こんばんは。
私も日本で文化財修復をしている者です。
海外で、やはりサクラダファミリアや、教会などのような世界的な建築物の修復に携わりたいという夢を持ち続けていますよ。
そんな業界にいるので、知り合いから聞いた話ですが、勉強というのも手段ですが、まずはヨーロッパで実際に修復を手掛けている工房で修行を積んではいかがでしょうか。3年もいれば、どこかの修復に携わることができます。
修復学を学ぶのは、範囲が広すぎます。
手掛けたいだけならば、やはりこの方法が手っ取り早いと思います。
しかし、若いうちしか通用しません。
専門的に独立も踏まえてやりたいのであれば、やはりヨーロッパのアカデミー修復学科を卒業しなくては相手にされないでしょうし、修復学科を卒業して日本で営んでいる仲間も、やはりその専門知識を奮えていないのが現状です。文化が違いますので。
本気でやりたいのであれば、まずは現地の工房に乗り込むことをお勧めします。それが、生活できる賃金レベルであるかということは、この回答ではなんとも申し上げられませんので、向こうでアカデミーに通うということも視野に入れながらご自身でご判断を。
また、それだけになってしまうと、日本に戻っても、おそらく発揮できる修復対象がないと思いますので、そのまま世界で活躍することになるでしょう。
と偉そうにいう私も、現地ではなく、日本で仕事をしていますが、将来は日本の修復チームとしてヨーロッパの世界遺産クラスへ派遣される夢を持っています。そのために、今は先ず経験を積むこと、実績を作ること、人脈を広めることに努力をしています。
このアドバイスと違うのは、私は既に日本での経験を長年積んでおり、生業としても続けているからです。今からヨーロッパで勉強する気は全くありません。
お礼
回答ありがとうございます! やはり具体的に決めていかないといけないですよね。 語学のことも含めもっと検討してみます。 ありがとうございました