大きいのを持ち歩くしかありません。 あと、次世代のモバイルCPU(Banias)がIntelからアナウンスされています。いつ市場に出るか はわかりませんが、いままでの、デスクトップからの改良ではなく、最初からモバイル用として 設計されたものになるようです。暇だったらこんなのもみてみてはどうでしょうか? http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/1129/kaigai01.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/intel/mobile.htm
お礼
素早い回答ありがとうございます。今現在、家で使っているNECのA4 ノートはとてもうるさいので、今度買いたい、外に持ち歩くためのノートは軽くて静かでバッテリー長持ちなのが、欲しかったのです。出来れば、今使っているノートぐらい(たまに遅かったりしますが)動作してくれれば・・・と思っていました。自分で書いていてもかなり無理がある希望かなとは思いますが・・。それにしても、BANIASですか?この名前は聞いたことがありましたが、なんのことかは知りませんでした。しかし、高いんでしょうね。親切な説明ありがとうございました。URLはあとじっくり読ませていただきます。
お礼
いやぁ~凄いですねぇ~。これから、パソコンに深く関わって行きたいと思っている私から見ると、ただ尊敬するしかないですね。読んでいて途中、一体何者なのだ?と思ってしまいました。これだけディープな内容を初心者の私にもわかるように説明していただいて感謝します。 私が日本製贔屓なのは、おそらく海外で生活しているからです。さまざまな粗悪な海外の製品に生活の邪魔をされ続けて、あるときから日本の製品は壊れないし、ユーザーのためを考えてつくっているなぁと実感しました。細かい所が違うのです。例えば、今これを書いているパソコン用に買ったばかりの机は横にぐらぐらと揺れます。日本では考えられない事です。万が一そのようなことがあれば店は返品に、”当然”応じますよね?海外ではありません。だから、車も日本製しか買いません。FORDなんてもってのほかです。こっちで、NECを買いましたが、海外で作っているのでしょうか?キーボードがぺこぺこして打ちにくいです。友達が日本で似たようなNECのノートを買ってきましたが、キーボードが一瞬触っただけでまったくの別物だと感じました。触るだけでなんか、気持ちがいいんです。 海外のものって(特にアメリカ)詐欺みたいな商品が多すぎです。WINDOWS MEってなんだったんですか?詐欺ですよね?毎週のように発見されるセキュリティーホールの欠陥ってなんなんですか?不良品ですよね?OEMって・・・ という理由で日本製CPUはあったらそれ搭載のパソコンを進んで買いたいですね。 ちょっと、愚痴みたいになってしまったので、もうやめときます。本当に詳しくて分かりやすい回答ありがとうございました。