おはようございます。
途中ブランクはありますが羽球を15年ほどやってきた経験者です。
私は都道府県大会でベスト16が最高位なので公認主審の審判は何度かしか受けた事がありません。ただ自分が審判講習を受けた内容と全市大会レベルで主審をする時・受ける時の経験をあわせて書いてみます。
基本的にサーバー・レシーバーともサービス動作を開始する前に明らかな静止時間を取らなくてはいけません。ルールには定められていませんがサービス動作の開始・レシーブ体勢準備の可否を明らかにするために求められる行為です。
ちなみにサービスとは「それぞれのプレーヤーの態勢が整った後、サーバーのラケットヘッドの前方への初めての動きがサービスの始まりである。」そして「サービスは、いったん始められると、シャトルがサーバーのラケットで打たれるか、サーブしようとしてシャトルを打ちそこなったときに終了する。」とあります。ですからレシーバーの体勢が整っていない状態でサービスに入ると「レット」になったりレシーバーの遅滞行為とみなされるのでレシーバーはレシーブ態勢を取りました、というアピールが必要となります。
そして両者の態勢が整いサーブするためにラケットが動き出したらサービス動作の開始とみなされます。
その動作中サーバー・レシーバーとも最も厳しく言われるのは足のフォルトです。まず足裏が浮いてはいけません。また接地していてもずらしてはいけません。これは浮いたか浮かないかを明確に出来ないため同じく罰則はありませんが注意されます。
これらの制限はサービス体勢が整ってからラケットが羽に向かって動き出し羽が面に当るまで(サービス動作中)の間適用されます。
以上の事から厳密に言うとサーバーがラケットを羽に向かって動かし出した時点でレシーバーの身体は動いてよく、面に当った瞬間から足をコートから離してよい事になりますが、ラケットを羽に向かって動かしだして当てるまでの時間はダブルスで0.2~5秒程度、シングルスでも1秒あるかないかなので実質は「相手が打つまで静止」という事になるでしょう。
その1秒に満たない時間を詰めようとすると主審の目にはフォルトに写ります。
ということで質問に応じて平たく言うとサーバーがラケットを羽に当てるまでは動かないつもりでいてください。
主審も人間ですからルールの解釈や判断基準に若干の差があります。プレーヤーは「紳士的に、かつ明確に」を心がける必要があるでしょう。
というところでしょうか。
お礼
補足説明ありがとうございました。ようやく疑問が解決しました。ありがとうございました。