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高いキーの歌が歌えない…
ラルクやGLAYやレミオロメンが好きで、カラオケに行って歌いたいのですが、音が高すぎてまったく歌えなくて困ってます…。 大学時代に合唱をしていたので、ある程度音感はあるかなと思います。 バリトンだったので、高音域がでないんです。 ポピュラーな曲でいえば、SMAPの「世界に一つだけの花」やORANGE RANGEの「花」が自分の音域にぎりぎり納まっているくらいです。 たとえばGLAY「HOWEVER」に挑戦できたり、「誘惑」を普通に歌えるくらいになれたらいいのにな…と思うのですが、 訓練すれば可能でしょうか??
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混声合唱のトップテナーです。 低い音の出し方は練習したことがないので、話半分で読んでください。 低音男性は、のどで声をつくり、それを胸に響かせて音量を増やします。それに対し、高音男性や女性は、のどで声をつくり、それを頭に響かせるのです。胸を響かせる技は使いません。 腹式呼吸と発声法の基本は出来ているものと想定すると、空気をめいっぱい吸い込み、腹筋の力でその状態を維持したまま歌うことで、のどへの負担を減らし、高音を出しやすくなります。 声を頭に響かせるには、まず鼻から響かせるというのがよくあるセオリーで、家にいるときにでも羊になったつもりで鼻を響かせ、メ~メ~言っていれば、それだけでトレーニングになります。ただし、当然、鼻声になります。鼻が響くようになったら、響くポイントをさらに上げ、おでこを響かせます。おでこまできたら、いよいよ、空気が背中側から頭の後ろ側を通って上に抜けているイメージで流れをコントロールするようにしましょう。これが出来るようになると、「自分が歌っている」のではなく、「頭の上の空間が勝手に音を出している」という感覚に到達します。ここまできたら、高音部の出し方としては、完成度が高いという状態になり、鼻声も解消されています。 また、曲選びも重要で、一番高いところがイ母音の曲は避けるべきです。どうやっても、のどをしぼり、「キ~!」という感じの発声になってしまう傾向があるからです。 人間、もち声には限界があり、どうやっても昨今のPOPSなどの高さで歌える人は少ないのです。表声からファルセットーネ(半裏声)への移行を、ほとんど違和感なしにやってのけるという技も有効でしょう。古い話になりますが、KATSUMIがこの技を使っています。日本人離れしたラテン的な歌い方をする歌手で、地声はかなり低いものと思われます。ポイントは、高音に行けば行くほど、のどをしぼるのではなく、逆にのどを開けてゆき、腹筋からの空気の流れをコントロールするイメージで歌うことだと思います。 それにしても、「千の風になって」は妙な歌ですね。テナー歌手が歌っているという触れ込みですが、あれはバリトンの領域だと思います。私には低すぎて歌えません。
お礼
テナーの発声法について詳しく知らなかったので、とても参考になりました!! 練習やってみますね、ありがとうございます(^O^)