- ベストアンサー
世の中の流れがよく理解できません。教えてください。
かっこいい文章で質問をしようと思ったのですが 嘘っぽくなるので正直な言葉で質問します。 世の中に興味があって本やニュースは耳にしているけれど 読むもの見るものによって内容が違って本当のところがよくわかりません。 立場によって意見は違うのは分かるのですが、 それでもあえてお聞きしたいのです。 いくつか質問します。 1つでもかまいませんので、読まれた方の考えを教えてくださると嬉しいです。 1)小泉さんってやけに人気でしたが(今も人気?)、アメリカに良い顔ばかりして日本の立場を悪くしただけのような気がするのですが。メディアの使い方のうまさが人気につながっていると思うですが。 2)大統領選のニュースをみているとオバマ支持っぽい立場をよく見掛けるのですが、オバマは日本との外交にあまり積極的ではなかったような覚えがあります。日本にとって立場が悪くなりそうな人を支持しているの??なんで盛り上がってるの??と不思議です。 3)民主党が何も考えずに与党の案を反対して潰すから政治が混乱していると思うのですが(4月のガソリン税の混乱も民主党が原因と思うのですが)、なぜ地方の補欠選挙(?)では民主党が勝ったりするのでしょうか?みんな民主党が正義で期待しているのでしょうか?不思議です。 4)今度は環境問題ですが、地球を悪くしてるのは人間のせいなのですか?氷期・間氷期と地球は動いていますし、地球の環境に大きな影響を与えるのは太陽だと思います。地球の必然だった変化に人間の生活が対応できなくなったから(水没する地域ができてきたとか、湖がなくなったとか。そしてそこに暮らす人達を守らなければ、と)どちらかというと人間のエゴのために地球を守ろうとか言い出しているような気がします。私の知らないことがあるのでしょうか。 こんなことをテレビを見ながら感じているのですが 聞く人も教えてくれる人もいないし、困っています。 私はいつも難しいことを考えて世の中を憂いているわけではありません。 話題があるときゃーっと群がるおばちゃんくらいに思ってください。 ドラマ「チェンジ」の言葉を借ります。 小学5年生にでもわかる言葉でお願いします
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
テレビを見て世の中の流れがわからないのは、実はそのとおりです。 基本的にテレビ番組は視聴率重視で、正しいことをわかりやすく伝えることよりも、見た目の派手さやパフォーマンスを重視します。 また、もう一つの問題は、本来なら中立であるべきマスコミが、自分たちの政治的な意見を、番組を通じて視聴者に訴えていることです。 ときおりボロを出して他のメディアから非難されることもありますが、たいていは巧妙な手段でもって、番組の中に自分たちの意見を織り交ぜています。 よって、マスコミの意図を見抜く眼力を視聴者がもっていない限り、見た目の派手さに迷わされ、さらにテレビ局の政治的意見に翻弄されるため、政治って何なのということが、わかりにくくなっているのです。 じゃあテレビ番組は全部ダメかというと、若干の例外はあります。 その代表が、NHKの『週刊こどもニュース』です。 子供向け番組だからといって、馬鹿にはできません。 むしろ、子供は大人のように誤魔化しが効かないため、懇切丁寧な番組作りとなっています。 直接番組を見れなくても、HPを見るだけでかなりの勉強になります。 参考:『NHK週刊こどもニュース』 http://www.nhk.or.jp/kdns/ ※「これまでに放送した内容」をクリックし、「今週の大ハテナ」を読んでください。 さて、前置きが長くなりましたが、質問に回答します。 1) 小泉さんはマスコミを使う達人でした。難しいことはあれこれ言わず、短い言葉で国民にメッセージを送りました。 「改革には痛みが伴う」、「構造改革なくして成長なし」、「民間にできることは民間に」などです。 アメリカに良い顔をした理由は、中国とケンカするためです。 小泉首相在任中、中国はあの手この手で日本を揺さぶりました。 外交を通じたり、国内の反小泉勢力を使うなどです。 国内での戦いはマスコミを通じて反小泉勢力を抵抗勢力と位置付けて動きを封じ、最終的には郵政選挙ですべて撃破しました。 外交面では、軍事大国中国に対抗するため、日米同盟を強化する戦略をとりました。 結果として、ブッシュ・小泉のペアは中国の封じ込めに成功し、中国は反日外交の転換を模索するようになりました。(成果が実ったのは、小泉後の安倍政権でしたが) 2) 日本のマスコミの基本的スタンスは、リベラルです。 そのため保守の政党には、反対するスタンスで番組や紙面作りをします。 アメリカの場合、保守は共和党で、リベラルは民主党です。 よって、アメリカ大統領選挙でも、保守の報道は最小限に控えて、リベラルの民主党の報道を大々的に流すのです。 ここには日本の国益どうこうという考えは、まったくありません。 自分たちに都合がよければ、それでいいのです。 4) 環境問題、特に二酸化炭素削減問題は学術的に議論する段階から、政治的段階に突入しています。 地球は、数百年の単位で見れば、放っておいても勝手に暖かくなったり寒くなったりするのですが、既に国家間の権益を争う段階に入っているので、そういう正論はどうでもよくなっているのです。 また困ったことに、環境問題は全て善であるという刷り込みがマスコミ関係者にされているようで、環境に関わることであれば正しかろうが間違っていようが、大々的に報道されているのが実情です。
お礼
回答ありがとうございます! 各テレビ局によって立場を明確にしており(朝日、TBSあたりに感じます)、視聴者は自分が同調できる番組を選ぶものなのかな?と考えていました。基本中立であるべきなのですね。 NHK!納得です。 こどもニュースというタイトル自体が私向けの気がします(笑) 情報ありがとうございます。 さて 1 アメリカに寄っていたのにはそういった意味があったのですね!中国封じ込めでしたか。どうしてそこまでアメリカに媚びを売るの?とうんざりしていましたが、そういった見方をしたことがありませんでした。知りませんでした。そうすると今の状況は中国によって喜ばしいことになっているのですね。 分かりやすい言葉でというのは、確かにありましたね。伝えたいことを標語のようにしたり。ああいった首相も今思えば珍しかったですね。結果的に心に残りましたから上手い方法なのでしょうね。 元小泉首相の見方が変わりました。 2 納得いくお話です。流れてくるものをそのまま世の中の声と思ってはいけませんね。扱いで世の中の関心レベルも計っていました。 4 正論はどうでもよくなっている・・そうですか。 全てが善であるというのは感じます。それが気持ち悪くて素直に「環境に良い取り組み」を受け入れられないでいます。両方をバランス良く伝えるメディアが合っても良いと思うのですが。 政治にもっと興味・関心を!とか言いますが、興味をもっていてもどうしたら今を理解できるか困っている人は多いと思うんですよね。下手に触れるとそっちの考えに流されそうで動けない人とか(私みたいに)。 テレビで情報操作をされているではなく、普通の方のなんの策略もない意見が聞かせていただけて嬉しいです。とても勉強になります。 ありがとうございました。