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2次創作本について。
ある野球漫画にはまってしまったんですけど、(ずっと前に)それで、どうしても2次創作本を出したいのですが、2次創作の本ってどう売るのでしょうか?また、原作者にいわなくてもできるのですか? もしも原作者に許可を取らないといけないとき、どうすればよいのでしょうか?
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>もしも原作者に許可を取らないといけないとき、どうすればよいのでしょうか? まず、それは無理でしょう。 個人で、著作権の許可を取るのは至難の技です。 二次創作といえば、同人誌でしょうか? まず、その野球漫画の出版社とかのHPに、「著作権について」という項目が有ると思いますので、そちらでお調べください。 同人誌に関しては、法はグレーゾーンで、なんとも言えません。 しかし‥‥著作権どうのうこうのと言われながら、同人誌には宣伝効果もあるので、目を瞑ってくれているのが大半です。 そんなに、心配なさらなくても良いと思いますが、やらない方が良いのはいくつかあります。 ・18禁 原作のイメージを壊す事から ・同一性を保持する事。『同一性保持権』というのが有り、同人誌や二次創作物を作成する場合、同一性を保持しなければならないという決まりがあります。 つまり、野球漫画の同人誌を作る場合に置き換えると、 原作では左バッターのA君が、二次創作では右バッター。 原作では○チームのB君が、二次創作では△チーム。 A君は実は魔法使いで、しかも妖怪で女だった ←極端な例(笑)。 というふうに、原作とはありえない設定を作る事は禁止されています。 知ってか知らずか、これを無視した同人誌は沢山ありますが、法の事を気にするなら、避けたほうが良いでしょう。 この保持権を無視しなければ、同人誌は作成しても特に問題は無いと思いますが、やはり中には、厳しい所もあるので、一度その漫画の出版社が自身の著作物に対してどういう扱いをしているかを知ったり、それでも心配だったら、一度メールをしてみるのも良いでしょう。問い合わせは電話でなくメールで(文書・証拠が残る為。電話だと、言った言わないの論争になった時、不利です)。 ただし、あくまでも「問い合わせ」に留めたほうが良いです。個人で許可を取るのは、先述しましたとおり、難しいと思います。
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- mocoinco2
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二次創作の形は多岐に渡ります。 飽くまで本(同人誌)という媒体を選択したいという質問者の意図を尊重して回答します。 ※ホームページやブログでの発信と併用している創作者が多いことも付記して置きます。 ■同人誌は先の回答にあるように、著作権が親告権であることで維持されているグレーゾーンの存在です。基本的には、原作者や出版社その他もろもろの他者に迷惑を掛けないように、作成・頒布するのが原則です。 ■作家の中には同人誌に嫌悪感を持っている方も居ます。原作者、出版社に自分が作成した本を贈るのは、同人業界の暗黙のルールでやってはいけないことになっているようです。 ■二次創作の本という記述から感じた杞憂ですが、そういった本が取り扱われている即売会と呼ばれるイベントに参加(一般参加)したことはありますか?ゼロから同人誌を売る場合、幾つか方法がありますが、即売会にサークル参加することが一番ベターな選択でありお勧めです。そしてイベントに一般参加せずにいきなりサークル参加することはお勧めしません。参加する場合は、イベントの公式サイトの注意書きをよく読み、参加経験が無い場合はその他の同人イベントについての諸注意を纏めたサイトなどを確認してください。 ■即売会 オールジャンルの即売会、もしくは、その野球漫画を取り扱っているオンリーイベント(タイトル名と「即売会」といったキーワードで検索してみてください。個人単位で企画しているイベントのため存在していない場合もあります)のホームページで、サークル参加の参加要領に則って参加申し込みをします。落選しなければ、会場内の長机半分程度のエリアで本を頒布する権利が得られますので、即売会当日自分や友人を売り子にして、直接一般参加者と本とお金のやり取りをします。良くも悪くも自分の実力が解りますが、その場で感想を言ってもらえることもあります。また、同じ話題での友人を作れることもある同人社交界でもあります。 オールジャンルイベントの場合、書き手の性別が偏っていることがあるので、事前にリサーチをしたほうが懸命です。 ■同人誌を扱っている書店へ委託 書店のホームページの該当ページに則って、委託申込書を用意し、郵送します。3ヶ月程度で売れなかった在庫が返却されます。即売会の後、委託するという形が一般的のようです。一般的にコピー本は取り扱ってもらえません。中身を見ずに表紙か作家名を見て売買されることが多いため、実績主義的な部分が特化されます。即売会での値段感覚がないと委託申込書を書くだけで苦労する可能性があります。 ■通信販売 自分の発行する本と連絡先(ホームページならメールアドレス、ペーパーなら住所)、通販手順をホームページ、ペーパー、専門誌などで発信し、買い手から連絡が着たら、料金を受け取り、自分で梱包し、発送する方法です。上記の書店委託をするほどの規模ではない小さなサークルがイベントに来れなかった方へサービスで行っているもの、インターネット普及前の地方の同人ネットワーク上で行われているものが継続しているものがあります。個人情報の管理や料金をやり取りするときの手段、手数料、送料など問題もあり、注意が必要です。お金のやり取りは、定額小為替、銀行口座振込みなどがあります。完全に自分の力のみで宣伝するため、これひとつでやるには宣伝力のほうにも力を入れる必要があります。個人的な見解では、宣伝への努力と本への問い合わせ数は釣り合わないと思うので、やはり即売会を補完するものという位置付けが濃厚です。 ■前述すべてに必要なもの 本を作る資金(コピー本で5000円前後~。印刷所に依頼する場合5万前後~) 作った本の在庫を保管することができるスペース ■同人の世界はすべて自己責任です。原作が好きな気持ちと、同じ原作を好きな方を不快にさせない思いやりをもって、楽しむために行ってください。
お礼
お答えいただき、本当に助かりました。 ありがとうございました。
- bardfish
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二次創作物で最近大きな話題になったのが「初音ミク」です。 一枚のパッケージイラストから二次創作イラストが多数ネットに投稿され、そのイラストと自作・コピーした楽曲とを合わせて動画投稿サイトで公開されました。これも二次創作物であり、有名になったオリジナル楽曲は着メロ配信サイトで有料配信されたりCD販売されたりしています。 この場合は、「初音ミク」の開発・販売元が明確なガイドラインを提示し、二次創作活動をほぼ容認した形になっています。 二次創作物の同人誌については黙認されているのが現状。 有名サークルの同人誌では原作者の公認をもらっているところもあると聞いたことがあります。 同人・二次創作活動を許していない原作者であればその方の考えを尊重して二次創作物の販売を控えるのがファンの心得。
お礼
はい。わかりました。 気をつけます。ありがとうございました。
お礼
はい。きをつけます。 こんなものにお答えいただき、ありだとうございました。