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タケプロン
タケプロン(15)(30)の投薬基準教えて下さい 胃潰瘍・十二指腸潰瘍・逆流性食道炎・・・ 何日まで・傷病名は必要・・・等など
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- 川原 文月(@bungetsu)
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回答No.1
こんにちは。 私は25年あまり病院の事務長をしていました。 医事も当然勉強してきました。 さて、お尋ねの「タケプロン」ですが、 まず、タケプロンの投与には、レセプトに開始年月日を記入しなければなりません。 胃・十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群 1日1回30mgを経口投与。胃潰瘍、吻合部潰瘍は8週間まで。 十二指腸潰瘍は6週間まで。 逆流性食道炎 1日1回30mgを経口投与。投与は8週間まで。 その後も、どうしても投与が必要な時は、 「再発、再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法」という病名にする。 1日1回15mgを経口投与。効果不十分であれば1日1回30mgまで可能。 ※期間を過ぎての投与には、「再発、再燃を繰り返す・・・」の病名が「絶対的に必要」です。これが無いと、基金や連合会は仮に通ったとしても、保険者点検でカットされる場合が多いです。 保険者も最近は、業者を入れて、長期患者のレセプトは、並列点検・・・何ヶ月かを並べて点検をします。 私の友人に、レセプト点検を請け負う会社の人がいました。その人とは数ヶ月に1回くらい呑みに行き、私は、実情を手に入れていました。 特殊な使い方としては、 ヘリコバクター・ピロリの除菌補助 1回30mgでアモキシシリン1回750mg、クラリスロマイシン1回200mgの3剤を必ず併用して1日2回、7日間経口投与。 クラリスロマイシンは必要なら適宜増量可。ただし、1回400mgを1日2回とする。
お礼
bungetsuさん、詳しい解説ありがとうございました。 投与日数制限のある薬なので、必要な病名(コメント)そこがあいまいだったので助かりました。 う~ん レセ点関係者ですか、心強いOR興味深い 感じがしますね。