ドル防衛政策として関税を引き下げるkennedyround

質問

ドル防衛政策として関税を引き下げるkennedyroundを行ったとききましたが、なんでドルを防衛するために関税を引き下げるんですか？
外国からの輸入を防止するには、むしる関税を引き上げなくてはいけないのではないですか？

外国人なので日本語が変でしたが・・

教えてください！

回答No.1

tanuki4u

EECの発展拡大に対する対策がケネディラウンドの主目的だと思います。
つまり、EECがアメリカを排除した形で、独自経済圏を作るのを阻止するために、アメリカがEECの経済に入り込める、つまりアメリカの製品を輸出EECの欧州経済圏にできるように、各国の関税を低くしようというのがケネディラウンドの主目的。
ドル防衛というのは、ベトナム戦争（60年代後半以降）の戦費拡大によるドルの弱体化対策なので、まだドルが素直に強かった60年代前半のケネディラウンド時代には話題になっていないはずです。