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技力のつけ方
私はそれなりにパソコンを使えて、それなりに高度な技術のいることもできるのですが 前、友達がワープロで打ったであろう文書を見ると、すごく見やすくて驚きました。 その友達はそんなにパソコンを使っていないのに、こんなに見やすい文書が作れるなんてすごいと思いました。 話は少し変わりますが、私はあまり技力がありません その証拠に実技教科で5がありません なので 1:社会に出たとき困らないため 2:見やすい文書を作るため などのために、いろいろな技力をつけたいと思うのですが どうしたらいいのでしょうか?? 教えてください
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パソコンを使いこなす技術はもうかなりのレベルにある、だが、見やすさといったことではなにかが足りない・・・。 見やすい文書を作成する技法だとかコツといったものはおそらく数限りなくあるでしょうから、お友だちがどのような技法だとかコツを駆使しているのかは分りません。 ですが、このご質問をわたくしなりに解釈してお答えするとしたら、あと足りないものは相手さん、つまりあなたが作成した文書を読む人たちへの「思いやり」と、そのための「細かな心配り」だと言えると思います。 まずなによりも大切なことは文章そのものが読みやすく分かりやすいこと。書きたいことを、さらに簡潔で、しかもさらに分りやすい文章に出来ないかと考え直すことからそれは始まります。書いている途中でも、書き終わった時点でもまだまだ手を入れるチャンスはあります。必要なことが書き込まれているか、その順序はそれでいいか、無くてもいい余計な言葉やフレーズはないか、付け足したほうがいい言葉はないか・・・などと。 こんなことを考えながら、フレーズをそっくり前後に入れ替えてみたり、句読点を追加したり、適当なところで思い切って行を替えたり、漢字をわざとカナに変えたり、熟語の途中で行を替えないように気をつけたりと、こうしたちょっとしたことに心配りするだけでも相手さんはとても読みやすく感じるものですし、ひいてはあなた自身の知性も高く評価されることになるでしょう。 あとは紙面の上での技法、上下左右の余裕、フォントの種類と級数、行間、文字間隔、ワープロよりもさらに自由度の高いパソコンのこうした機能をフルに活用しながら、なにをどの程度に手を入れたらさらに読みやすくなるかと、いつも心配りをしているクセをつけることです。 そして最後に・・・、よく出来た文書はちょっと眺めただけでもある種の美しさがあるものです。ですからわたくしなどは、書き込んだ文章はあとからかならず、ひとつのレイアウトとしてのバランスといった視点で眺めることにしています。 文章のブロックとその次の文章のブロック、そこには往々にして単に設定した行間だけではあまりにも唐突で満足できないことも多々あります。そんな場合、その部分だけ行間を広げたり狭めたりしますが、多くの場合、わざわざ固定値3~7といったわずかな空白の行を挟み込んで、上下の文章のブロックをバランスの上で満足できる程度に気持ち離すなどといったこともします。たったそれだけの手間でも、紙の上にレイアウトされた文章のブロックは一段と読みやすくなりますし、しかもある美しさを見せるようになるものです。 こうしたすべてのこと、それは結局、「読みやすさ」といった大前提のもとに「こうしてやろう」と思い立つことから始まるものです。そして「こうしてやろう」と思い立つことそのものが、世によく言われるいわゆるセンス(感性)というものなのです。 読みやすく美しい文章、そして見るからに美しいレイアウト、そうしたものは結局、相手さんに「気持ちよく読んでもらうためにこうしてやろう」という「気持ち」から出るもの。ですから、その気持ちさえ失わなければ、センスはどんどん優れたものに磨かれていくと思います。(デザイナー)