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朝日の報道姿勢に疑問

朝日新聞夕刊1面コラム「素粒子」で、計13人の死刑執行を指揮した鳩山邦夫法相を「死に神」と表現しましたが、朝日のこの姿勢に疑問です。 だいたい、どうして朝日はこんなに無神経なんでしょうか?

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  • tounosu24
  • ベストアンサー率45% (5/11)
回答No.8

 『朝日新聞』がどうのではなく「素粒子」が風刺作品としてどうか、をまず考えるべきだと思います。問題の6月18日は以下の三項目です。  永世名人 羽生新名人。勝利目前、極限までの緊張と集中力からか、駒を持つ手が震え出す凄み。またの名、将棋の神様。  永世死刑執行人 鳩山法相。「自信と責任」に胸を張り、2カ月間隔でゴーサインを出して新記録達成。またの名、死に神。  永世官製談合人 品川局長。完了の税金による、天下りのためのを繰り返して出世栄達。またの名、国民軽侮の疫病神。  いつもの形式ですが「名人・死刑執行人・官製談合人」「神様・死に神・疫病神」をそれぞれかけているんですね。(図書館で)私は死に神の項は最後に読んだのですが、思わず吹き出してしまいました。     「死刑執行人」というような悪口は法相就任時点で当然覚悟のうえでしょう。「死に神」という言葉は物語などには出てきそうですが、抽象的で実際のイメージは湧きません。どちらも「悪口の決まり文句」のようなものです。鳩山さんの個性ではなく職業上の役割を衝いているわけですから、「悪質さ」の程度は低い、と考えます。  例えば死刑制度反対派が法務省へデモをかけたとして、鳩山大臣のお面を付けた人が死に神の格好をして胸に「死刑執行人」の札を付けていてもだれも問題にしないのと同じです。  私が最も問題だと思ったところ、すごいと思ったところは、死刑執行(の数)を「新記録達成」と表現したことです。まるでホームランの記録かなにかのようです。死刑執行という重い行為が鳩山さんにかかると軽く感じられる(ように見せた)、ここに作者の冴えを感じます。  鳩山さんは大臣就任以来、ベルトコンベヤー・アルカイダ・志布志事件など失言続きで軽薄なイメージが定着していました。それに蝶の収集家=標本造りが重なると、「自信と責任」「厳粛」という言葉を連発している割には実は軽い気持ちで死刑執行の署名をしているのではないか、といった印象が拭えませんでした。そこを上手く衝いた死刑反対派の風刺として傑作と言えるのではないか、と私は思います。

その他の回答 (7)

  • tyr134
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回答No.7

他の回答者の方も仰ってますが、コラムと社説と報道記事は性格が別モノです。 報道記事・・・事実を伝える。また同じ文章内で、それに対する評価(新聞社・記者の見解・意見)が書かれることも多い。ただ、大抵は事実>意見という順で記述されるので、見分けるのは簡単。 社説・・・社会の動きなどに対して、新聞社としてどう見ているか、どう思っているかを書く蘭 コラム・・・一般投稿者や新聞社が依頼した執筆者が、個人的な感想を載せる蘭。 大まかにみて、各記事の性格はこんな感じですね。 読者側はそれぞれ読み分ける技術が必要ですね。(これを情報リテラシーと言います。 >だいたい、どうして朝日はこんなに無神経なんでしょうか? 私は、その記事を読んでいませんので記事全体の批評はできませんが、少し軽率な表現だったのかもしれません。 ただ、コラムは他の記事と違って個人の意見が広く発揮される場所でもありますし、そうでないと生き残れないのが昨今の報道界ですね。(表現の自由) といっても、個人や社会を誹謗中傷する記事を載せることはあってはなりませんけど。 この辺りのバランスを保つのが難しいのも、新聞報道の現場でしょうね。 朝日側も取り合えず被害者の家族の会に対しては、「ご批判を厳粛に受け止め、教訓として今後の報道に生かしていきます」と無難なコメントしてますね。 まぁ、これは朝日に限らず他社も不祥事があったときの決まり文句(マニュアル的)ですね。 因みに、鳩山法相は講義したようですね。 産経 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080620/trl0806201109003-n1.htm AFP通信 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2408087/3057920 読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080620-OYT1T00378.htm http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080622k0000m040116000c.html 毎日 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080622k0000m040116000c.html 朝日(Googleキャッシュより) http://209.85.175.104/search?q=cache:SMCkuqFa-gEJ:www.asahi.com/national/update/0620/TKY200806200165.html+%E6%B3%95%E7%9B%B8%E3%80%80%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%80%80%E6%AD%BB%E3%81%AB%E7%A5%9E&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp http://www.asahi.com/national/update/0702/TKY200807020001.html

  • mota_miho
  • ベストアンサー率16% (396/2453)
回答No.6

全国犯罪被害者の会の抗議に対する朝日新聞の回答も不満です。 「批判を厳粛に受け止め、教訓として今後の報道に生かしていく」と抽象的な文言の回答をしたのみで、謝罪したようにはみえません。 (念のためつけ加えておくと、私は朝日新聞のファンです)

  • toy_can
  • ベストアンサー率26% (45/172)
回答No.5

認識が不足している方が多いようですが、 本来は死刑であれば一定期間内に死刑を行うのが法相の仕事です。 今までの人が自分の立場や心情や宗教を理由に、仕事をしていなかっただけ。 政治的な理由だとか人気取りだとか、はたまた通り魔事件に対する見せしめ行為だとかともかくとして、 司法が必要と判断したものを、個人や政治がやりたくないでやらないことの方が問題だと思いませんか? 司法への介入じゃないですか?

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.4

他のマスコミもほとんど批判しません。 テレビ朝日もです。 こうした身内・仲間うちで甘い事をしているので、無神経なコラムが出てしまうのです。 法相も訴える姿勢を見せて欲しい。

  • Vwiyoonn
  • ベストアンサー率35% (162/455)
回答No.3

 あれはコラムであって、狭義の『報道』とは異なった位置づけのものであるという基本的事項に対する理解を欠いている方が多いのではないかと思われます。さもなければ、新聞(に、限らず文章一般)を読むというスキルが己に決定的に欠如しているということの自覚がないまま、引用された断片的な情報に反応して興奮しているだけのことに道義的な正しさを勝手に感じているだけのようにしか感じられません。  もしかしたら、昨今はテレビ欄も新聞に載っているから『報道』と信じてしまう純粋な人が相当数いるのかも知れませんね。  また、鳩山法相の死刑執行数の多さは、政界の大再編を睨んでの人気とりのために(世間的には殺しても…と思っている)人の命を道具に使ったのではないか、との疑いを抱かざるを得ません。それじゃ「死に神」どころか…って気がしますが。  実際、正当に法を執行したのなら、朝日のコラムごときに目くじら立てるだけではなく、感情的に反応した遺族会に対しても、法の執行にあたる最高責任者としては、法相は復讐の代行者ではないことをやんわりといっていて然るべきはずだったのに、それを半ば意図的に怠ったのは、やはり人気とりの道具に人の命(犠牲になられた方と受刑者)とご遺族の感情、そして思考する余裕を失うまでに過剰に情緒的であろうとする世論を使ったのではないか、との疑いを強くしたのですが。  加えて、法相になる以前の言行からは、いートコのボンに産まれたんであんなのでも政治家になれたんだ、以上の評価だけは異常に欲しがっている人物としか見えませんでしたが。──実際、現役の法相がおれの知り合いの知り合いがアルカイダだ、なんていったら普通の国なら即、罷免。さもなきゃ証人喚問かブタ箱ですよ。それでもそうなんなかったのは、単に、あいつまたなんか痛いこといってる、としか周囲がとらなかったからなんです。そんなのがとってつけたように大層なことをいっただけでヒーロー扱いなんですから、ちよっと…だまされやすすぎませんか?

noname#152740
noname#152740
回答No.2

コラムですよね。新聞社としての見解を発表する社説とは違い、筆者が自由に考えたことを、一定の枠で書く欄でしょう。さらに言えば、「まるで死神」という比喩表現であって、現実に死神であるという趣旨ではないでしょう。 鳩山法相の姿勢には、私も疑問を感じないではありません。死刑執行に法務大臣の署名が必要なのは、法学上、「死刑が取り返しのつかない刑罰であることに鑑み、法務大臣に最後の検討を行わせるため」だとされています。鳩山法相が、朝から晩まで訴訟記録を熟読し、その上で執行命令に署名しているのなら、基本的にはそれでいいと思います。ただ、執行人数を考えると、鳩山法相がそのように訴訟記録を熟読しているかには疑問の余地があります。民間人大臣で大臣の職務に専念しているならいざしらず、与党議員として活動しながらですからね。 死刑判決が確定した以上、上記の検討の上で執行すべきと認められれば執行するのはごく当然のことです。しかし、死刑執行された人の中には、再審請求の準備中であって、法相もこれを知っていた人が含まれています。再審請求自体に執行を止める力がないとはいえ、再審請求には準備の期間が必要であることを考えると、いかがなものかと思いました。 死刑執行自体が非難されるのはおかしい。しかし在任期間に比してあの人数の多さは、記録を精査する時間を考えると疑問の余地がある。これが法を学んできた私の考えです。

  • Roman0
  • ベストアンサー率18% (118/628)
回答No.1

 サヨクだからです。  下記参照。 http://www9.big.or.jp/~cumy/cgi/list.cgi?number=sayoku